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▽ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ―。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。この窮屈さはいったい何なんだ。凛々しい秀美が活躍する元気溌刺な高校生小説。
1994/01/11 YKから
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ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ―。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。この窮屈さ読み終わったったい何なんだ。凛々しい秀美が活躍する元気溌刺な高校生小説。
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高校生のときに読んだ*
とっても影響を受けた本*
山田詠美にはまるきっかけになった1冊*
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時田秀美くんがかっこいい。彼の言葉は的を射ていて、見透かされているなぁと恥ずかしくなってしまいます。
周りの大人の人たちも魅力的です。
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主人公の秀美君の考え方はとっても自然だし、お母さんの設定も面白い。瑞々しい感性が光ります。他人に対する同情とか差別に関する考え方も面白い。また、現在の学校のあり方に対する批判にもなっていてそちらも興味深いですね。圧巻なのは番外編で秀美君のお母さんと担任の先生とが議論を戦わすところで、それぞれのポリシーのぶつかり合いがとっても面白かった。 山田詠美の若い女の子を描いた小説としては放課後の音符もおすすめです。
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まあ、「私ちょっと他の女の子とは違うのよ。本だって読んじゃうのよ」系女子中学生には、バイブルでしょうな。そんでいんじゃない? いや、悪い小説じゃない。むしろ面白いけど。桜井亜美とか『Deep love』読む暇あったら、こっち読め。
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昔読んだときはよく分からなかったけれど、今読むと格好良い。主人公のシンプルで淀みのないスタイル、だけどそれがたまに揺らぐ危うさもまた魅力であると思う。生き難いと思うけれど、不器用で良いから、こんな風に。
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男子は必読のこと!日本の男子が秀美クンを目指すようになれば、なんと素晴らしい日本になることでしょう(笑)。男女に限らず、学生のうちに読めてよかったと思う本のひとつです。恋愛系よかこっちの方が好きかも。
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あたしも、こんな風な高校生活を送りたかった!ちょっぴりおませで、すっごくカッコイイ主人公の秀美くん!
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冷静な自己分析で自分をコントロールする高校生。こんなヤツいないと思うけど、彼の周りの人間模様と考え方に憧れる。桃子さんには、一言あるけど。
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高専3年生、読書感想文で五千円獲得した。そのときの本。文章を書いてお金をもらえることに味を占める。てか、普通に好きな本。
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山田詠美氏の著作にしては珍しく、男の子視点で書かれている短編集。こんな良くでき太…いやできた男の子いねえだろ!と思うけれど(笑)。でも好き。読んじゃう。「賢者の皮むき」という一編が、まるで自分の事を言われているようでむず痒く、妙に罪悪感を感じた。いまでもあるかなあ、澱。
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高校生の時田秀美は勉強が出来ません。
でも女性にはもてます。
ちょっと変わった母親と祖父との暮らし
年上の恋人とのこと
勉強が出来なくてもそれ以外のことに価値観を見出す青春話です
ぶっちゃけ、女性が描いた男の子って感じです
あまりに共感出来なくて途中で何度読むの止めようかと思いました
他に読みたいものがあったら確実にやめてましたね
うーん・・・ま、別にいーけどねって感じの作品でした
小気味よさはありましたね
女性には受けるんじゃないかな
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勉強ができないというか、人に教わったことが実践できないということは、実際普通に恥ずかしい。けれどできるやつがえらいとも思わない。つまりは、勉強とか課外授業とかそういうのはほとんどどうでもいいと思っている君、学校に少し息苦しさを感じているならこの本が酸素を分けてくれる。卒業するまで、もうちょっとがんばって。
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読んだのは中学生の時で、秀美みたいな高校生になってやる!と思った。いたるところに詠美節がきいてて、痛いとこをつかれる。他人からの視線そして自分自身からの視線をを綺麗に受け止めること、まだできへん。