紙の本
主人公のいい人ぶりが伝わる
2017/10/18 22:35
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
有川浩の作品にこんなに泣かされるとは思わなかった。ラスト、みんなが集まって思い出話をするシーンは主人公のいい人ぶりがよく伝わってきた。
紙の本
猫が人間をお見送り
2020/09/03 07:24
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい飼い主を探すための、ナナとサトルの気ままな旅に癒されます。幼馴染みとの再会や、親代わりに育ててくれた叔母さんとのエピソードも微笑ましいです。
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誇り高き元野良猫のナナの視点から描いた、飼い主のサトルとのふたり旅の、連作短編集。
あるやむを得ない事情でナナを手離さなくてはならなくなったサトルは、ナナと一緒に旅に出る。向かう先は、ナナを引き取ってもいいと手を上げてくれた、サトルの友人の住む街。
けれど、ナナと友人たちのお見合いは、毎回不調に終わる。
何故なら、ナナはサトルと離れる気は全くないから。
本当は、サトルもナナと離れたくないから。
旅の中で語られるサトルの生い立ち、友人たちとのエピソード。
旅の終わりが哀しいものだとわかっていながらも、サトルとナナの絆が、どこまでも暖かく胸を満たしてくれる。
以下は、個人的に。
この本を手にしたちょうど一週間前、猫が好きだった友人が天国に行ってしまった。長い間闘病を続けている友人の事を重ねながら読み進めていたとき、訃報が届いた。
サトルとナナが出会ったように、私と友人が出会ったように、私とこの本が出会ったのも、巡り合わせだったのかと思う。
このタイミングでこの本が偶然図書館の棚にあって、ナナの言葉にどれだけなぐさめられたか。
私も、これからもずっと忘れない。
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こう来たか有川先生。本当に今自分がどれだけ幸せかに気付かせてくれる作品。悟いい人すぎる。素敵すぎるぞ。
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待ち時間があり
車中で読む
クライマックスに
差し掛かっており
やばいなとは思ったけど
ページを捲る手は止まらない
行き交う人に車内を
不審げに覗かれながら
私は泣いてしまった
ナナが車中から脱走したところで
意図がわかってしまったから
猫好きにとって
愛しい切ない堪らないお話
有川先生は映像化が
好きだと仰っていますが
このお話もいつか....と
期待してていいですか?
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大・号・泣!!!
有川さんの自衛隊系作品を立て続けに読んでからの旅猫はマジでマジにやばい。゚(゚´Д`゚)゚。
猫が飼いたくなってしまった( ̄∇ ̄)
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主人公サトルと飼い猫のナナ。サトルのある事情からナナの新しい飼い主を探す旅にでるお話です。
ナナの目線で書かれている文章のところは、上から目線の「猫ならこういうこと考えていそう!」と納得できちゃう感じ。猫好きにはたまりません。
サトルとナナと旅で再会する友人たちとの交流や過去の出来事、そしてサトルの秘密か明らかになるとき。
その全ての場面でサトルとナナのお互いを想う優しい気持ちが溢れてきて、号泣必至です。こんなに切ない旅はありません。
<にゃん>
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途中で不覚にも涙が…。
1つずつのリポートも凄く良かったし、構成も良い。
サトルとナナの友情はこれからも続いていく。
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通勤電車で読んでたけど途中から気付いて家で読了。
ナナの気持ちが爽やかにアッサリと猫目線で描かれていたので、そんなに暗い話にはなってない。
こんなに嗚咽したのは久しぶり。
とってもいい本だった。
まだ涙が止まらないよ…
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2日で読み終わり。
ねこのナナの目線で物語が進んでくのがまたなんともよき
読み返しはしないけど
読んでよかったー
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とある事情で飼えなくなった愛猫・ナナを引き取ってもらうための旅に出た悟。かつての友人たちを訪ね、旧交を温めるほっこりとした旅を描いた小説。ただし、後半になるともう読むのがつらくてつらくてしかたなくなってしまったのだけれど……それももちろん、この作品の良いところだと思うんですよね。「泣ける」ってな売り文句は好きじゃないのだけれど。そうとしか言えないこともあります。ナナが悟の猫でいるためにした選択がもう……ほんっと涙が止まりません。
そしてもうナナが! 猫好きにとってはもうどうしようもなくたまらない作品なのです。可愛い、かっこいい、そして健気。ユーモアあふれる発言も素敵だし。こんな猫がおうちに来てほしいですよ。飼い主と飼い猫、という関係を超えて、もはや相棒というか半身というか。素敵すぎる作品です。
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猫好きにとっては、非常に感情移入できる話だった。久しぶりに本を見て泣きました。うちの猫もこんな気持ちで私たちのことを見てるのかな
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将来猫を飼いたかったけど、この本を読んで飼うのをやめようかなと思った。いつか別れるのがつらすぎるから。
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私はどちらかというと犬派で、猫は飼ったことがないのだけれど、猫派の人たちは自分の猫はこうなんだと思っているorこうあってほしいと思っているのかなと感じた(笑)
といっても、あくまで猫目線で書かれた人間模様であって、猫の話ではない。野良猫だったナナが飼い主と出会い、とある事情で手放さなければらないことから、預け先を求めて過去の友達に会いに行く、その中でいろんな人間模様が繰り広げられていくお話。
そうはいっても、やっぱり飼い主にとって自分の猫がこういう振る舞いと感情を持っていたら素晴らしいだろうなと思う書かれ方に意識がいってしまいます。
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サトルとナナの物語。こんな結末だなんて、読む前は、表紙からは、タイトルからは気付かなかったよ。大切な大切な存在。親子でも夫婦でも難しいのに。。。