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征服者の花嫁

征服者の花嫁 みんなのレビュー

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電子書籍

ロマンスと骨太さのバランスが抜群。

2016/06/24 00:14

7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tohoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

骨太な作品を書かれる多紀佐久那さんですが、今回はすれ違いきゅんとさせてくれる流れも織り込まれ、骨太さとロマンスのバランスが抜群でした。
処女作から、2作目、本作と、試行錯誤されながら創作されているのがよくわかって、プロの作家様として着実な成長をされているなと感じます。
今回のモデルは、なんとなく中世ヨーロッパとデーン人でした。

ネメトンの王女エーディンは、一生をルアド神に捧げる巫女。
聖都ティルアドの大神殿の奥で、神に祈りを捧げ、民に祝福を授けながらひっそりと暮らす毎日だったが、ある日突然大神殿は、商人を装った海賊に襲われ、陥落する。
首領ソルスティンの目的は、ネメトンに国を作ること。
エーディンは陵辱され、ソルスティンの妻になるように強要されるが、協力を拒んだため、偽の聖巫女を立てられ、下級巫女として扱われることになる。

エーディンは、鮮やかに巫女姫でした。
神殿の奥深くで育ったために世間知らずではあるけれど、賢く、民のために、神の妻として生きている。
貶められても、それすら神から授けられた学びなんだと感じるほどの聖女っぷりですが、彼女の存在があまりにもきちんと確立していて鮮やかで、それが彼女なんだとすんなりと受け入れられました。
一方、ソルスティンは、略奪者でありながら、危険で魅力的な男。
目的のためならば手段を選ばないところもありますが、強さと行動力と、理性的に大局を見る力を兼ね備えた、男が惚れるいい男です。
兄王の統治より、ソルスティンの統治が優れていることを知り、民のために彼とともに行動するエーディン。
エーディンのことを愛しながら、彼女の自分に向ける感情は憐憫だと感じ、彼女を抱けなくなるソルスティン。

理知的で計算高い為政者と、神と民のために真っ直ぐ進む巫女姫の思いは、お互いを思いながらもそれと気づかず、なかなか近づくことができません。

ソルスティン、エーディンともに魅力的に描いていて、どちらの思いにも密かにきゅんとさせられました。
脇を固めるキャラクターも個性が鮮やかで、出過ぎず分をわきまえ、しっかりと役割を果たしています。
物語の構成は骨太で、国を制圧していく戦略はきちんと描いてわくわくさせてくれ、作者様の本領発揮というところです。
でも今回はその進行ををちゃんとロマンスに絡めてくれていて、バランスが良いです。

とても端正で、満足感の高い作品です。
エロはやや控えめ。
陵辱から始まりますが、心の通い合うシーンは端正で情熱的で甘いです。

あれっと思ったのは、地の文でジャンヌ・ダルクを引き合いに出す場面がありましたが、地名など全て架空の扱いにしてあるので、そこは違和感ありありでした。
ソルスティンがソレスティンにも、なってましたね(苦笑)
ま、些末なことですが。

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2016/01/24 16:41

投稿元:ブクログ

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