紙の本
魚住くんシリーズ3冊目。
2015/09/26 09:50
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投稿者:さと - この投稿者のレビュー一覧を見る
さちという少女との出会いと別れ。
魚住に隠されていた過去の出来事など・・・。
3作品目は、前作品までとは、少し異なるストーリー展開となっておりました。
読み進めていくうちに、所々、心が苦しくなる様な話が多く、少し重い雰囲気が続く印象を持ちました。
本書の最後では、久留米と魚住の恋の進展があり、少しのハッピーエンドで終わっていたのが、せめてもの救いだったと思います。
次回作では、明るい未来が訪れる展開になることを期待しつつ、読み進めていこうと思います。
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心待ちにしてた作品、第三弾。
終始、涙腺崩壊の場面があり、ティッシュが手放せなかった…
徐々に魚住が人並みの感覚を持ち始め、久留米も少しずつ変わっていくのが分かり、嬉しく、もどかしかった。
かわいいな、魚住くん。
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失いたくないなら、自分が先に消えればいい。そういう魚住くんの危うさとか…。始めて幸福を知ったから失う痛みが分かる。
読み継がれているのが分かる気がする。
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魚住君シリーズ第三弾。
今回は人の死について触れていて、涙もろい私はついつい泣きながら読んでしまった。
切なくなってしまった。魚住君も涙を流せてよかった。
泣くって大事だよなと読みながら思った。
そして今回の最後。
あー久留米!なにしちゃってくれているの。
続きが余計気になっちゃうじゃないの!
と思いつつ続きが3月に発売予定らしいのでそれを楽しみに待とうと思います。
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内容を知っていても落涙を堪えることはむずかしい。たった一ヶ月の交流が10年の付き合いに勝ることが少なくないとわたしたちは知っているし、魚住とさちのが不器用なやり取りを交わすその姿に、細胞が流れる音を聴いたはずだ。帯に銘打たれた“シリーズ最大の衝撃”ということばには何の間違いもないが、この衝撃とやらを、読者は何度味わったことだろう。与えたかったさちの、拒絶された久留米、恐怖に負けそうになった魚住、しかと届くことばを放ったマリ、彼らを生かす料理を作り続けるサリーム。紙の上で彼らが生きていることが、衝撃だった。
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待ちに待ったシリーズ3冊目。
読みだしたら止まらず、半日で読み切りました。
読んでいて泣きそうになった。
魚住が、久留米のことをどれだけ大切に思っているのかが伝わってきて、とても愛おしく思えた。
最後にはドキドキするシーンもあったし、次も楽しみで仕方ない!!
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2巻3巻何時間かで一気読み。
昨日は1巻一気読み。
ここまでハマった本、久しぶり。
とにかく泣ける巻だった。
だけど最後はほんわかする。
いやーーいい!!!
4巻まで出てるのね!早く買わなきゃ!
明日!朝イチで買おう。
5巻まで出るみたい。
明日読み終わっちゃった時の喪失感はんぱないんだろうなあ
読みたいような読みたくないような
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魚住が決定的に人間性を取り戻す切っ掛けとなった出来事が、“さちの”ちゃんの死であったのは、どうにも辛すぎる。そんな事がなくても、穏やかに久留米と人生を育んでいけたら良かったのにな、とも思う。魚住自身は意識していないかもしれないけど、魚住を取り巻く友人達は滅多にない最強の布陣だと思う。
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シリーズ最大の衝撃、と帯にあって、てっきり帯にあったセリフのことだと思ってたら思わぬ方向から衝撃を受けた。
まさかあんな事態が待ってるとは…
魚住が天使の格好をしたりさちのちゃんと久留米たちと遊園地に行ったりするほのぼのさから一転、急にどん底に突き落とされる感覚がもう、魚住の心理描写にもくっきりと出ていて心が痛かった。
あんなに事故シーンを読むのが辛かったことはない…
事故を見るとスローモーションみたいにゆっくりに見える、と聞くが、それが文章で丁寧に表現されていて生々しかった。
それだけでも衝撃なのに、まさかの自殺未遂。
リストカットなどの描写がたいそう苦手なので、あそこまできっちり描写されるとすごく辛かった。
血とかダメな人は読むのに勇気がいるシーン。なのに、そこに魚住の痛い、という感覚がないのが魚住がいかに病んでいるかを表していていたたまれなかった。
読むのが辛いけど、こういうことを丁寧に描いてくれる本はとても好きなので嬉しい。
しかし久留米も泣くんだなと思ってしまった…ごめん久留米…
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魚住くんシリーズ第3弾。 シリーズ最大の衝撃というだけはある。 やっと心を取り戻し始めた魚住くん。 そんな彼の前に、過去の魚住くんを思わせるような少女が現れる。 「僕のお母さんになってくれませんか?」 独特の感性で繋がる2人だが、少女は魚住くんの目の前で事故死してしまう。 今まで幾度となく出会ってきたであろう死。 しかし、心を取り戻し始めた魚住くんにとっては大きな大きな「死」となった。 展開が早くて読む手が止まらなかった。 魚住くんの何も感じないところがよかったのに…と思っていたけど、色々な感情を得たからこその辛さがある、とわかった。 BLという一言でくくれる作品ではない。 大切な人を失うというのはどういうことなのか、それを考えさせてくれる作品。
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生きているだけで特別とか、奇跡とか、安っぽい言葉かもしれないけど、これを読んだあとには大切な人といれることに感謝したくなる。
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去年の10月にも読んでいるのだが、なぜかレビューを書いていない。泣いたのに。
そして今回もまたこらえきれず泣いてしまった。1年越しの再読で泣くってなかなかないのではと思う。
おそらく前回は早く続きを読みたくてレビューどころじゃなかったのかな!と思うので改めてレビュー。
途中薄々嫌な予感はしたけれど、なかなか残酷で、とにかく痛々しくて、でも非常に現実味を帯びた描写。
魚住に久留米がいて本当に良かった、と心から思える話だった。
そしていわゆるBL作品なのだが、読んでいると男同士とか関係なく、この2人の恋愛が羨ましく思えた。あまり小説を読んで思ったことはないのだが、なんというか、こんな恋愛をしたいなぁと思う。そんな相手、いないけれどね……
あと2冊……実は最終巻を読めていない(もったいなくて)ため、ハッピーエンドでこのまま終わって欲しいものだ
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買ったのはけっこう前だけど楽しみでとっておいた!
冬っぽい表紙だし今かな!と思って読んだ!
なんか、知ってたけど、BLってタグでいいのか悩むほどけっこうテーマが重い・・
でもジャンルはBLだと思う
イチャイチャパート以外も重いけど、おもしろい
けど、
やっぱりイチャイチャパートがいい
最後ー!
もうー!!もう!
キスだけでこんだけ描けるってすごいな
えろいな
続き(キスの)が読みたいww
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装丁のイメージからして、ほわんとした穏やかな物語を想像して読み始めたらなんと!重いこと!!胸が締め付けられるような苦しみと悲しさ。でもきっとそんな出来事を乗り越えて人間らしさを取り戻していくんだろうね。それにしても、先気になります。
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あらすじや評価を見ずに読み始めて、途中嫌な予感を抱きつつ読み進め…あまりの展開に思わず息を飲んだ。
先が気になるのに怖くてページを捲れなくなったのは初めて。
心を通わせ始めた少女を目の前で失った魚住くんが、ひとり取り残される恐怖に怯え自らを傷つけてしまうまでの描写が恐ろしくて悲しくて。
でも、魚住くんのまわりには久留米をはじめ、やさしくて強いひとたちがたくさんいてくれて本当によかった。