紙の本
イイ感じ
2020/12/09 17:50
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投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちゃんとした、主人公成長系お仕事ミステリー。連作短編集のようで、でも一編一編が独立して面白いです。キャラクターも魅力的です。
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夢を追い続けるということの、いい面と悪い面をまざまざと見せつけられる。そんな連作短編。部活動みたいな感じもあってのほほんとした雰囲気もありつつ、人のイヤな面も見せられる。
夢に対する考え方、夢を持ち続けているかどうかで、だいぶ見え方が変わってくる作品だと思う。
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古いアパートをショッピングモールにと改装した伯母。
そこには夢を持った人がオーナーとして店を構えている。
そんな伯母が入院することになり、花純が代理で管理人をすることになる。
オーナーといっても変わり者ばかり。
花純は面倒事や他人の夢に巻き込まれたくないと思っている。
しかし、徐々に夢玄館での生活が花純の気持ちを変えていく。
人との関わりとか夢とか、考えてしまう作品。
2017.4.1
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ショップに改造したぼろアパートの管理人女子。
夢を追うショップ店長たちに翻弄されながら、
自分の夢を探すってやつ。
まぁ、読みやすいです。
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伯母の代わりに、夢玄館という集合店舗の管理を任された女の子の話。
夢を持つ人が集まったところに、「布団の中でした私は、夢は見ない」とのたまう管理人代理。
しかし、さまざまなトラブルが舞い込む。
店舗のオーナーは、みんな癖のある人たちばかり。文句を言いながらも、トラブルが起きれば細かいところまで首を突っ込む。
私は伯母が戻ったらお役御免とドライなかんじで、対応をするけど、店子はワガママだし。
読んでて面白かったけど、イマイチ花純ちゃんには感情移入できなかった。
2015.5.31 読了
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素直で可愛らしい文体ではあるが、
内用はなかなかにヒネクれている(^ ^;
主人公は無職の女の子。
伯母さんが入院している間、
代理でアパートの管理人を務めることに。
が、いつの間にかアパートは、
小さなショップの集合体となっていた。
そのショップの「夢見る主人」たちが、
一癖も二癖も三癖もあって(^ ^;
でもそれぞれにきちんとストーリーがあって、
やな奴と思ったら、実はいい人だったり、
でも本当はもっとやな奴だったり(^ ^;
だまし合い、化かし合い、まっすぐで、でも
したたかでしぶとい登場人物たち。
好きにはなれなくても、共感できる部分もあって。
「恋心」は、すべてのトラブルの元凶である(^ ^;
なぜならエネルギーの源であるから(^ ^;
のほほんと読んでいると、文字の間から
ストレートパンチを食らいそうな、
そんな小説である(^ ^;
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善人マニアよりはまだ読みやすい。ただし、トリックとか動機への気づきに無理はないだろうか、とも思わなくはない。
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古いアパートを改装し、ショッピングモールと称して小さな店舗を集めた夢玄館。倒れた伯母の代わりに臨時管理人となった花純は、個性的なオーナーたちに振り回されっぱなし。連作プチミステリ。
夢追い人の現実と、彼らとの関わりあいの中で、夢を持ちたいと思わされ…という感じなのだろうが、ほとんどの人物に好感が持てず、なぜ花純がああいう結論を選んだのかが分からない。笑顔で裏切る何でも屋、会えば愚痴ばかりのエステティシャン、浮気上等の芸術家、社会性にかける劇団員、まだ生きている親族の遺産処分に乗り出す親など、私が花純であれば、最早近づきたくないと思うだろう。夢がどうとかいうレベルの問題ではなく、人間性の問題で。
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読書系YouTubeチャンネル「ほんタメ」で『最後のページをめくるまで』が紹介されて気になって買ったら、その前にもう一冊出ていたので遡って購入して先に読んだ一冊。
学生向け下宿だった建物を改装してショッピングモールにした「夢玄荘」を舞台に日常の謎に若干寄った感じのミステリ風な人情ドラマ。
「夢」をテーマに、夢を追いかけるショップのオーナー達と、夢に否定的な現在無職で管理人の代理を引き受けた主人公の女性の物語。
ミステリっぽさを完全に切り捨ててドラマに振り切った方が面白かったのかなと思ってしまった。
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アパートを改良したショッピングモールにおいてささいな事件や事故など面白おかしく解決していく6話からなるミステリー、読んでいて楽しかったです。花ちゃんが管理人を続けて行く続きをぜひ読んでみたかったです。