紙の本
いつまでも食べれるのが羨ましい。
2020/12/08 11:22
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズはどこかほんわかしてて好きなんですが、今回の亡くなられた人は少し今までとはテイストが違っていた。とはいえ、やっぱりノエさんの出す食事風景にほっこり。確かに食欲があるのは健康な印とはよく言う話なので、食べたいの感情がなくなるのは相当危険かも。食べたいだけ食べられる街ってのは羨ましい。でも生きているうちは食べたいと思う事を少し抑えたいなんて、何だか矛盾してるけど。。。
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この世でもあの世でもない世界の狭間にある食堂の物語。
この設定も好きだし、なによりおいしいものが出てくる作品は大好きなんですが……。
巻が進むごとに内容が面白くなくなっていくのはどうしてなんだろう。
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シリーズ5作目。
短いのであっという間に読了。今までと違う始まり方で今回の主人公に何があったのか気になる展開だった。
家族に家政婦のような扱いを受け続けてきた沙耶が痛々しく、前を向いて生きていけるようになった姿にホッとした。おまけも良かった。
カレーうどん、食べたくなる。
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主人公の沙耶みたいな酷い境遇はなかなかないだろうけど、大浪さんみたいなのは、実際のところ多いんだろうなぁ。うちの母の友人にもそんな男性がいるそうだし。
自分が不幸だと認めたくないっていうのは、ありそうだよね。認めたら、きっと心が折れちゃうんだと思う。
でも、この間の街では、みんな感情が表に出やすくて、というか感情という存在しかないからかもしれないけど、いろんなものを吐き出せていいのかもしれない。
ここに来られた人は、不幸な中でも、ほんとまだついてる人なんだろうなぁ。
いわゆる毒になる親、というやつですが、この人たちは自分を全く客観視出来ないのでしょうね。そして、子供にもそうなるように洗脳する。
客観視できたら、この状況おかしくない?と分かるはずですから。でも、おかしな精神状態の人は、まず客観視できなくなってる。
指摘してくれた美苗さんがいて、ほんとよかった。
沙耶は、きっとこれからもっと悩むと思う。私が結婚しても、大丈夫だろうか。暴力の連鎖を起こさないだろうか。あんな親みたいにならないだろうか、と。
家族は、閉鎖的な最も小さいコミュニティーです。おかしくなるのは、本当はとても簡単で、実は誰にだってその可能性はある。沙耶だけじゃない。
でも、彼女には、少しずつ広がり始めた友人関係がある。本音で話せる友人が、増えてきて、本当に良かった。幸せになってほしいなと思います。
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本当に…何というタイトル!
今までのシリーズとはちょっと違う仕掛けがあります。
家族、親という物について考えさせる。
実は、最近そういう作品多いんです。
読者の興味の対象が、家族なんでしょうか。
人間関係に悩むお話はたくさん有ります。
家族は、一番近しい“他人”であるかも知れません。
その家族と上手くいかない…
悩みは尽きないと思います。
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あとがきにおまけのショートショート「帰ってきたよ」が収録されている。こういう遊び心が楽しく、嬉しい。
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自分の思いを殺しながらいきることの切なさを感じました。
自分らしく生きることの大切さ、大変さをおもいました。
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2017年13冊目。
読み終えた後、心がほっくりすることが多いこのシリーズ。
しかし、今回は読んでいてちょっとつらかった。
こんな、娘を小間使いのように扱うひどい家族、実際にいるのかしら。
知らない私は幸せ者……
本編、あとがき、おまけのショートストーリーという構成。
おまけを読んで安堵。
カレーうどんとホットケーキが食べたくなりました( ̄ー ̄)
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今回は一人の女の子のお話しのみ。
あの街に来る人はみんな事情が色々あるんだろうけど、今回の女の子の事情はちょっと辛い感じだった。
最後の妹の娘の話しを見て救われた。
2017.9.15 読了
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ざくざく読んだ。いつにも増して食いしん坊な感じ。いちいち美味しそうで満たされた。一冊丸ごとひとつのお話で新鮮だった。
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このシリーズも前作を読んでから年単位で空いているので、ついていけるかな…と、思いきや、いっき読みやった。
冒頭は結構しんどいし、これまで短編やったような気がするけど今回は長編やった。
著者はこんな重くて、若干救いようのない話も書くんやなあ、と、思っていたら、おまけのショートショートでドカンとやられたねー! お見事。