紙の本
生身の人間がゆるキャラとは
2017/08/08 20:48
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大翔製菓のゆるキャラに起用された山田は、東京の広報宣伝部に異動。琴平部長始め部のメンバーは騒動に巻き込まれることになる。同僚の水嶋と共に新商品の宣伝の為、頑張るが・・・。
一つのお菓子が出来上がるまで、またそれの売り上げが伸びるまで、こんな感じなのかなぁと想像した。落ち着くとこに落ち着き、良かったね、と微笑んでしまいました。
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なんだろう、きっとすごく良い前向きな明るいお仕事小説なのにイマイチだった。読みにくい。
淡々としすぎてるんだよねぇー。
残念
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中堅菓子メーカーである大翔製菓に勤める山田が生身のゆるキャラとして活動していく中で、蔓延する企業病(セクショナリズム)、人のつながり、仕事の楽しさを知り、問題を乗り越えていくお仕事小説。
登場人物に悪い人がほとんどおらず、スッキリした結末です。おすすめ。
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菓子メーカーの広報宣伝部に異動した山田助(やまだたすく)は、突然上司から「ゆるキャラ」に任命される。同僚の水嶋(みずしま)と新商品のプロモーションに乗り出すも、他部署から冷やかな視線が。売れ行きもぱっとしない。それでも懸命にフルスイングを続けるうちに、あるアイデアが浮かぶ! 笑いの中に働くことのリアルが光る痛快作。
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菓子メーカーの広報宣伝部に異動になった山田。
それと同時に会社の『ゆるキャラ』に任命される。それが社内ですこぶる評判が悪い。
それでも、人との縁を大事に、他部署の人とも打ち解けようとする山田の姿勢に、普段の自分の仕事や職場を重ねずにはいられない。
2016.8.7
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一社員をゆるキャラに抜擢するという発想は面白い。様々な人物の立場から物語っていることに最初は違和感があったが、結果的にはそれぞれの考え方が描かれてよかった。ただ、全体としては普通のお仕事小説という印象だ。
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ゆるキャラに任命された山田くん。
まず設定がおもしろい(笑)
お菓子メーカーってこういう感じなのかなぁと思いながら読んだ。
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完全おふざけのようでそうではなかったし、特に前半面白かった!一つのプロジェクトに関わるいろんな人の戦いってかんじ。でも後半はぽんぽんぽーんって話が進んでいっちゃったから、よかったね~という読後感でした。
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菓子メーカーのゆるキャラとなった山田の奮闘記。
あっさりとした文章、ベタな展開だが読みやすく、読後は爽快感に包まれる前向きな一冊。
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安藤さんの作品で読んだのは、これで3作目。
今回は、大翔製菓の広報宣伝部を舞台に、「働くこと」をテーマにした内容。
前作?前々作?の「営業零課接待班」のような少し現実離れした内容ではないが、弱者が、それでも逆境に向かっていくんだという部分が、今回の作品にはなかったのが残念だった。
しかし、現実的な内容ではあるし、やや恋愛も混じりそれなりのクオリティーではある。
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お仕事小説。会社の中の縦割りに阻まれた若手たちが横でタッグを組んで新しいことに挑戦!本人に自覚なくその旗振り役となっているのが「山田」。一体彼はナニモノ?単純思考が回りを巻き込んで変わっていく爽快さ。
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星を3つにするか4つにするかは悩みどころな感じだけど、嫌いな感じじゃなかったので、4つにしてみました。
タイトルだけ見るとかなりふざけてそうに見えるのだけれども、意外にもガチな感じで、今はやりの(?)お仕事小説、っていう感じだった。
面白かったと思う。私の中では、製菓会社のお仕事小説は今回が初だったし。
ちょっぴり恋愛要素もありつつ。
人と人とを自然にかつパワフルに繋げる人、大事ですよね。
しかし、ブクログでの登録人数はそんなに多くないですねー。新しいからなのか?! 2016年9月時点で103人。
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このかたの良さでもあると思うのだが、読み始めは軽さが少し気になり、あまり好印象を持たなかったが、後半は楽しめた。ビジネスマンものでは、ありがちな話ではあるけど、人間関係とかでも楽しめました。
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ゆるキャラ山田のお話。
とある製菓メーカーの広報にゆるきゃら山田として山田君が異動になる。
この発想はなかったわ。
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新人の頃、琴平部長は私によく言っていた。
<思いだけで仕事をするな>
この言葉の真意が今、少し分かったような気がした。
しょい込み過ぎるな。もっと軽やかにやってみろ。きっとそういうメッセージなのだ。
「あいつが一貫して捨てていないものが、ひとつだけある」「遊び心だよ。会社中を敵に回すことさえ厭わない、筋金入りの遊び心だ」
山田さんと話していて、これから心がけるべきことが見えてきた。
考え込む前に行動すること。
行動しながら常に考えること。
そして最後に、足りないものはみんなで補い合うこと。