紙の本
途中の一歩
2021/06/12 15:58
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性が合コンに勤しむのはよくあるパターンだが、男性が合コンに力を注ぐところから、話が始まる。ひと昔前のトレンディードラマの雰囲気があった。
漫画家や担当編集者周辺の狭いところで、付き合ったり別れたりしているのが、気になった。また、「途中の一歩」の意味は良かったが、恋愛面以外で生かされてなかったのも、残念。
男性陣は皆一癖あり、楽しく読めた。特に、自信家の相馬くんは、実際には関わりたくないが、ユニークだった。
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なんだかな。。
漫画と合コンに興味がないので、全くをもって共感もできず、ハマりもせず。最後はみんな上手いことまとまってちゃんちゃん、みたいな。上下巻にする理由ってあったのかな。。
ヌエの由来だけ知りたくて読んでたけど、意外と簡単だった笑。
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上巻は正直イマイチだったのだけど、下巻はとてもよかった。覚本は最初良いイメージがなかったのだけど仕事に対し真摯な姿勢と真面目な人柄が伝わってきてとてもよかった。「ヌエさん」があの人だということがわかり、にんまり。大団円に終わりとてもよかった。私も頑張ろうと元気をもらえた本だった。
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なんだかんだ、楽しく読めた。
少し考えさせられたりも、した。
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婚活に励む二十九歳のOL・奈留美は、合コンで会った漫画家・覚本にデートをドタキャンされ続けているが諦めきれない。一方、長年の不倫相手と別れた売れっ子漫画家・優は、担当編集者に思わぬダメ出しをされ自信を失くしていた。恋や仕事で新たな一歩を踏み出した彼らに、最後のチャンスは訪れるのか? 偶然を運命に変えた人々を描く感動作。
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そして下巻。
話としては嫌いじゃないけど、え、そっち行ったの?っというちょっと想定外の展開。最後にちょっと詰め込みすぎなのと、登場人物の中だけで無理やりまとめた感じが否めない。
上下巻に分ける必要あったのかな?
ストーリー的には連ドラとかにしたら見応えしそうなのに…
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はじめの一歩より、
途中の一歩。
ありふれているけれど、
大事な一歩。
自分で決める
特別な一歩。
しっかりと踏み出す
これからの一歩。
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最後にみんな上手くまとまりすぎ、と思わなくもなかったですが、踏み出す途中の一歩でほんの少しでも未来を変えられるかもしれないんだなぁと思えました。
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正直、上巻を読了した後は「なにを表現したいのだろう?」という感じだった
4人の男性が合コンに精を出すだけだったので
「何だこりゃ?」だったと共に、最終的にはまとまる(交際にたどり着く)ヤツもいれば、そうではないヤツもいるというだけの物語なのだろうなとしか思わずに下巻を読了
イヤイヤ、まぁ言っちゃえばそういう結論なのですが、それだけじゃなかった
すべてはこのタイトル
よく使われる言葉ではターニングポイントという感じなのかな
今あるのは途中の一歩があったから
実は今も途中の一歩を進んでいて、この途中の一歩が将来の何かにつながっていく
作品の中では、、、
あそこでキレたりしなかったから女性と上手くいくようになった
あそこで諦めずに食事に誘ったから結婚までたどり着いた
あそこで自分の考えを伝えあって一度ぶつかり合ったからこそ交際する事になった
あそこで流されて一夜を共にしていたら漫画家同士で付き合う事になったかもしれない
いろんな人にいろんな途中の一歩があって、今も現在進行形でいろんな途中の一歩があって。。。
上巻を読了したタイミングでは内容がとっ散らかっただけのようにしか読み解けなかったけれども、下巻まで読了すると、そのとっ散らかりがすべて上手く収束している
小説というものの面白さを再確認させてくれる作品でした
さすが雫井先生
参りました
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ちょっと古い言葉で言うと「ラブコメ」ですね。
心が温まります。
主人公の覚本の人柄がとても良いです。
様々な人間関係が繋がっていくのも爽快でした。
しかし、本作はよく飲み物を吹き出すシーンが登場しますね・・・・。
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漫画業界を舞台に、婚活に勤しむ男女の恋愛模様を描く長編小説の後編。
男女の出会いは運命的偶然が多分にある。それが結果的に結婚というものに結びつくわけだが、それも目には見えない縁があったからこそと思う。本作品の登場人物たちも、収まるところに収まった感はあるが、すべては不思議な縁である。
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不器用な男女が恋愛に奮闘。
みんな30才を過ぎて、仕事と恋愛のバランスがなかなか取れないことも。
しかし、みんな何かしらの寂しさを抱えている。
そして、新たな一歩を踏み出し始める。
それが、この小説の「途中の一歩」。
大人になると、この一歩は勇気がいる。
でも、それを成し遂げた時の感動はまた大きい。
2018.12.29
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いまいち
偶然を運命に変えた人々を描く感動作!
って感動しませんでした。
「途中の一歩」という重要なメッセージを恋愛で語っているところが今一歩なのかも...
下巻では、
いよいよ、それぞれの相手が明確になっていきます
長谷部に告白される綾子
綾子の思いは揺れます
覚本とのデートがドタキャンされながらもあきらめきれない奈留美
玉石から思わぬダメだしをされ、自信をなくす優
一方で、優の漫画への思い、読者への思いを十分理解できていなかった玉石
仕事、恋愛に悩んでいる様子が語られていきます
エヌは何者?(って途中ですぐにわかる..)
誰と誰が結びつくのか...
そして、本書のメッセージとなる「途中の一歩」については上巻の最後の方で語られています
「人生で大事なのは、途中の一歩なんですよ。始めの一歩よりありふれてるから気づかないけど、自分次第で特別ないっぽいになるんですよ。」
そんな途中の一歩がそれぞれの人生の中で下巻で描かれていることになります。
どこに向けて、途中の一歩を踏み出すのか
仕事、恋愛にたいする途中の一歩
でも、イマイチの物語でした(笑)