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嵐で島に漂着したマゼラン号。島に住む何者かにさらわれたカム。カムを探し島の奥に向かうホーキンズとジョリエット。第二次世界大戦当時のトーチカに書かれた日本語。空飛ぶドラゴンに襲われる二人。船を襲撃する怪物。
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なんちゅーかゲテモノです。
言うならばB級SF映画、「マックイーンの絶対の危機」みたいな?
結構エグい描写が有るので、そういうのが嫌いな人は読まない方がいいです。
「遊星からの物体X」系のSF映画が好きな人には堪りません、大好物でしょう。
ラストとエピローグは好きです、こういう救いようの無い終わり方。映画向きだけど731部隊が前提だからな〜。
チョット前提を変えないと日本公開は無理かも。
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あとがきにあるように、トンデモ冒険系かつ原題から展開がそれなりに読めてしまうにも関わらず、一気にラストまで読ませる疾走感があります。
なんだろう、あとやたら映画「キングコング:髑髏島の巨人」を思い出しました。
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とても収まりの良いモンスター・パニックもの。破綻させることなく安定のB級ホラー・テイスト。面白かったです。
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大ボリュームながら全体的に失速気味なのが残念である。ある島にいるとされる怪獣やキメラたち(様々な動物の掛け合わせた怪物たち)の存在は実に興味深いものの、パッとしないまま終わってしまったという印象が強く残った。またこの作者は日本に恨みか何かあるんだろうか。もう少し自国が戦争中、他国に何をしたかは勉強しておくべきだと思った。