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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災 みんなのレビュー

新書 第63回日本エッセイスト・クラブ賞 受賞作品

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みんなのレビュー93件

みんなの評価4.3

評価内訳

93 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

歴史から学ぶ防災の知恵

2015/01/04 11:16

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

磯田氏は、東日本大震災を直接のきっかけとし、各地の過去の諸災害の被害状況等を古文書で発掘し、今後の防災に活かす研究を重ねています。本書は、こうした研究の成果として、朝日新聞に連載された自然災害にかかる歴史エッセイの新書化です。
 第1章は秀吉と地震、第2章は宝永津波と富士山大噴火、第3章は山津波(土砂災害)と高潮、第4章は幕末史と災害、第5章は磯田氏のご先祖様や森繁久彌が遭遇した津波からの教訓、第6章は東日本大震災からの教訓という構成でした。自然災害が多発する日本では、災害の記録が古文書に克明に刻まれています。先人たちが、後世のために遺した災害の記録や過去の痕跡を無視し、経済合理性を優先してきた現代人の驕りが、被害を拡大させていることが、良くわかりました。
 一方、二つの大地震が豊臣家や徳川家の命運を左右したこと(第1章)、安倍清明が津波を封じた塚の話(105ページ)、土御門家(清明の子孫)が地震を予知した話(132ページ)、藤田東湖は母を助けるために圧死した(147ページ)等々興味深い史実も多く語られていて、たいへん面白かったです。
 とにかく、磯田氏の著作は史料・古文書に裏打ちされていますので、説得力や安心感があるというのが、あらためての私の読後感です。

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紙の本

災害史の重要性

2015/01/26 18:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夢の巣 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新聞連載の頃から注目、出版を待ちかねていました。
連載とは記事の順番が異なり、また一部加筆・修正・削除もありますが、全体的にはほぼ同じ内容です。しかし、改めて読みなおしても興味深く感じられました。

「人は歴史から何も学ばない」という言葉があるそうですが、地震・津波・土砂崩れなど天災の歴史からはぜひ学ぶべきです。文明がどれだけ進もうとその重要性には変わりないと、本書からよくわかります。
また、歴史を災害との関連性から検討すると、新たな一面が見出されるということも学ばせていただきました。

研究とはいっても、一般向けに平易で読みやすく書かれており、決して難しくはありません。多くの方にお薦めしたい良書です。

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紙の本

真剣に読みました。

2022/05/04 16:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

磯田さんの文章は読みやすく、時としてトリビアのような面白さも発見します。
しかし、この本は、日本のどこにいても災害を意識しなくてはいけない警告になりました。
命を落とさないことすなわち生きること。
日常を改めて見直す契機にしようと思う本です。

遠藤未希さん、お名前を失念していました。
ごめんなさい。
あなたの分も、しっかり生きていきますね。

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紙の本

先人の「熱意と智慧と教訓」に学ぶ災害の歴史

2021/03/29 13:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

古文書を紐解き得られた研究成果が詰まった本書から、自然災害(天災)が間違いなく日本の「歴史」を転換させた要因だと実感できた。天正地震のせいで家康攻めを諦め、伏見地震で幼い秀頼を抱えて裸で城を飛び出た秀吉が、自らが建立した京都大仏の功徳の無さに八つ当たりした気持ちも頷ける。

富士山大噴火を招いた宝永大地震では、火山性地震の“予兆”が五年間続いたとの史料記述が不気味だ。大噴火の引き金となったM9クラスの巨大地震と翌日の余震(M7程度)を記録した江戸在勤佐竹藩士の日記には、桶に溜めた雨水(天水)のこぼれ具合で将軍御機嫌伺いの必要性を判断したとあり、実用的で面白い。

江戸に火山灰が十二日間も降り続いたというから怖ろしい。「いまだ富士山は焼けているとみえる」の記述が生々しい。三保松原がある半島で宝永津波の遡上高3.9mと津波専門家が算定するが、著者は半島突端の真崎(間崎)では地盤補正と古文書史料から5m超と推定している。対岸の「いるか松」伝承からも、著者の見解に信憑性がある。

土佐の種崎出身武士の昔話は悲惨だ。先祖伝来の刀と老母への忠孝が災いして高台避難が遅れ、宝永大津波に襲われた一家七人(祖母、父母、兄、妹、弟)は、父が負ぶった幼い我が子(五歳の妹)を波間に捨ててまで救った祖母と父と当時九歳の自分だけが死なずに済んだ。

著者は、幼児の頃の母親が田舎(徳島県海部郡牟岐町)に預けられたとき、昭和南海地震と大津波を体験したことを明かす。防災史研究を志すのも、一族が「津波の地獄絵をみた」からだという。証言集『海が吠えた日』が伝える小中学生三兄弟、祖母、病臥の父、妊娠中の母、四歳の妹の一家七人が津波避難できず全滅した話に、胸を締め付けられる。一人でも犠牲者を減らしたい思いは、被災経験を問わず万人共通のものだろう。

激しく揺れたらすぐ高台に逃げ登れとの「教訓」は、東日本大震災でも生死を分けた津波避難の鉄則だ。大津波から岩手県の村を護った普代水門と護岸防潮堤。これらを断固整備させた和村元村長のような先人の熱意と経験と教訓に学ぶのが「歴史」の本旨なら、防災の「智慧」もまた然り。災害ある限り歴史の意義は尽きないと、本書は教えてくれる。

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紙の本

歴史から天災を学ぶ

2018/05/08 06:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やぶやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

磯田道史『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』(中央公論新社) 
1 この本には人名・地名・災害名の索引があり、便利だ。
2 地震・津波などの歴史上災害を「古文書」を引用して私たちにわかりやすく解説してくれる。
3 それだけではない。たとえば、「1588年の天正地震が福井県の若狭湾に津波をもたらしたことは、忘れてはならない。」との記述や「正確な情報をもとに、原発が安全か危険かを判断し、その将来を決めるのは、役所でも電力会社でもなく、有権者たる我々自身だから、しっかりみて判断材料にしていただきたい。」との記述は、読者に対し、傍観者ではなく、自分の問題として考えよと警告してくれる。
  そのような記載はたくさんあります。
4 メモをとりながら、1か月余で三回も再読しました。

著者の続編を拝読したいものだ。

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紙の本

天災から日本史を読みなおす

2015/11/11 21:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらえもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史からいろいろなものを読み取る方です。下級武士の家計を扱った「武士の家計簿」は、映画になりました。日本の各地で起こる地震は、予知がなかなか難しいですが、過去の歴史をたどってみると、同じような地域で起きています。津波が来た場所は、現在にも生きていて、震災の時、ここは津波が来るということで、塩入とか、入江、汲み上げ、沢、谷、出水とかが残っていますが、全て水にかかわることで、水がでます。地名からも地形が読み取れます。著者は、古文書が好きで見るとわくわくしてくるという。とても分かりやすく、現代に忠告している古代のメッセージが書かれています。

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紙の本

過去日本列島を襲った数々の大災害。その貴重な記憶を歴史に埋没させてはならない。磯田先生が平易に甦らせてくれた。

2022/12/04 16:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

まずはここ数百年間に日本列島上でこんなに大災害が繰り返されたのかと驚く。
豊臣秀吉の時代の2つの大地震である天正地震と伏見地震、そして300年あまり前の富士山大噴火の引き金ともいわれる宝永地震、幕末の大災害であるシーボルト台風、文政京都地震、伊賀上野地震、そして昭和南海地震・東日本大震災を採り上げ、はじめに古文書を徹底的に調べ上げて、磯田先生は当時の被災状況を克明に描き出す。さすがと読者を唸らせる先生の面目躍如である。さらにここから更にすごいのが、過去の被災の教訓から何を学び、次の災害に如何にそれを生かして備えるかをきちんと磯田先生が提案をされている点である。
この本は朝日新聞に連載された記事がもとになっているとのことで、単に歴史分析が深く鋭いだけではなく、平易にわかりやすく書かれている。しかし、「面白い本」として読み過ごすのではなく、明日自分の身の周りに起きるかも知れない例えば「富士山噴火」に、宝永時代の先人はどう対応したのかを振り返り、そして自分なりの防御態勢を考えて準備しておくことが大切である。少なくともその時の「心構え」だけは。
書棚に並べておくだけではもったいない書である。目につくところに置き、常に手を伸ばせるようにしておきたい。
ところどころ、やや唐突に「○○のことを考えている。」という文で始まる文節がある。さては磯田先生、司馬遼太郎先生の「街道をゆく」のスタイルが身に沁みてしまったか、とその心酔度を拝察した(笑)。このご愛嬌も楽しい。

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電子書籍

蛇足がなければとてもよかった。

2020/12/04 03:13

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:anonymous - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去の歴史的災害について書かれた古文書の内容を元に、現代と未来の防災に役立てようという内容で、非常に面白く読みました。
大地震が戦国時代の日本の歴史に影響を与えている可能性を論じた話も興味深い。また、江戸時代以前の人の震度や危険察知の目安がなんだったか?などの記述も興味深かった。

今住んでる場所が安全だとしても、旅行や仕事で行く場所が歴史的に安全とは限らないので、その心構えも持つきっかけにするためにも、「ああ、こういうパターンで命を落とすこともあるだな」と思いましたし、教訓を得るために一度は読んでおきたい本かなと思います。

ただ、連載していたのが朝日新聞ということで仕方ないんでしょうけど、蛇足がちょこちょこと唐突に出てきます。それだけがとても残念。

古文書の解説では証拠が大事とか、記述の信ぴょう性を評価したり、誤りと思われる部分は訂正したり、水深など数字にもこだわったり、論理的思考で考える学者らしい記述をしているのに、なぜか無理やり絡めて場所も証拠もへったくれも関係なく「原発」の話がちょくちょくでてくる。

「原発」の話自体は別にいいんです。ただ、蛇足にも一貫した論理性やデータに基づく信ぴょう性の検証やらがあれば・・・ねぇ。イデオロギーで何かを争うつもりはないです、ただ、非論理的な部分と論理的な部分が混じってるのが個人的にげんなり。

突然割り込む「原発」の話になると、それまで熱弁していたデータに基づく検証やら資料の信ぴょう性やら、科学的根拠やら数字の重要性やらはどこか遠くにすっ飛んでいってしまう。
どこの何が危険かもはっきり書かないで不安をあおって入信を募る宗教の勧誘のような記述になる。

私が昔読んだ本で、江戸時代に日本に来て捕縛された外国人に対し、幕府の役人が「あなたは外国の先進的学問や技術などの話をする時は非常に論理的でとても感心するが、神様の話になるととたんに支離滅裂なおかしなことを言いだす」と指摘したとかの話を思いだした。ずいぶん昔に読んだのでゴローニンの話だったかなんだか忘れたが。

さらには同じく朝日節と思われる「自己責任論の否定」を記述しつつ、すぐ後の記述では「自分の命を守るのは水防や防波堤でなく自分である」と自己責任論を書いていたり、その前にも「津波てんでんこ」という究極の自己責任論を強く持ち上げたりしてる。
せめて自分が主張した内容は同じ本の中、いや、せめて同じ章では維持しましょうよ・・・。

こういう残念な内容もごく少数だが混じっており、それが全体の記述への信ぴょう性、強いては磯田さん自身の学者としての信頼性などに疑問を持たざるを得ない要因になった。
ああ、結局この方も証拠や論理に基づく学問や科学より、感情や宗教的イデオロギー優先の「日本の歴史学者」なんだなぁと残念な気持ちになった。

まあ、新聞連載ということで新聞社側からのいろいろなど大人の事情もあるのかもしれないが、蛇足の質の低さにより学者としての質にも疑問を持たれかねないリスクを冒しているように思う。

あとがきに、次にはリスク・コントロールの本を書きたいということであったので、その辺のリスク・コントロールもご検討ください。

本としては総合的には、歴史から学んで防災、減災に役立てるという入門の読み物として、とても良いと思いましたので星は5にしています。
教科書がそうであるように、すべての内容が完璧な本はないと思いますので。
面白かったからこそ、感想をたくさん書いています(当方の感想も、まさに蛇足だらけの文でした・・)。

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紙の本

とても面白い

2020/10/21 22:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ノ木ロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

地震、津波、火山噴火などの記録をもとに日本史を学べる。
学校ではこうしたことはなかなか学べないので貴重だ。

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紙の本

どの章も面白い。歴史から学ばなければならない教訓。

2017/11/05 12:11

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投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

どの章も面白かった。
江戸時代の宝永地震や富士山噴火の様子、
日本史上の土砂崩れや高潮、津波被害の話など、
現在と未来の我々が、教訓としなければならないような話がたくさん。

近年の1946年の昭和南海地震や2011年の東日本大震災のときの
津波についても、ページが多く割かれていて良かった。


以下は本文より引用。

『 わかっているのは、
1.南海トラフの地震は約一〇〇年の周期で発生。
2.同時もしくは数年内に遠州灘から四国沖まで連動するのが普通である。
3.古文書の記録によれば九〇年間より短い周期で二回おきたことは歴史上確認できない。
4.歴史記録のしっかりしている南北朝時代以降で観察すると一五〇年の間におきなかったことは一度もない。
以上のことである。』

『つまり、東海地震や関東地震がおきる時には、十三回中五~六回=四割前後の確率で、
前後二十五年以内に富士山の噴火がおきるという心積もりは必要なようである。』

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紙の本

エッセイスト・クラブ賞受賞の先人に学ぶ防災

2016/06/26 13:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mabo- - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の古文書を手掛かりとした地震、津波、火山噴火、山津波などの記録の
探索行。
推理小説風の叙述でぐいぐいと引き込まれる。
古文書の記録も現代人に解読可能に注釈され、その内容には著者と同じく
読者の涙も誘う。
防災のために強い印象が残る好著である。

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紙の本

わかりやすい

2020/06/16 09:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の歴史の中の自然災害が、わかりやすく解説されていて、よかったです。先人に学びながら、防災について考えるきっかけになりました。

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紙の本

「今」にも通じる、生きてる歴史を感じられる本。

2018/10/03 06:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

学校での「記憶中心の歴史」ではなしに、「今」との、地続きの歴史を扱ってくれているので、今の暮らしにも十分に役立つ「知恵」を、歴史という「水脈」から汲み上げられてよいので、つい、思わず、のめり込んで読んでしまう。 学校で習う歴史は「死んでる」が、この本の歴史は生きている。
 そこが、強い魅力!

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紙の本

古文書を現代に「売れる」言葉へ仕立てる巧さ

2015/07/29 23:25

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tadashikeene - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHK-BSプレミアム「英雄たちの選択」の進行役でおなじみの磯田道史氏。本作で日本エッセイスト・クラブ賞に輝いた。古文書から歴史の伏流水である人間の営みを汲み取り、現代人の心根に響く視点を提示する才能は稀有。

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紙の本

日本各地で歴史上起こった天災からの教訓

2019/09/28 15:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る

地震、豪雨、火山噴火など古文書を調べ、日本各地で歴史上起こった天災を語っています。
歴史上の自然災害から得られる、現代人にとっての教訓、防災手法について著者の考えが示されます。
朝日新聞日曜版に連載していた内容から大幅に手を加えており、連載時には勢い余って誤った情報を書いているように感じた部分が多々ありましたが、新書版では誤りが修正されたのか、工学的に疑問を感じずに読むことができました。

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