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【ある日、ゴミ箱のゴミがひとりでに増えた。それが『彼女』との触れあいのはじまり。】
ある日。とあるアパートの住人、神 喜助(じん きすけ)のゴミ箱の中身が、ひとりでに増えた。ここの住人の誰かのゴミが、何故か転送されてきている。糸くず、美しい髪の毛、小説の下書き、そして『恥ずかしいポエム』。
しかし、読んでいるこちらが赤面するそのポエムは、どうやら『遺書』らしい。つまり、ここの住人の誰かが、死のうとしている?
自殺防止に奔走したり、女子中学生の援助交際を諭したり。
神(のゴミ箱)のお告げにより、退屈だった彼の人生は、ささやかに動き始めた。
これは、『どこかとつながっている』ゴミ箱を巡る、すこし不思議な住人たちの物語。
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二章まで、純粋にいい話だな…。援助交際素晴らしいな…。と思っていたのに、なんで不穏になっちゃうのだ。いやまあ入間さんだからな……。
比内さんのキャラクターはどうしてそうなっちゃったの?と思ったけど読み直してみたらまあ最初からこうか。
木鳥ちゃんがかわいすぎてだめ。
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久方ぶりの入間作品はいつも通りの入間ワールドだった。
出てくるのは変態に変人に奇人に変態に…枚挙に暇がない。主人公とヒロインの恋愛模様がなんともライトノベルらしくないかもしれない。展開や一部登場人物はライトノベルそのものだけれど、楽しめる。
あとがきは内容が無いのなら書く必要はないと思うのだが。
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アパート中のゴミが集まる場所。
出会いが最悪でマイナスの印象から始まると、ちょっとした事でもプラスに捉えてしまうのかもしれないな。
誤解を解けぬまま、マイナスに感じる通り名ばかり追加されていくのは何だか可哀そうだな…。
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2階建てアパートのドアが開き、繰り広げられる往年のコントのような青春なハナシ。大学生、その無限の時間をもって何を作り出す。とはいえ、決して時間に無限などはなく、刻々と過ぎていくそのアツい夏。読みやすさと散りばめられた軽妙なワード。でもって、少しファンタジーなギミックがそれとはなく、繋ぐストーリー。好きです。