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学園BL。
2016/03/27 22:53
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スポーツマン×目立つ系になりたい地味受け
ムシシリーズ5冊目。
シリーズ中で一番、登場人物のキャラが立ってるな~と思いました。
健気受けに身体的に痛いシーンがあまり登場しないので、安心して読めます 笑
前作まで、可哀想な環境の中で助けが少なく頑張る受け!という設定が共通してたのですが、こちらは主人公の性格なのか、双子ちゃんという心の拠り所にできる友人がいるからか、作品の悲愴な空気感をあまり感じなかったです。
ムシシリーズに入るなら、キャラ的にも雰囲気的にも入りやすそうなこちらからオススメしたいな、と思いました。
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久しぶりの学園舞台
2016/01/24 19:50
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投稿者:なす - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は久しぶりに一作目の学園が舞台です。
受けの設定がツボでした☆
普段は地味すぎて気づかれないナナフシの歩。地味な扱いが可哀そうではありますが、笑えます。
慎ましいのに、セックスになると別の本能が現れるとか…そのギャップがやばい。
最後の「本能は恐ろしい」を読んで、大和目線の歩の描写が具体的で人物像がわかりました。スオウ達は最初から歩のことを可愛いと言っていますが、「なるほどー、こういう可愛さなのね」と納得。
最初から読み返すと歩の良さと大和のドキドキがわかって面白かったです。
しかし異形再生とは…また女体化しちゃう話??と若干食傷気味にはなりました。一度失敗しましたが、後半では進行が進んでいることになります。今後の巻で登場しても、二人の子どもは良いのですが、歩が完全に女になってたら嫌だな~と思ってしまうのです。BLですもの。。。
ムシシリーズの中で、この作品はあまり深刻に痛いシーンもなく、さわやかで良かったです。
街子先生の歩とスオウ&チグサのイラストが可愛く幸せでしたー!!
こちらのムシシリーズは電子書籍でそろえていたのですが、電子化が待てず、書籍で購入。しかし購入後一週間経たずに電子化お知らせメールが…
hontoで購入したので読割50で半額にて購入し直しました。
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投稿者:こひしゅが - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで読んできた本で、つまらないシーンが無い本ベスト5に入る一冊でした。
ただこの人の絵が苦手で……。骨格とかが違和感ありまくりなんですよね。
大和が歩の陰部を見た時に、どっちの穴に入れればいいんだ? って言ってたけど、結局どっちに入れてるんだろうか。
後孔って書いてるけどケツの穴なのか女性器なのか気になる。濡れるってことは女性器ですよね。後孔……うーんどっちなんだ。ふたつあるならケツじゃなくて前の方に入れるのが普通の流れだけど。
って思って読み進めていたら、ずっとケツの穴に入れてました。
異形再生に失敗した、というのは、女性器を作ろうとしたけど失敗した。完成しなかった。ということでした。
濡れはするけど、深さはないらしい。だから入れることはできない、のかな。
ちなみにムシシリーズは、序盤の二冊を読んで以降は追ってませんでした。なので今回のシリーズが三回目。設定もなにもかも忘れてたけど、読んでいくうちに無事思い出しました。
オメガバースとかdsユニバースとかだと、序盤に見飽きたくらい詳しく説明してるけど、これはそこまで深く書かれてなかった気がする。
でも歴戦のBL好きなら、雰囲気でなんとなく察せるでしょう。
志波が、面倒見の良いお姉さん♂って感じがしてめちゃくちゃすこです。
個人的な話ですけど、受けのカントボーイ好きなので(今回の設定とはちょっと違うけど)お互いちゃんと気持ち伝えて結ばれてからの、セックスの前戯に萌えました。
タイトル回収というか、は〜、だから『愛の本能に従え!』かぁ〜! ってなった瞬間が気持ちいい。
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可愛すぎて叫びます
2018/09/04 00:01
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投稿者:チキンペット - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナナフシの受がもう
かわいくてかわいくて。。。
少女漫画的な、
BLには夢が詰まってるな と思わせてくれるCPでした。
もうなんか設定とか
展開とか
言葉遣いとか
気にし出したらキリがないので
その辺全てスルーしてただただときめいてほしい。
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目立たないナナフシが…
2016/04/24 07:46
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投稿者:のんの - この投稿者のレビュー一覧を見る
オオムラサキの大和とナナフシの歩の恋。目立たないナナフシの歩が一生懸命目立とうとする健気な気持ちが可愛かったけど、歩の秘密と言うか特性が、作者様はよく考えてらっしゃる!と感心しました。オオムラサキの大和の特性もそうだけれども…。二人の行き違いとか、途中モヤモヤしましたが、やっぱり安定の良い展開で読んでいて安心しました。二人の種族の問題が収まってくれると良いですね。
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★3.5。
うーん、やたらエロ設定に持っていこうとしているのが残念。攻めの寝取り寝取られ体質だけ活かしていただければ良かったです。受けは処女奪われてからは、3日置きにsexしないとダメとか、薬の副作用で女体化するとか…お腹いっぱいになった。淫乱になっちゃうのも。
今回の虫の生態やらの説明前置きが上滑りしちゃってなかなか頭に入ってこない。そこを越えれば、いつもの虫学園です。
やたらフェロモンに左右される人たち…これはこれで大変ですね。だって、気持ちに関係なくTPO関係なくムラムラしちゃうんですもんね。
今回は基本皆んな良い人。とくに毒蜘蛛双子くん。むしろ攻めだけ虫のいいヤツでした(笑)
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「愛の巣へ落ちろ!」「愛の蜜に酔え!」「愛の裁きを受けろ!」「愛の罠にはまれ!」に続く虫シリーズ第5弾。
スピンオフ的な新キャラcpでした。澄也とマヤマヤも出てきて嬉しかったけど、前作読まなくても問題ナシです。
ハイクラスのオオムラサキの大和×ハイクラスのナナフシの歩という、高1の同級生同士。ナナフシって、擬態してまったく気配を消してしまうあの虫ですよね…図鑑で見た姿とはちょっと違って、街子マドカセンセの描くナナフシの歩はすごくかわいかったです!
なのに、誰にも気づかれず空気のように扱われていて存在感ゼロってさすがナナフシ。
対する大和は存在感抜群で男らしく、テニスでも頭角を現していて目立つ存在。そんな大和にずっと密かな片想いをしている歩が意地らしかったです。
オオムラサキって性欲も強くて縄張り意識もすごいって知りませんでした。さすが国蝶だけありますね。その習性そのままに精力ハンパない大和です。
本能のまま、思うままに突き進んでいくように見える大和だけど、裏返せば自分の気持ちに正直で純粋な男だということですよね。器用な性格じゃなさそうww
悪い人じゃないのはよくわかるんですよね。
でも、歩は大和の思慮に欠けた言動で、ずい分悩み苦しんでしまうことに。誤解や気持ちのすれ違いにとても切ない気持ちにさせられました。
歩にとって身体から入ってしまう関係って、本当にかわいそうでした。隠していた身体の秘密も辛すぎ。
果たして本能イコール愛、という公式が果たして成り立つのかどうか…?その答えを確かめたくて、二人の恋の行方を見守り続けてしまいました。
大和が「体から先に入って、本能なのか愛情なのか区別がつかなかったけど、でも本当は最初からわかってた」ということを告白していて、ああそれが真理だなと感じました。
大和の歩に対する愛は、しっかりありましたよね…ちょっと単純で思いやり不足なところもあったけど!根は優しい大和なんですよね。今回の攻はそれほど酷い奴じゃなくて、歴代の攻と比べたらずい分マトモでした…!
毎回虫シリーズはHシーンがいいんですが、今回も例にもれずよかったですw色気なさそうなナナフシの豹変っぷりとか、大和の絶倫なところとか…w
あと、歩の親友のゴケグモの双子がいいキャラしてました!セアカゴケグモって実際はコワい毒蜘蛛ですよね。オシャレにうるさくて毒舌がスオウで、おっとりしてるけど煎餅と毒の小瓶を常時携帯してるのがチグサw
この二人も気になるけど、マヤマヤも気になっているんですよね…
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ムシシリーズもついに5作目です。
1作目が出たときには、私自身もここまで息の長いシリーズになるとは思いもしませんでした。
そしてこんなシリーズになってくるとも、思ってもいませんでした。
良くもなく悪くもなく、でも確実に自分の中では勢いの衰えている作品、という印象です。
今作も前作に続き、ハイクラス同士ですが、上位種ハイクラスのオオムラサキ×下位種ハイクラスのナナフシです。
ナナフシって、あれでしょ……理科の教科書とかに出てきた棒みたいな、なんか細いやつ。
その細いやつな受は、もう教科書の説明の通り、擬態することが特徴なので、とにかく目立たないです。
地味です。控えめで健気。そして不憫。
男であったことから家族からも邪険にされ、分かりやすく言えば性転換の治療にも失敗し、絶望の末に全寮制の高等部に進学……と大好き要素もつまりまくりだったんですが、そこまで萌えませんでした。
いや、萌えるには萌えたんですが、主に脇役萌え?
受に纏わり付く双子のゴケグモが可愛くて可愛くて、こっちの恋愛要素が見てみたい(3P以外で)
で、肝心の攻と受ですが、攻はめずらしくさわやか君ですが、寝取り寝取られ体質というオオムラサキの特徴はそのままに、本能に抗えないのどうのと悩んでるところに、地味な受があらわれ……。
レイプしちゃった挙げ句に受の秘密を知ってしまい、責任とって付き合う、結婚もしようか、みたいな感じで攻が暴走気味、まぁ見事に受の心ガン無視というムシシリーズ典型の攻でした。
定番のすれ違いによる両片思いですが、なんでこんな大好き要素なのにそこまで萌えなかったかってと、女体化なんですよ。
私ファンタジー大好きですし、妊娠出産ものも割と平気なんですが、これね、もう完全に女体化前提の話になってて、だったら女の子でいいじゃん、と思ってしまいました。
何か前回も同じような感想言った気がしますが、今後はこの展開で突き進むのかな?
だったら、ムシシリーズじゃなくてムシ妊娠シリーズでいいんじゃ……と、思ってしまうくらい、何だかあまり共感もできず、俯瞰的に遠くから二人を見つめてた印象。
とにかく脇役が光ってます。
ゴケグモ双子に攻の従兄弟と幼なじみ、定番のマヤマヤと澄也。脇の魅力が強すぎて、受かすんでます。
あ、でもそういう性質のムシなので、霞んで正解なのか?
とにかく、もうそろそろ妊娠ネタは満腹かな、と。
女の子の穴まで登場してきて、、何だかす~っと熱が引きました。
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ムシシリーズ5作目。
オオムラサキ・大和×ナナフシ・歩
今作はハイクラス×ハイクラス。
が、受の歩がハイクラスでも影が薄く目立たないハイクラス。ナナフシだから当然か(笑)
オオムラサキ習性の寝取り寝取られに巻き込まれて大和と寝てしまった歩に変化が!
「本能は愛か」がテーマの今作。
愛とは何かを知らなかった大和が歩と出会って
愛を知る。本能も本心。本能と心は分けられない。と知る大和。身体から入ると本能なのか愛情なのかわからなくなるんだな〜と大和見て思った(笑)
そしてこのシリーズの個性的な脇キャラが好き!
ゴケグモの双子・スオウとチグサ。
オオムラサキの黄辺に志波。
そして、マヤマヤ(*^^*)
是非ともマヤマヤ主人公のお話読みたいです!
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虫と融合して進化した人類という設定で、それぞれの虫の生態を特徴として持っているあたり、テラフォーマーズの恋愛版?
最初はけっこう突飛な設定と、エロい展開に、ふーんとありがちだなぁ思って読んでいたんだけど、途中からかなりしっかりとした純愛路線に入り、予想外に面白かった。こんなにちゃんと書けるなら、そこまでエロなくてもいいんじゃ…?と思うくらい。
ファンタジー設定を上手く活かしていて、ストーリー展開に無理が少なく、良くできていた。
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樋口美沙緒さんの作品で一番のお気に入りです。
ドラマCDを聴いた時からいつ買おうと思っていたのでとても満足!
主人公も好きだけど、スオウとチグサが見ていて可愛い。
そして歩がえろい…笑
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人間とムシが融合した世界の話、ムシシリーズ。
オオムラサキ起源の高校生×ナナフシ起源の高校生
毎回、色々なムシの性質をキャラに落とし込むなぁ、と感心するのですが、今作はオオムラサキの寝取り寝取られ設定と、ナナフシの擬態設定。
ムシシリーズといえば力の強いハイクラスと弱いロウクラスの存在ですが、今回のカプはハイクラス同士。
とはいえ、受けの歩は地味で存在感薄く、ハイクラスでも序列が下位の存在。そんな歩を、学校一可愛いとかわいがるゴケグモの双子、スオウとチグサ。攻めの大和より好きだった…。
樋口美沙緒先生にしては重痛くないと評判の作品。
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おお!ムシシリーズにしては珍しく、攻がクズじゃない…!
まあ、恒例の無理矢理はあるものの、これぐらいなら自分的にはクズにあらず。
それにそうなったのは従兄弟のせいでもあるし。その部分を除けば、攻の大和は男らしく凛々しい性格でした。
対する受の歩は健気で恋する姿が可憐。可哀想度が少ない分物足りなさはあったものの、普通の恋愛を楽しむことができたので面白かったです。