電子書籍
やっとわかってもらえた、という感じ
2017/04/26 14:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぼけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネガティブな考えで頭がいっぱいになり、ぐるぐるとまわり続けるのを止められない。
周りの人間に相談しても、考えても仕方のないことを考えるなとか、考え方を変えなさいというアドバイスしか返ってこない。
それができないから苦しんでいるのに!
この本を読んで初めて、自分のどうしようもない苦しみをわかってもらえた、という気持ちになれた。
それで苦しみがなくなる訳ではないけれど、「わかってもらえない」ということすら根底の恐怖から回避するためのダミーになっていたことを認識できると、その苦しみを少しだけ客観視できるようになった。
何かといえばすぐ苦しみに巻き込まれ、自分と苦しみを切り離すことができなかった自分にとって、苦しみイコール自分ではないのだと思えるようになってきたことはとても大きなことだと思える。
自分にとっては、読んでよかった、と思える数少ない一冊だ。
紙の本
ああっ・・。
2015/08/18 22:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うめ吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか納得です。
様々な角度からの本を読んでいますが、自分自身なのに
自分をコントロールできない部分を理解させてもらえた気がします。
実践するには、何度も読んで自分で答えを見つける必要性が
ありますが、人間の仕組み的に「なるほど~、そうなってるのか~。」
と、腑に落とさせてくれる良本です。
厚みがある本ですが、惹きこまれて一気に一冊読み終えました。
電子書籍
トラウマの原因を探るための内容ではなかった。
2016/06/21 15:34
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sylvain - この投稿者のレビュー一覧を見る
1章、2章までは興味深い内容であった。
3章以降は冗長。各個人においてトラウマの原因が異なるのに、
どのように各自のトラウマに気が付くかということに関して記述がない。
原因がわからなければ対処のしようがないことは明白。
前半が面白かっただけに、残念でならない。
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自分の怒りや苦しみの奥の方に潜む恐怖と向き合う事で、トラウマによる脳の過覚醒を治める方法と効果を書いた本。
個人的にはかなり勉強になった。
3歩進んで2歩戻ってまた3歩進むような文章で構成されているので、ひとによっては「同じ事の繰り返しでくどい」と感じるかも。
最終章にはまとめがあるので、本当にくどい(笑)
読みやすい語り口の文章でもあるので、途中で眠くなるような事は無かった。
「◯◯の恐怖×7」は実際に試したら、かなり有効だったので継続したい。
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トラウマについて、理解しやすい形式で書かれていた。大嶋氏は解離のメカニズムを鋭い視点で捉えており、分析するだけでなく、その解消法も本書には掲載されている。
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・目を開けたまま「○○の恐怖」を7回ワンセットでゆっくり頭の中で唱えるだけ。
・吸う息の時に「○○の」と唱えて、吐く息の時に「恐怖」と唱える。
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タイトルは軽く聞こえるが、内容は濃い。著者はアメリカで心理学をおさめたトラウマ治療専門のカウンセラーだが、トラウマとはどういうものか、トラウマがあるとどう辛いのかということを生理学およびトラウマ療法の立場から考察し、身体の生理のしくみを利用して改善していく方法を提案している。著者の言うことは、あくまでも試験的データを基にした仮説だが、うなずけるところばかり。
私は機能不全家族の中で育ち、ちっちゃいトラウマをいくつも抱え、ずっと生きづらさを感じてきた。ACや境界例、果てはスピリチュアルまでいろいろな本に手を出してきたが、なぜこんなに生きづらさを感じるのか、ここまで納得できる説明に出会ったのは初めてだ。
著者の提案する治療法もきわめてシンプルかつ理にかなっている。つらいトラウマ体験と向き合う必要もなく、いつでもどこでもできる点もいい。
そしてトラウマの治療の先にあるのが、「無意識さん」とつながることなのだなと感じた。
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「無意識さんの力で無敵に生きる」が面白かったので別の本も読んでみました。
トラウマというと仰々しいですが、多かれ少なかれ誰でもトラウマの要因はもっていると思います。
この本を読むと自分自身がなぜそのような感情が浮かぶのかということや、人がなぜそのような反応をするのか、というのがよくわかります。
この本の素晴らしいのはトラウマの分析だけでなくちゃんと問題解決までしっかり及んでいること。
自分の人生や人とのコミュニケーションに関する根っこを知ることが出来るのでトラウマって何だろう?と思っている人だけでなく誰が読んでも役に立つ一冊だと思います。
とてもおすすめです。
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題名の通りトラウマに関して事例をもとに説明してくれている。ただ、自分の思う日常的なストレス対処には当てはまらないので途中でやめた。
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トラウマ治療の本。トラウマが起こす、さまざま現象を、これもトラウマせいなの?と思うぐらい、大量に紹介してくれる。恐怖の大元を探り、その恐怖にひたるために、根底にある恐怖を7回唱えることを進めている。根底にある恐怖を捉えるのがどうやるのか、今ひとつ掴めなかったが、掴めた後はなるほど、これで楽になれそうに感じた。
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控えめに言っても最高の本だった。当てはまることが次々書いてあって怖くなる感じ。
トラウマを克服するための具体的な方法が書かれた本。なぜそのような他人から見ると不可解な行動を取ってしまうのか、詳しく解説したある。
〇〇の恐怖 x7がしつこいくらい出てくるので、やや辟易としますが、やり方は二章に詳しく書いてあるので、ここを熟読して実践出来れば良いと思います。
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ここでいうトラウマとは病的なものではなく広く一般におけるものだという事で理解してよいのだろうか。
○○の恐怖×7