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今回は「みずすましの波紋の遺言」と「なくした尻尾の遺言」が秀逸だった。
血のつながりがあるから家族になれるわけではないし、家族だから仲良くできるわけではない。
だから、この作品を読むとほんの少し苦笑いしながら、それでもちょっぴり救われたような気分になる。
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表紙の絵で、何処か温かみのある本なのかと、手に取った。
藤川家の家族構成が、少し複雑すぎるが、名前は、父親の三理、長男四寿男から始まって、十遠迄の母親が異なる訳あり五男二女兄妹。
そして、非現実的な遺言代行という仕事。
毒舌家のおばあちゃんのスナが、一家をかき乱すのかと思っていたが、、、訃報が届く
故人の思いをどこまで叶える事が出来るか?
スナの尾が、無い、、、、、すなお、、、素直と、、なるのは、笑ってしまった。
少し、現実的でない物語であるが、家族の持っている価値観をぶつけあいながら、話し合い、成長して行く姿を描きたいのであろうと、思うが、、、続編が出ても強いて読みたい本では無かった。
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前作同様、日曜夜9時のドラマ的な展開です。
ブラック婆さんこと、祖母を主軸に前作同様、難解な遺言をかなえて行きます。
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兄弟のお父さん側のお婆ちゃんが出てくる。
突然やってきたのに憎まれ口ばかりで厄介なお婆ちゃん。
でも、どうしてそんなに憎まれ口ばかりなのか、兄弟皆で家族会議して徐々にみえてくる心理が微笑ましいです。
世の中に悪い人はいない、そんな風に思えてくるいい話です(*´∀`*)
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二巻目。
「慣れ」なのか内容が私好みだったのか、
一巻目よりも好きだなーって思い始めた。
十遠ちゃんの毒舌が好きです。
あと、今回も三理さんが出てこなくて気になります。
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いつもの日々を送る藤川家にずかずか登場したのは
傍若無人な祖母だった。
憎まれっ子世にはばかる、な感じの祖母登場。
いやこれはなかなか凄いな、という感じですが
言いたい事だけ言って、都合の悪い事は知らんぷり。
分かりやすく、我の強いおばあちゃんです。
そんなおばあちゃんがいる1か月。
そしていなくなった一ヶ月。
なのに存在する日々。
あの存在って…色々できるんだな、と(笑)
1話目は、現実を見据えるか、気持ちを入れ替えるか。
とはいえ、近くに援護する人がいたら
どうしようもないかも知れませんが。
いやそもそも、じ~っと舞ってたら…などという
王子様話は転がってません。
動かないまま、自分を選んでもらえるとか、ないです。
2話目は、同居っていいよね☆ とか単純に思っている
旦那さんには痛い話だと思います。
同居した方が便利だから、とかいうなら
妻の両親でも大丈夫じゃ? と言いたい。
嫁に行ったんだから、というなら
納得するまで話し合いを。
こういう人、誰か突っ込んで気が付かせないと
まったく気が付かないかと。
怖いのは3話目です。
幼い頃からの洗脳は、気が付いたときの
どろどろ感が半端ないです。
それを気づかないのは夫だけ。
復讐も、気が済むまでやればいいのでは?
そして、0話目から登場していた祖母再び。
そうなりたかった、でも…という状況ですが
今まで築き上げたものがあると、確かに。
するするっと動いたそれが、若干怖いw