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タイトルは教養力とありますが、内容は著者が人生を振り返って自分を構成していると考えた事項を人生論的に紹介したものです。禅でいう「一に帰る」信条や、社会人として向き合ってきた出来事、そして50歳を過ぎてから挑戦し続けているマラソンなど。
自分も50歳が見えてきました。残り数年でこれまでの来し方を振り返り、人生後半の軸となる事項を見つけられればと思います。
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三菱グループ 三綱領 所期奉公、所持光明、立業貿易
何か問題が起こった時には火中の栗を拾え
禅 一に帰る
自分にとって正しいかでなく、人として正しいか
聖書 狭き門より入れ 広き門は滅びに通じる
孫子の兵法 兵は拙速を尊ぶ
最終地点、出口から考える
玄侑宗久 人間というのは、記憶を都合よく解釈し構築する 実は何になっても、そうなる運命だったと思えるらしい
退職時に過去の栄光にすがっている人がいます。プライドが捨てきれないのです
上手に諦められる人が、人生を楽しめる
負うた子にに教えられ浅瀬を渡る
日本人は先々のことまですごく心配しがちです。だから一生懸命貯金をしても、老後の不安が拭い切れない。そのわりには近いところの心配事は見て見ぬふりをするようなところがあります。ですから老後のことをものすごく心配している割には、日常に忙殺されて、定年までなんの準備者なく漠然と過ごす人が多いようです
やりたいこと でなく、 やるべきことをする
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いまいち
タイトルと内容が合っていないのでは?
50歳からの教養力とありますが、どちらかというと、作者が今までの人生を振り返って、それを5つのテーマで書き下ろしたエッセーという感じ。
教養力とは「生きる力」と定義して、以下の5つのテーマで語っていきます。
知力ー知りたい、学びたいと思う心
体力ー衰える体力との付き合い方
胆力ー厳しい現実を突破する力
ユーモア力ー物事を楽しむ術
取捨選択力ー何かを選びとるコツ
正直、描かれている内容は、どこかで聞いた様な内容ですが、本書で何がすごいかというと、この人のやってきたこと(笑)
1997年の第一勧銀総会屋事件に広報として対応したとのこと。ほんと、銀行員って大変なんだなぁってわかります。そんな筆者のビジネスマン、サラリーマンとしての考え方は参考になります。
正しいと思ったら言い続ける
自分にとって正しいか、ではなく、人として正しいか
シミュレーションする力をつける
自分を励ましてくれる言葉を持つ
最終地点から考える
「忙しい」を言い訳にしない
などなど
1時間ぐらいで読めます。
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著者の過去の銀行マンとしての熾烈な経験話が中心で、とても同じことはできないが、良く考えろということだ。
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【由来】
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【期待したもの】
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【要約】
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【ノート】
・前に読んだ出口治明の似たようなタイトルの本もそうだったが、本書もタイトルに踊らされて読んでしまった感が強い。自分の来し方を、程度の差こそあれ、鼻につかなくもない感じで振り返りながら、ところどころでポイントを抽出して見せるという構造。その中にはもちろん、傾聴に値するものもあるが、総じて目新いいものはなかったというのが正直な読後感。外山滋比古の方が自分には面白い。
・それでも、50を過ぎてからの活動については、自分の棚卸しを、というのは出口本とも共通しており、言ってること自体に新規性はないが、やはりそうだよなあという意は強くなる。
【目次】
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心に響くフレーズ
① 行動の基準は、「人として正しいかどうか」を常に自分に問いかけることだと思います。