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【短歌の世界で心の赴くままに遊んでみよう!】気鋭の作家二人が短歌に挑戦! 個性的なゲスト達と共に、溢れる想像力を三十一文字に込める。自分も一首詠みたくなる楽しい短歌本。
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ダイオウイカどころか、すしねたのイカしかわからない。
しかも、味の違いが分かっているか、それほど自信がない。
西さん、せきしろさん、感性は磨かれて光るものがあるだろうけど、もって生まれてるものは確かにあるのだろうなぁ。
読む側にも、感性がなければ生まれてはこない。
短歌の奥ゆかしさは凡人な私には難しすぎました。
あー、面白かった!
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自由律俳句集「カキフライがないなら来なかった」のせきしろさんが短歌を!と色めきだって購入。でも言葉が少ない分、俳句の方が鋭くて面白かったかも。しかしドライで繊細なせきしろさんの持ち味は短歌でも健在、たまに鋭く切ない歌も。
「死」や「墓」、「葬式」などの言葉がよく詠まれるのは、人生折り返した者の避けては通れない道なのか。西加奈子さんはとても元気。穂村弘さんの解説はさすがだった。
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おもしろすぎた。
ただの西加奈子ファンだったのに、せきしろさんのことも好きになった。
最後のクロスエッセイのところ、外で読めない、笑い死ぬ。
短歌作るで!
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小説家・西加奈子と文筆家・せきしろが短歌をひたすらやってみる本。
豪華なゲストに見守られ、文字数もすこしずつ合っていく…。
最初と最後の見届け人は穂村先生。
やさしく的確な解説で歌が歌以上におもしろくなる。
せきしろさんのセンスの良さを高級食材にたとえ、盛り付け方を指南する様はまさに職人!
せきしろさんも、西さんも、持っている方々なので切り口がユニーク。
このお題でその発想はなかったわの連続。
俵万智先生の添削がまた素晴らしい。
お題「22」の西さんの歌は格段によくなっている。
お題「メール」のせきしろさんにも注目。
星野源や光浦靖子サンボマスターのひとなんかは一緒に詠んでいておもしろかった。
ちなみにタイトルは西加奈子さんの短歌から。
ピンッときたのはたまたませきしろさんの歌でした。
以下抜粋(ネタバレ)
―――誕生日や記念日も全部覚えている 耳にお経を書き忘れる―――
―――葬式に行くたびにおもうのは みんな談笑してるもんなんだな―――
ふたりのかけあいがどんどん兄と妹のようになってきて微笑ましかった。
短歌クロスエッセイはお二方の本業をたのしめる。
どーだ!どーだ!の西子ちゃんと、どーどー宥めるよにみえるせきしろさんの関係が愉しい。
あと字、どことなく似てんのな。
欲を言えば目次にお題を羅列していただきたかった。
そうすればいつでもあの短歌、とおもったとき頁をひらけるのに。
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西加奈子とせきしろが短歌を詠む。アンアンの連載だったものをまとめたもの。個性的な二人の、個性的な短歌はやたらと楽しい。種村さん、東さんなどのプロの批評、評価はさすがで素晴らしく、また光浦さんや星野源さんもゲスト参加も面白かった。一方でアンアンならではの、女優さんやモデルさんのただ参加しました、というのはちょっと興ざめ。
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せきしろさんと西さんが、お題にあわせて短歌を詠む本。いろんなゲストが来るのですが、穂村弘さんとか俵万智さんとかはさすが的確なアドバイスをくれるし、光浦靖子さんとかサンボマスターの山口さんとかは初心者二人と同じテンションで短歌を詠んでくれるしで、それぞれにちゃんと面白い。私もちょっと短歌詠んでみたくなりました。
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短歌の勉強という観点からはお薦めできないが、西加奈子、せきしろ両氏のファンなら楽しめるかも。最後の方はちょっと様になってきたような感も…。結構辛かった。
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西加奈子さんとせきしろさん、という短歌の超初心者が気軽に短歌を作ってみました、何も知らないふたりだからこそ、の斬新さ、面白さをお楽しみください的な企画なのだけど…。
確かに文筆業のおふたり、十七文字に自分の世界を入れ込んで、うんうん、それぞれ、西さんらしい、せきしろさんらしい、と言えなくもない・・。
ただ、実は私、短歌という形式がとても好きで、また、作歌に真摯に没頭するプロだったり、学生だったりの人々をリスペクトする気持ちも強いものだから、お2人の短歌はおふざけが過ぎるのでは、と、やだなぁ、これって町内のうるさ型みたいな言い方だよね。
でも、まぁ、毎回、ゲストや指導者を迎えて、その都度違った驚きを読者に伝えてくれたのは、どこかの回で気に入ってもらえれば、ということなのでしょうし、その意味ではうん、面白く読みました。
私が好きだったのは、俵万智さんの回。
22 というお題で
ほっぺたの雫勘定してみてん笑かしよるでちょうど二十二
という、一見わけわからん!(^_^;)という短歌の背景となっている
泣いている自分を冷静に見ている自分、
(実は妙なテンションになっている。)
という気持ちを西さんから引き出して、
それなら、と
泣きながら電信柱数えてん ちょうど二十か? ちょうど二十二
と添削。うん、これならストンと気持ちがわかるなぁ、と。
また、
22の時に産まれた長男は22でなお仕送り貰う
というせきしろさんの短歌に、
長男が、にしたらどうだろう、と提案。
長男は、だと一般論的だけど 長男が、だとより身につまされるから、と言われ、なるほどねぇ~~!
また過去形ではなくて、現在形にしたところが切実さが伝わってくる、と褒めてくれ、うん、これは案外いい歌かも、なんて読者に思わせてくれる、という優しさ? それとも俵さんの力量? (#^.^#)
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短歌に初挑戦した西さんとせきしろさん。雑誌掲載記事をまとめたものです。
西さんもせきしろさんもご自身の世界観が短歌にとてもよく出ていて面白かったです。はじめは「短歌だとちょっと難しくて読みにくいのかな」と思いましたが、読み始めたら、そんなことは全く気になりませんでした。
電車の中で読み始めたら、顔がにんまりしてしまって困りました。
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久々に腹筋崩壊するほど笑った!笑いすぎて身体のどこかから「ひー」って音が出た。西さんのお話を作ってから短歌を詠むという方法、「さすが作家さんだなぁ」とびっくり。
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短歌に興味がなくても大丈夫。なんなら西加奈子やせきしろを知らなくても表紙がおもしろそう、だけで読んで大正解!小説家西加奈子と文筆家のせきしろが、ゲストとともにお題を受けて短歌に挑戦。規格外の言葉の力、これは短歌?歌人ゲストの解説もあります。
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西加奈子さん、現実で会ったら気が合いそうな気がするんだけど、作品を読むたびに嫌いになってしまうな。気を衒っている感じがしてしまう。せきしろさんの方が好き。
誕生日や記念日も全部覚えている 耳にお経を書き忘れる
祖母が縫うボタンが頼りなく揺れている それでも褒める昔褒められたように
桜の花踏めば砕けて溶けていき 靴底から染み入り 手のひらを見る
このTシャツのまま死ぬことはできない 着がえるまでは生きるしかない
逃げに逃げ逃げつづけたら閉じるだけ 言い訳だけはうまくなった 光浦靖子
携帯の電源を切る人生の始まり ずっと圏外で行け 西加奈子
好きな花聞かれてあの娘迷わずにかすみ草って答えはってん! 西加奈子
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小説家・西加奈子と文筆家・せきしろが個性的なゲストたちと共に常識外れの短歌に挑戦!
めっちゃおもしろかった。
さすがのお二人、短歌初心者でもセンスが爆発してます!ゲストも星野源やミムラ、穂村弘、東直子、いとうせいこう、南海キャンディーズの山ちゃん、光浦泰子…と気になる方々ばかりで自分得でした(^^)
西さんの小説的、物語性のある短歌、せきしろさんのはっとするような、闇とゆるさの狭間の短歌…
楽しかった~!
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西さんとせきしろさんで短歌て絶対おもしろいでしょと思ったけど、本当に期待通りの面白さ。だいすき。
この天才二人の掛け合い良いな。
短歌作りたくなる。とうか気づけば作ってた。