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電子書籍
1回のCT検査で原発作業員の年平均被曝限度を超える!?
2016/10/21 13:01
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずはじめに大切なのは、この本は、「とにかくみんなCTを受けるな」と言っているわけではなく、「不調もないし、がんである兆候も見られないのにCTを受けるのはやめましょう」と警告している本だということ。
今、世の中は「とにかく検診を受けて、CTを撮って」という兆候が見られる。もちろん、不調がある人や、がんの疑いがある人は、撮るべきだと思うし、この本もそこは否定していない。
著者が警告しているのは、「健康な人が“念のため”で受けるCT」が、逆に発ガンリスクを高めているのだ、ということ。
特に子どもが被曝すると、大人に比べて発ガンリスクは2~3倍あがるという。被曝量に関する知識がないと、ちょっと頭を打ったとか、何でもない事で「子どもにもCTを」と考えがちなところは、どうしてもあると思う。
自分も、この本を読んでいなかったら、「念のため、なんとなくCT」を受けさせていたかもしれないし、自分も「不調がないけどなんとなくCT」を受けていたかもしれない。
被曝量をやたらめったら「なんとなく」高めてしまわないように、最低限他の国ではどうなっているか、この「なんとなくCT」を受けることでどれくらい発ガンリスクが高まるのかを意識して、「受けるか受けないか」を選択できるようにしておきたい。
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