紙の本
目指せ、理想のメーカー
2015/09/30 23:29
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投稿者:くり坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学新卒採用の蔵人が、なぜきつい内容の24時間勤務を笑顔でこなすのか。それでもそこには働く喜びがあり、新しい価値観や未来と希望の物語がある!
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日本酒についての本というより、マーケティングやマネージメントの本。特に後者。人材派遣系のベンチャー(?)を経て実家に帰って蔵元継いだという変わった経歴なのもあり、意外と業種問わずマネジャー向きだと思う。
筆圧が強そうな感じに自分の主張・思い入れがハッキリしていて、かつ冷静に抑えるべきところは抑えていてよい。
良書だと思います。
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東京のベンチャー企業で働いていた和歌山の「平和酒造四代目(=著者)」が実家に戻ってきて、傾いた経営を立て直す話。
前職が人材会社というだけあり、人の心を理解し、解きほぐすのが上手く、それゆえ、経営者としての「これからどうしていくのか」という話も強引さも、合理的すぎでもなく、人情をもって接している姿勢が印象的。
また中小企業の酒造としては珍しく毎年新卒採用を行い人をしっかり育てようとしている中、新人に見向きもしなかった杜氏(酒造りの総責任者)と何度も話し合い、その想いを伝えていくプロセスは、アナログ的で画期的なことは何一つないが、その方法が唯一の答えだったのだと思う。
気持ちのいい笑顔で働く人を大切にし、いい表情を見せる人がいると皆に元気がでて、チームに活気が宿る。それが回り回ってもとの人のところに届き、またその人の笑顔がつながっていくということを強く主張していたが、とても共感した。
どんなに大変な仕事、職場環境だろうとこういう好循環を生み出せるかがリーダーの役目なのだと肝に銘じました。
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先日の田植え体験に参加したり、蔵人と話したりして、この会社に興味を持って。素直に、こういう会社に入りたいな、と。月並みだけど「人」を本当に大事にしていると感じました。