紙の本
懐かしいユーモア。
2019/11/03 21:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が初めてこの詩集を読んだのは、確かちくま文庫版だった。一読して魅了されたね。翻訳者が一緒だから、内容にはあまり変化がなかった。『飛ぶ教室』に代表される児童文学と共通する、どこか温かいユーモアが詩の底辺を支えている。懐かしさは、おそらく子どもの頃の読書体験から来るのでしょうね。いい味わいの詩集でした。
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やっぱり詩集って難しくて、分かりやすい翻訳のはずなのによく読み込めなかった。それでも漠然と感じたのは、僕も繊細なところはあるけど、なんとなくケストナーって繊細に考えすぎのような気しちゃったかも。
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尊敬する先輩にいただいた本。
ケストナー先生の言葉は深いですね。
手元において、たまにパラパラっと読みます。
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原書名:DOKTOR ERICH KÄSTNERS LYRISCHE HAUSAPOTHEKE
著者:エーリヒ・ケストナー(Kästner, Erich, 1899-1974、ドイツ、詩人)
訳者:小松太郎(1900-1974、大阪府、ドイツ文学)
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大好きな作家、ケストナーの書いた詩。「孤独にたえられなくなったら」とか「自信がぐらついたら」このページを読みましょうとの使用法付きです。正直、時代も違うし私にはピンとこない詩も多々ありました。それでも母と息子の手紙など今の時代でも心に響くものも。「洗濯婦の手について」も良かった。
私にとってどの詩にも共通していたのは、それぞれの詩に合う挿絵が頭に浮かんできたこと。これはケストナーの小説にも同じことが言える。何故だか分からないけど、ケストナーの書くものって私にとっては実写版じゃなく絵で頭に浮んでくる。
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以前の「そんなとき隣に詩がいます」関連で。
前から読んでいくのではなく、その時の自分の状況に応じて、必要なところを。