紙の本
性的マイノリティ
2016/08/09 17:52
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特のタッチの絵や、ちぎり絵のようなページも。
ヨーロッパなどの風習をそのまま再現している感じではなく、
新しい絵本らしく、古い時代が舞台だけど、現代風の印象を受けました。
女王の「もう、うんざり!結婚して王様になりなさい!」のページは迫力です。
「わたしがあなたの年のころには、もう2回も結婚していたのよ!」も、
「2回?」と思わされる一言です。
王子様が王子様と結婚するという結末、子どもは不思議に思うでしょうか?
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同性愛の絵本。
別に男同士なのはいいですけれど、話そのものにあまり納得できず。
男同士ということ以外に感じることはないお話でした。
そうしたテーマはいいのですが、もっといいお話で読みたい…。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
性別とは何なのかというのを考えることができる絵本だなと思いました。子供に早めに読ませても、ポカーンでした。
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王子様とお姫様がしあわせになる話しかないのは教育上よろしくないよね。
ということで作られたオランダの絵本。
王子ミーツ王子のこころみは買うけれど絵本としてもジェンダー(セクシュアリティ)本としてもいまいち。
原著が2000年ってこともあるかもしれないけれど、すじがきがいかにも啓発用教材っぽくて自然じゃない。
『タンタンタンゴはパパふたり』http://booklog.jp/users/nijiirokatatumuri/archives/1/478080115Xもそうだったけど、ふたりの関係が「とてもとくべつな」ものとして描かれているのが悲しい。
ふつうのおはなしでただ主人公がゲイです、この子たちにとってはこれが当たり前で普通です、っていうのが読みたい。
多様性を描こうとしたらイロモノくさくなったようなお姫様たちの扱いも好きじゃない。
こんな雑な扱いならば十把一絡げの金髪碧眼おしとやかな量産型お姫様の方が良かった。
彼女たちが面接にきて選別される側でしかないのが気になる。
現在の結婚は相互に選びあうものであるはずなのに。
いいお姫様にであっていないから結婚する気にならないという描き方にも違和感がある。
同性愛者はすてきな異性にであっていないから同性にひかれるんじゃない。
魅力あふれるすてきなお姫様が目の前にいても王子様と恋に落ちるからゲイなんだよ!
この描き方じゃそれが伝わらない。
コラージュの絵はかわいい。
女王さまの表情がいい。
ジェンダー・セクシュアリティ本で、絵本として納得できる質のものって難しいな。
でもこういう本がどんどんでるのはいいことだ。
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図書の時間に読むのは難しい。結婚しないと王様になれないのはなぜか。お姫様たちを振った理由が納得いかない。絵がみづらい。
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とりあえず絵が素敵。あまりにも淡々とさらっと文が綴られることに違和感を覚えることこそ、いかに社会化された心で自分がいるかがわかる。こどもの頃にこのくらいのテンションでさらっと多様な生き方、人のありさまが伝えられるといい。
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王子様が一目惚れしたのはお姫様のお兄さんでした、という…
王子様×王子様があってもいいでない??????という非常に現代的な絵本
お母様が泣いて喜んでるのがすげえ…時代だなって…。
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後継が必要になったある国で、後継の長男のためのお姫様探しがはじまりました。
たくさんのお姫様が来たけれど、王子はどのお姫様も気に入りません。
でも好きになったのは、あるお姫様の付き添いて来ていたお兄さん。
男同士のカップル誕生で、女王様は引退して、めでたしめでたし。
LGBTの本。
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LGBTQの本棚から
第42回「王さまと王さま」
今回紹介するのは
『王さまと王さま』
(絵と文:リンダ・ハーン / スターン・ナイランド
訳:アンドレア・ゲルマー / 眞野豊)
絵と文 から気づいた人もいるかもしれませんがこの本は絵本です。
LGBTQ向けの絵本!
内容的には特にG(とL?)向けなのですが、今までの "お決まりの展開" をぶち壊す!という意味ではLGBTQ全てに向けられていると思います。
ストーリーは王さまと王さま(二人とも男性)が結婚する……ざっくりというかそれだけの話なんですけど"それだけ" の内容の本がいままでなかったんですよね、不思議なことに……。
『いままでぼくはどんなお姫さまも好きになったことがありません。』
という王子さまに、女王様はいろいろな国の姫を会わせていくのですが…
なんと王子さまが好きになったのは、姫の付き添いでやってきた王子さまなのでした!
子どもたちが読んだらどんな反応をするのか気になるところです。
そんな機会があればぜひ反応をお知らせください。
さらっと読むと王子さまと王子さまは結婚して幸せに暮らしましたとさ めでたしめでたし!
という感じなのですが、いろいろなところに、偏見の目とか、生きる上での堅苦しさなんかも伝わってきたりするところがこの絵本のすごいところで、親子の肖像画がお話が進むに従って次第に傾いていくところには王妃さまの疲れが現れているし…。
結婚式の会場をはじめとして、一部の人々の表情が曇っていたり…。
女王様が叫ぶシーンは様々な国の言語で
「結婚しなさい」
「関心を持ちなさい」
「あなたのためにしているのよ」
と書かれているし…(笑)
『同じ歳の子たちはみんな結婚したのよ!』
なんて言葉はLGBTQでなくても、ある程度の年齢になると聞く言葉で、めんどくさい言葉でもありますよね。
同性愛のことをさっくり描いているかと思いきや、子どもを支配したい母親からの男性の自立を描いているようにもみえて、なかなか面白い一冊です。
でもとりあえず難しいことは考えず
「王さまと王さまが結婚するのもアリ!」
と子どもたちに伝えることができるのがこの絵本だと思います。
あなたの家や学校に一冊、ぜひ!
子どもたちは案外衝撃をうけたりはしなくて、大人の方がズドーン!
とやられてしまうのかもしれませんが(笑)
2018年03月26日
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歳をとった王女さまが王子さまをお姫さまと結婚させ、王さまに仕立てようとする。
しかし王子さまが一目ぼれしたのはお姫さまのお兄さま。
物語では特に誰からも反対されず、二人の結婚式では王女さまが感動して涙を流しています。
最初はアッサリしているなーとも思ったけど、よく見ると王子さま達が出逢った瞬間の王女さまの表情は決して祝福している顔ではないし、
結婚式では大切な結婚指輪を落としていたり、招待客の中には批判的な表情の人もいる。
あえて物語では触れていないけれど、たくさんの問題を乗り越えた上での、「みんないつまでも幸せに暮らしました」なのかなと考えてみる。
もちろんシンプルに捉えて、誰も批判せずありのままを受け入れてくれる世界であればいいなとも思います。
蛇足ですが。
この絵本、リクエストしてからなかなか届かなかったので、県内の図書館には在庫が無かったのかな。
しかし我が町の小さな図書館が入荷してくれたのが嬉しかった!
たくさんの人に読んでもらいたい!
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年をとった女王さまが王子さまに
「もう うんざり!結婚して王さまになりなさい!」
王子さまは
「わかりましたよ。
お母さまの言うとおりにします。
ただ、いままでぼくは
どんなお姫さまも
好きになったことがありません。」
その言葉通り、どのお姫さまも気に入りません。
王子さまの胸がときめいたのはー
できるだけ小さいうちに出会って読み聞かせたい絵本。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11332312
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ジェンダーに関する絵本。そろそろ身を固めてほしい女王様が、息子の王子にいろんなお姫様とお見合いさせる。どの人もピンとこない。最後にひとめぼれした相手は…! LGBTがテーマなのですが、女王様が安心した所が母の愛を感じた、うん。
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女王様は王座を引退したくなりました
だってもう飽き飽きしたから
なので、王子に結婚するようにいいました。
王子は結婚したくはなかったのですが、あんまりうるさく言われるので仕方なく結婚することに・・・
世界中からお姫様がやってきましたが、気に入るお姫様は現れません。
最後にやってきたお姫様と付き添いのお兄さんを見て王子の胸はときめきました。
お互い一目惚れです
王子と王子は結婚して幸せにくらしました。
だれも否定しないのがいいですね
読み聞かせ時間は5分弱です
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さっき読んだばかりの絵本との落差がすごい。
王子様の婚活というテーマで、自由に創造性を羽ばたかせた絵本。