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ドラゴンモノ、密室モノ、本格ミステリー好きな人にはたまらない場面が沢山。
ただ、謎が解けなかったから悔しまぎれに言うのではないけれど密室の仕掛けが大きいからっていうのだけではイマイチ私の琴線には触れません。
犯人像がビックリだったけれど、動機や探偵役の人物になんとなく物足りなさが残ります。
題名もまんまな感じ。もっと凝ったファンタジックなヨーロピアンな雰囲気だとよかったのに~
すごく期待して読んだので、辛口レビューになってしまいましたが。
普通に読んだなら星五つだったけれど。
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真相とかはまあ読んで「そういうものか」と納得しないでもないんですが・・・いかんせん「巨大なドラゴンの内部」ってのが今一つ情景としてピンとこない。上にこういう蓋があって・・・とか説明が書かれているのを読みつつ「まあそうなんだろうな」と流して読んでしまいました。
過去話との符合や最後の真犯人とかいかにも「オーソドックスなミステリ」って感じでなんとなく読んでいてホッとしたりw
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ドラゴンの塔での密室殺人。果たしてこれは百年前の再現なのか…
シマソー監修の本格M.W.S.らしい、奇想とケレンに満ちた話。
いかにも本格ミステリらしい設定やトリックがよかったが、ドラゴンのおどろおどろしさや盛り上がりがあまり感じられず、全体的にあっさりしているのがちょっともったいない。