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ちょっとライトな終末もの。こういった話は妄想する人は多いと思うけど、実際に形になったものはあまり見ない気がする。
広く東京が舞台だけど、各話の登場人物同士がどこかで繋がっているせいもあって、実際に描かれているエリアは狭い。渋谷から池袋あたりの風景を知っていると、より楽しめると思う。
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四月一日午後三時、突然世界が崩壊した。すべての移動手段・通信手段は遮断され、地球の人口は六十数万人に激減する。神様がリセットボタンを押してくれたと感謝するニート。壊滅した東京で呆然とする不動産屋は、やるべき事が他になく小説を書き始める。初めて生きる意味を考えた生存者(サバイバー)たちの壮絶な冒険記。
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「サバイバー」壊滅し廃墟と化した東京で生きる人々…果たしてどんなドラマが生まれるのか
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-04-25
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やられた。
『サバイバー 23区 東京崩壊生存者』の改題版だった。どこかで読んだことあるなと思いながらも、読み終わってから気付いた...
ある日、突如として、地球に異変が起こるSFもの。
地球外生命体がでてくるわけではなく、あくまでも人間に焦点を当てる。日本の人口が60数万人まで減少、電気、ガス、水道のライフラインが使えなくなり、月明りの生活。
江戸時代あたりの暮らしぶりに近くなる。
金や富を持っていた者は、崩壊に伴い、紙幣が紙切れになった世では、心の支えがなくなり皆自殺。
逆にニートとして生活をしていたものは、この世界では最強の人種。ある種、楽観的な思考が生存適応能力が高い。
木下では珍しく、示唆に富む一冊。
小1時間で読めるので、暇な時にさくって感じ。
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めちゃくちゃな世界観だけど引き込まれてしまった。凄くオリジナルな世界観と登場人物な気がする。後味はそんなによくない。続編書いてほしい。
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発売が比較的最近の作品。
最初に木下半太の作品を読んだのが、悪夢のエレベーターだったので、何とはなしに比較しながら読んでしまった。
以前は全体的に軽く、b級映画のような安っぽさがあった。しかしこの作品は様々な視点からの集約が読んでいて非常に読みやすかった。文章も全体的にしっかり描かれており、読み応えもあった。