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少年と黒い下着の叔母

少年と黒い下着の叔母 みんなのレビュー

  • 露樹 満 (著)
  • 税込価格:5244pt
  • 出版社:フランス書院
  • 発行年月:198907
  • 発送可能日:購入できません

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紙の本

憐れみ漂う転落と背徳の切ない悲劇

2016/10/16 17:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルに冠するほど黒ばかりでもないが、確かに下着の描写は多いかもしれない本作は露樹作品として極めて真っ当と言うべき王道感を漂わせる悲劇と言える。思い違いと言うか勘違いと言うか、すれ違う想いが真逆の態度をとらせて悔やむも後の祭りという結末には哀れを禁じ得ず、そんな想いの深さに憐れみを感じる作品である。

年齢不詳ながら20代の中頃~後半を思わせる叔母の奈津子が突然の闖入者に襲われる冒頭より序盤は理不尽な扱いを受ける不幸な展開。被害者なのに何故か夫の理解が得られないばかりか小姑たる夫の姉からも攻撃される奈津子だが、その理由は後に判明する。理不尽な仕打ちから決定的な事実を見せつけられた奈津子が実家へ戻るのが12章立ての第四章である。

そんな奈津子が仕事で知り合った中年男から事実上の愛人契約を持ち掛けられ、生活の不安定さもあって受け入れてしまうのが中盤。後々のトラブルを危惧しつつ、夫とよく似た趣向をその男に見て失望もする奈津子だが、与えられる愉悦には抗えず、ずるずると関係を続けてしまう。しかし、というかやはり、その男の妻が現れて関係は終わりを迎える。この流れは先の夫とその姉の時と共通性があって奈津子の薄幸な面を描くのと同時に、束の間でもいいから安寧を求める、つまりは後に甥っ子たる主人公を受け入れる土壌となっていく。

序盤から登場はしているものの基本的に傍観者の主人公は、悲しみに暮れる叔母を心配したり他の男の存在にやきもきしたりを繰り返すが、遂には秘めた想いが爆発して結ばれる。奈津子もまた体だけでなく心も安寧する存在として受け入れ、溺れもするのだが、夫とその姉に悲劇が訪れたことよって考えを改める。許されない関係の行く末には不幸しかないという発想が旧作らしいところであろう。

主人公との間がギクシャクした終盤では奈津子の友人が現れて主人公に興味を示す。イマドキの肉食系で年下好みの開放的な女性だが、彼女への嫉妬が膨らむことで奈津子の理性と感情は揺れに揺れる。こうした感情の機微を巧みに描くドラマ性は露樹作品の真骨頂と言えるだろう。そして、それは再び訪れた凌辱者の特徴に主人公との共通性を見て疑念へと繋がっていく。

それだけの仲になっていながら肝心なことが聞けずに陥った疑心暗鬼にもどかしさが募り、最後の最後で取り返しのつかない悲劇を招く結末は哀れでしかないのだが、これに憐憫の情が混じる切なさとやるせなさこそが本作及び露樹作品の醍醐味なのであろう。

多彩な登場人物により、愛人となった男との情交があり、主人公もまた奈津子以外の女性と関係したり、主人公の父母にも夜の営みがあり、夫もまた……という多種多様な官能場面があるのは、その控えめな描写よりも関係性とシチュエーションで興奮を誘うものだと感じられる。

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