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紙の本

宗教とモンゴル国

2018/05/26 23:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本が扱っているのは、かつてのモンゴル人民共和国、今のモンゴル国での福音派が拡大している事だ。モンゴルと宗教は共産主義時代に「満洲帝国」が成立してから宗教が「日本のスパイ」、「封建制の残滓」と迫害されて、脱共産主義の過程でモンゴル仏教が復興した本はあるが、福音派を扱うのは、他にないのでは?
 共産主義時代にソ連が押しつけた「国際主義」(その実、ソ連の歴史観での悪役としてのチンギス・ハーンをはじめとするモンゴルの歴史を否定的に扱う事)が却って、チンギス・ハーンをモンゴルの英雄として祭り上げた、とあるけれど、この本はモンゴル人民共和国、モンゴル国の範囲でモンゴル人の歴史を扱っているので、ちょっと物足りないところがある。モンゴル人民共和国での大粛清は日本の傀儡政権であっても、モンゴル語を公用語として、かつての清朝の皇帝を「満洲帝国」皇帝とした「満洲帝国」に対する警戒感があった事は触れているが、これは当時の愚かなソ連の宗教弾圧とは、また違う。
 モンゴル語訳聖書についての記述は、類書がないから貴重だが、中国やロシアで印刷されている聖書も取り上げてほしかった。モンゴル仏教はチベット仏教の経典をモンゴル語に訳しているが、まだモンゴル人が原語からモンゴル語に聖書を訳せないようだ。釈尊を表す言葉を「神」の訳語にするので、仏教語とは違う新しい言葉を使った翻訳もあるという。日本聖書協会がモンゴル人が原語から聖書を翻訳する事業の後押しをしているが、まだ時間がかかるとの事だ。

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