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本に関する推理小説。
重い本棚の下敷きになって死んだ本屋の店主は、本当に事故だったのか。
児童書の専門店から毎週万引きされる絵本。犯人は誰?
図書館のブッククラブで凝らされた男は、いったい何の理由で、凶器は何か。
刑事による見事な推理。どれも、面白かった。
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本にまつわるミステリ短編集。アンソロジー。
ミステリとしての出来は、地味と言わざるを得ない。
むしろ、ローラ・リップマン「絵本盗難事件」で感じられるような、本への愛情が主題かもしれない。
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本にまつわる刑事/探偵小説」だなんて、そんなの、ミステリスキーとして読むしかないじゃないの~。と思った割に、店頭でこの本と出会ってから購入&読破するまでに半年以上かかりました(汗)。今思うと、虫の知らせだったのかなと…←
本作を一言で表すとすると、
な ん か 地 味 。
これに尽きます(身も蓋もない…汗)
もう少し形容するなら、
こういう地味な短編を複数載せるなら、話数でポイント稼ぐべきやん~(雑)。
でしょうか。
一話一話の出来は決して悪くありません。
本棚の下敷きになって死ぬ被害者とか、愛書家が殺された事件の謎を解くのが元刑事・現書店店主とか、超胸アツ設定ではありませんか。
それなのに、本作を読破した後に残るのは、圧倒的物足りなさです。
これは…久しぶりの、「作家と訳者は悪くない!こういう並べ方した編集者が悪いんや!」パターンかしら。
でも、本編自体も「悪くはなかった」けど特に語りたくなる・印象に残る作品もないのよね…。
うーん???(めんどくさい読者)
【内容まとめ:すごいやっつけ←】
◎本棚殺人事件/ネルソン・デミル
本屋の店主が本棚の下敷きになって死んだ。一見、単なる事故のように思われたが、現場に駆け付けたジョン・コーリー刑事は、「殺人」の根拠となるれは状況証拠を発見し…。
本作の主人公、ジョン・コーリー刑事シリーズ、本国アメリカでは人気らしいけど、日本では馴染みないよね…と思ったら、シリーズはめちゃくちゃ邦訳されてた。知ったかぶりはいけませんね←←
◎絵本盗難事件/ローラ・リップマン
行きつけの書店で盗難が相次いでいると知り、善意で調査を開始した私立探偵テス・モナハン。万引き犯を見つける為の調査は、やがて意外な展開を見せる。
◎ブック・クラブ殺人事件/ローラン.D.エルスマン
愛書家ロイド・フィスターが撲殺された。殺人事件発生率0%だった平和な街を騒がせる殺人事件は、動機も凶器も全く不明。本屋刑事シェアクロスが、ほんの些細なほころびから容疑者を指摘する!