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IATを始め潜在的偏見の概説。といってもいろんなエピソードや心理学の概念もがんがん話題に入っているので,この領域を中心とした実験社会心理学の入門としてよいかも。
訳者のあとがきにたぎる何かを感じる。
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人種問題を中心に,間接指標(IATなど)によって測定される潜在的態度が差別に寄与することを示す良書。マインド・バグ,ブライド・スポットという言葉を用い,潜在的態度の特徴を巧みに描いている。
訳者あとがきにある通り,日本の社会心理学研究の現状を省みる必要を感じた。
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読み終わった、、!読んでよかった。
歴史を語ることはとても重要なことだけど、このブラインドスポット、自覚のないバイアスに加担してる一因でもあるのかなと思う。
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心理学の観点から無意識の偏見や差別を科学的に明らかにしていく。
時として潜在的意識は信念や表面上の感情と対立し、意識と行動の不一致を生じさせる。
バイアスは時として自身の損失に繋がる行動を促し、合理的な判断を阻害する。また、他者への評価の目を曇らせる。
心理学的な用語なのか筆者によるオリジナルなのか分からないが時々出てくる機知に富んだ言い回しが癖になった。