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<マクレガー家>シリーズ第四弾。
岬のある小さな漁村ウインディ・ポイントの景色に、画家のジェニー(ジュヌビエーブ)は一目惚れし、しばらく住み着くことにした。
家を借りて向かう途中で嵐にあい道に迷う、さらに車も故障し動かなくなり、吹き付ける嵐の中歩いて灯りの見えた灯台へ向かう。
そこで出会ったのが、風刺漫画家のグラントだった。
いやー、前にイギリス人作家の小説読んでたら、アメリカ人のことを「厚かましい」って評してたんだけど、まさにそれを痛感したな。
グラントは確かに初対面で礼儀正しく感じよかった訳じゃないけど、ジェニーの態度もどっこいな場面もあったけどね。
しかし向こうって、自宅に泊まった相手が翌日勝手にキッチンで勝手に料理作ってても、ごく普通なことみたいね?
ジェニーは最初、好きになれなかったな。
グラントの態度が気に入らないから、足元に這いつくばらせてやるって、グラントを挑発してグイグイ迫ってくる感じが、どうにも…。
まぁ、それを面白いと思うグラントもグラントだから、変わり者に似たもの同士ってことかな。
町に出て、ジェニーの美貌にヤラれちゃって、ワタワタするウィルが可愛かったな。
あとはいつものマクレガー家の面々が面白かった。
ラスト、終わったことが判らなくて、ページをもう一階戻って読みなおしちゃったよ。
星は3つ。