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右ページに原文(英語)、左ページに訳(日本語)という形になっているので、対比して読むことができる。訳も読みやすい。
序文・跋文は鵬雲斉大宗匠。
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茶の本 (講談社バイリンガル・ブックス)
著者:岡倉 天心,千 宗室 翻訳: 浅野 晃
講談社インターナショナル / ペーパーバック / 1998-03-27
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以前偶然みつけ、今でも大好きな本が、この本の要約と写真が載ったものだったので、「いつかは読もう」と手に取った。
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岡倉天心が明治時代に英語で著わした『茶の本』の原文・翻訳文に、第十五代・千宗室が序文と後書きを付したもの。今回は主に和文で読む。列強に伍して行こうとする中で、一段低く見られている日本文化を英文で紹介しようとした天心の気概が強く感じられる1冊。次回は原文に挑戦したいと思う。利休切腹の凄絶な描写には粛然とさせられる。朝顔の話、琴の話も感銘を受ける。個人的には、そうか、茶の湯と禅て結びつきが強いんだよなぁと改めて感じたのが一番の収穫。床のしつらえから亭主の意を組み取って、というのも、ある意味、禅問答に通じる感がある。第十五代・千宗室の特攻時代の経験談は、以前も別の場所で聞いたことがあるが、改めて読むとやはりうならされる。
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岡倉天心は茶について語るには情熱的すぎると思ったが、何かを極めるにはそれくらいの情熱が必要なのかもしれない。
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茶の湯によって精神を修養し、交際の礼法を極めるのが茶道です。この本は、そうした「茶」を西洋人に理解させるために岡倉天心が英文で書いたものです。しかし、お茶の本だけではなく、日本人の観点からの美術論と芸術論という感じです。とても素晴らしい本と思います。
【九州大学】ペンネーム:楽希
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岡倉天心という人を知ってから、一度読んでみようと前々から思っていた。
英文がネイティブのように、同じことでも違う言葉で言い換えが達者で
面白い文章である。
茶の哲学は衛生学であり、経済学であり、精神幾何学でもある。
これは面白い考えだと思わされた。
桜は死を誇りとし、風に自分を任せて空を翔り、さようなら、「わたしたちは永遠への旅をつづけるのです」と去る。
もっと英語を勉強してから、もう一度読んでみたいと思った。
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茶の本は皆が読んでいると思うが、千宗室の序と跋は読み応えがあり、茶道と岡倉天心の思想についての対応を理解する上でも読んでみるといい。