紙の本
「引き算」の大切さを教えてくれる一冊
2015/12/21 07:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、人も企業も「足し算」の発想に陥ってしまうのか。なぜ、「引き算」をすると強くなれるのか。「引き算」に成功するためには何が必要なのか。本書を読んで理解できた。
アップルやスタバなどの有名企業のケースだけでなく、旅館、レストラン、美容院、水族館、地域の事例なども参考になる。
紙の本
製品パッケージに当てはめて活用
2020/08/29 18:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:obiwan0623 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自社製品のパッケージ、ブランド戦略を説明する上で活用させてもらいました。
製品パッケージに、テキストや使用例の写真など、とにかく情報を詰め込みたい人が社内にいて、その人を黙らせるのに、この本の内容を参考にさせてもらいました。
目指すのはGoogleのトップページであり、yahoo!のトップページではないという例え、使えます。
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中小企業診断士試験でお馴染の岩崎さんの本.統計を取りながらの論理展開は他の書籍と同様.今回はシンプル化の効用について述べており,これまでの書籍とは毛色が違った.
シンプル化に対しては色々な角度から考察されている.ターゲットや経営資源の投入ポイントをシンプルにという部分は,よく言われる選択と集中とイコール.事例も豊富にあり,プロセスのシンプル化ではQBハウスの事例が面白かった.また,シンプルな言葉・論点で強く訴求するという部分はプレゼンスキルでも同様と感じた.本質を見抜く力,大切.
興味を惹く部分もあったが,診断士の受験の参考にするには前著の方がベターと考える.
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統計の出し方にやや恣意性(質問の仕方に影響されそうだとか)を感じる部分はあるものの、
この本で述べている引き算の考えの重要性は非常に強い納得感がある。
矢の絵の部分が象徴的。
戦略に関する書籍はたくさんあり
知識として勿論知っていたが
シンプルにわかりやすく腹に落ちた感覚が持てた。
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引き算する勇気: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/435941153.html
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足し算の罠
隣の芝生は青い。引き算は消極的という勘違い。増やせばリスク軽減という勘違い。付加価値を誤解している。
制約があれば集中できる、本質的な魅力を引き出す
美味しい、から専門なのではなく、専門だから美味しい。
カレーの美味しい喫茶店ではなくカレー専門店
良い引き算は考えぬく。悪い引き算は手を抜く。
幅広いニーズに対応できない、失敗すると売上を失う、という恐怖。考え抜くこと。
グーグルとヤフーの違い
来年再来年は何をやめるか。何に絞るか、を考える
足し算の戦略ではなく掛け算の戦略。
広げるなら掛け算で。
モノを絞り、コトで広げる。利用シーンから発想する
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日本の国旗の話から始まり
アップル
スタバ
グーグル
無印
ジャニーズを例に
無駄な機能などをつけずに
シンプルにしたことで成功している例を述べている
つい色々付加価値をつけがちだが本来は
シンプルが求められている
ぶれない軸を持った上で引き算して行くことが大事
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■要約
「量の発想」は必ず限界に達する
シンプルな商品に対するネガティブな意見は一切ない
ユーザーはシンプルに肯定的な感情を抱いている
「高品質」や「スタイリッシュ」というイメージにつながる
何かを「やめよう」というのはよほどの度胸が必要
何でもかんでもやるのは、自信のなさの表れ
リスクヘッジしたいからこそ、何でもかんでもやろうとする
足し算をして分散するのは「リスク」ではなく「経営資源(ヒト、モノ、カネ)」
全員に好かれようとすると誰にも好かれなくなる
■行動
今やっている事で引き算できる事はないか洗い出す
適切に引いていく
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引き算によって本質的な価値が引き出され人を引き付ける。引いた視線で客観的に自らを見つめることが大切。引くとは「惹く」とも書き、分解すると「若」「心」、人を引き付けるには「若い心」が必要。
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総合的な品揃えをせずに核となる商品・サービスをつくる。その方がかえってブランディングや顧客の信頼も獲得できる。この考え方は共感できた。
問題は、表題にもなっている「勇気」なのだと思う。普通ならば業績が伸び悩めば進路変更や撤退となるが、まずは軸をしっかり立ててムダを省いていくことが重要なのだろう。もちろんコスト削減以外の方法でだ。
日本企業の99.7%が中小企業であるなら、この企業のどこかしこも他産業となると全く個性がなくなってしまうことも頷ける。
理屈はものすごく共感できるのだが、いざアウトプットするとなると途方にくれてしまう
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内容はシンプルで分かりやすい。ただ、著者の説明が少々クドく感じる。文字数も引き算した方がいいのではないか、と言いたくなってしまう。
(メモ)
・足し算には惹かれない。経営資源も分散されてしまう
・引き算してシンプルになると記憶に残り、イメージが拡散しやすくなる
・引き算には勇気が必要。そのためには、考え抜くこと
(事例)
・クラゲ水族館、CoCo壱、さわやか、2人専用宿、30万円緑茶、1日1組レストラン、看板なし居酒屋、個室美容院、香川県
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メッセージはタイトルそのまま。顧客の要望に答えて足し算になる一方で、組織としてあれもこれもとなって足し算になるケースも大いにありそう。何を引き算していくか、それを組織全体にどう納得してもらうかはまた別の難しさがある。
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p50 足し算をして、分散するのは「リスク」ではなく、「経営資源」である。
p62 「〜新しいよい分野に展開する秘訣は、必ず捨てなければならない分野のものを捨てることであろう。資力に限度があり、スペースに限度があり、特の能力のある人に限度があることを知らなければならない」(ソニー創業者 井深大)
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選択肢をすくなるすることは、効果があるとおもいます。たくさんあると、もうそこでつかれてしまいます。戦略も戦術も評価するだけで多くの時間と労力がかかるので、できるだけ候補はしぼったほうがよいわけです。
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深く感銘。
でも現実のビジネスの世界では、
ホント実現させるのが難しい。
それこそ、色んなモノを引き算して、
その実現に注力していきたいな、と思いました、