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熊本へ資料調査に行くついでに、博多駅でやっていた水戸岡鋭治展を観た。それが氏をよく知る直接のきっかけだった。
鉄道は好きなので、氏の手がけた数々の車両は知っていたし、なんなら少し勉強もしていたのだが、氏のもつ世界観、空間のデザインの仕方を初めて知ることとなったのはその博多の展示が初めてであった。
デザインというのは氏もいうように、アートとは異なりクライアントの希望に即してやっていくものだけれど、その中であれほどの世界観を作り出していく、氏
簡単に書いているけれども、その世界観を描くところまでよりもそれを作り出していくところまで持っていく調整力と目利きの力、これが本当に勘所というか、氏の能力なのだというのがよくわかった。
調整力はどこにいても鍛えられるが、この目利きの力は意識して学び取っていかなければならない。自分の分野で、自分は第一線の目利きができるだろうか。
ちなみに、氏のプロダクトでは阿久根駅が一番好き。
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WISDOM「書店員がビジネスパーソンにオススメする一冊 第25回」 https://www.blwisdom.com/skillcareer/interview/books3/item/10203.html?adbsc=wisdom_skillcareer_20150903_51760016&adbid=1025008460863360&adbpl=fb&adbpr=210951215602426
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映画「奇跡」に登場する鹿児島中央駅の大階段は、今はなく商業施設が建っているようです。新幹線が通って、駅前は様変わりするけれども、映画であるときが切り取られていくことも面白いことだなと思いました。
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この本の肝は、私にとっては第15章の今後に向かう水戸岡さんからの提案にありました。
駅という窓口をキーにして、どんな街を作っていくかという構想にはワクワクを禁じえません。
水戸岡鋭治さんは、パース絵(完成予想図)作成のプロフェッショナルです。
クライアントに依頼されたモノ、乗り物や建物を作るだけではなく、それを使う人をイメージして、その人々基点に使われる人を意識し続ける姿勢が水戸岡鋭治さんの真骨頂です。
私は、水戸美術館で水戸岡さんの作品展に出掛けたことがありますが、彼が手掛けた乗り物を楽しんでいる子供たちを見て頷いていた彼の姿は、本当に嬉しそうでした。
デザインは、そのモノが使われて、作った人のことを意識せずに楽しんでもらえるようになって本物だという、思想がこの本全体から伝わってきました。
今では、縁の下の力持ちという言葉はあまり流行らなくなりましたが、日本ではこの言葉に代表される職人さんこそが、この国を盛り上げてきました。
職人さんを本当に大切に気遣いながら、発破をかけて、ケチに仕事を仕上げる水戸岡さんを垣間見て、これこそがこれから日本のクールな働き方なんじゃないかと、まずは盗んでみることを決意した次第です。
今朝、久しぶりに時刻表を手にして、九州の路線をめくりながらワクワクしております!
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ものづくりへの情熱が感じられます。
想像以上のご苦労のよう。
水戸岡氏デザインの鉄道に乗る際にこの本を読んでおくとより楽しめそう。
ななつ星にいつかは乗りたい。
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JR九州の新幹線や特急列車をデザインした方の著書。
デザイナーのプロとしてのこだわりに感銘。
畑違いでも、こういう本は非常に興味深い。
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九州人としてJR九州の車両には、愛着があり、誇りを感じています。水戸岡さんの熱い想いが、本書から伝わってきて更にJR九州の列車や駅が好きになりました。いつかは、或る列車やななつ星に乗りたいなぁ。。
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この本を通じて、デザインという言葉の意味を理解できた気がしました。
ワクワクできる本でした。
業界は全く違いますが、仕事をする上での大切なことを学ぶ事ができました。
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P77 鉄道車両は椅子が命
P96 人生は一つしかないのに、この矛盾が日本の国をダメにしているんでしょう。会社での答えと家に帰ってからの答えが違うのでは、ハッピーにならない。これが日本の、いろいろな問題を生んでいるんですよ。
P137 勘が働くかどうかは、相手や物事に興味を持つかどうかで決まります。興味を持たない人は勘も何もない。
P138 思っていると考えているは違う。形に出して示すことが難しい。
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いろいろなタイプの鉄道、駅などをデザインしている水戸岡さん。彼の仕事に対する想いを知ることが出来て面白かった。
最後には、無人駅の構想まで披露されていたのが興味深かった。
ただ、インタビューしたものを編集部が文章化したとのことで、読んでいて「あれ?」と思う箇所があり残念だった。
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JR九州の鉄道を中心に水戸岡さんのデザインに対するこだわりがわかる本だったが、あまり自分には合わなかった。