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紙の本

「色町の地霊は、幾度も呼び起こされる!」、賤民史研究のパイオニアが描く「吉原」の変遷です!

2020/06/17 09:08

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、賤民史研究ではパイオニアと言われ、小説『浅草弾左衛門』や評論『乞胸江戸の辻芸人』などの名著を書かれた塩見鮮一郎氏の作品です。同書は、吉原の変遷を軸に江戸・東京という土地の記憶・来歴をたどる労作です。同書には「色町の地霊は、幾度も呼び起こされる」という記述がありますが、同書を読んで、いろいろなことを教えられた気分です。例えば、色町の移り変わりです。吉原以前、江戸にはいくつもの遊里があったそうです。江戸城の築城や市街地の開発が始まると、各地から流入する労働者を相手とする傾城屋(遊郭)があちこちに出来たのです。麹町八丁目、鎌倉河岸、京橋角町などに。著者によると、麹町八丁目の遊里では、十数楼が軒を連ねたそうです。現在の鉄道弘済会館のあたりになるでしょうか。もとの吉原は江戸城の近くにあったそうです。大手門をまじかに望む盛り場で、浪人たちがとぐろを巻いている様は危険きわまるということで、日本橋人形町の吉原が、幕府の浄化作戦によって、城の鬼門に当たる北東の荒れ野に移転させられます。そして、出来た「新吉原」、いまの吉原(台東区千束)にあたります。このような興味深い変遷が書かれたとっても面白い一冊です。

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2015/11/29 17:29

投稿元:ブクログ

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2018/01/17 21:05

投稿元:ブクログ

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