紙の本
神様が身近になる
2017/07/21 15:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代ギリシャについてわかりやすくと言うか、取っつきやすく解説してくれている本。
半分くらいは神様の紹介だけど、そもそもそこがわからないとどうしようも無い気がするのでそういうものかなと。
今まで古代ギリシャに抱いていたイメージが、この本を読むとだいぶ変わる。
結構砕けた語調の部分が有るのでそこが気になる人は気になるかも知れないけど、大体の人は読みやすい本だと思う。
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思ってたのと違う……! 古代ギリシャ神話のリアルだった。いや、その当時の人がギリシャ神とどうつきあってたって意味ではリアルなんだけど。
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読む前から面白いことは分かってるって素晴らしい。古代史、ギリシャ神話、聖闘士星矢この中のどれかひとつでも興味がある人は読むべき。
発売日当日本屋の開店と共に飛び込んだのに、品切れ、と言われやっぱり予約しておけば良かった、と嘆きつつも、漸く本日購入。
本当に賢い人が面白いと素晴らしいものが出来る見本のような本。
註釈や、参考文献をおいかけるだけでも勉強になりそう。
藤村シシンさん自身が以前お勧めされていた沓掛良彦さんの『ホメーロスの諸神賛歌』を彷彿とさせてくれます。
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借りたもの。
タイトル通りの内容を、分かりやすくかつ今様の言葉で書いている良著。
オウィディウス『変身物語』以前の古代ギリシア神話についての言及、現在の遺跡のイメージが後世に拠って作られたイメージであることから始まり、神々の姿やその背景にある思想についてまで、幅広く簡潔に紹介。
履歴書風の神々プロフィールと口語調のエピソード群。
最近多い、何番煎じか分からないコミック調の雑学本にはない内容が嬉しい。
文化面もわかりやすく紹介されていた。
古代ギリシャ人が行っていた神々への供犠の内容も箇条書きで紹介。
そしてツイッターで話題になった「古代ギリシャの壁画の文字を読むために古代ギリシャ語を勉強した結果wwwwwwwww」も言及……
出典一覧もしっかりしていて感動。
ギリシア神話についての話が多いのは、それだけ古代の人々にとって神々が身近な存在であったことを感じさせる。
古代ギリシャ人と日本人の親和性――神々への信仰が生活様式、慣習として浸透していたことを指摘。多神教とはそうしたものなのかも知れないが。
とにかく、読みやすくて内容の濃い本だった。
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購入
発売日に買って即日読了してたのに記録するの忘れてた。
読みやすく分かりやすく、なおかつしっかりと学術的に書かれた古代ギリシャ入門書。よくわかる○○系の本にありがちな「このエピソード、出所はなんなの」に答える参考文献と注釈はまさに痒いところに手が届く。
大人はもちろん中高生でギリシャ神話に興味があるひとに全力でおすすめしたい…うちの館では買えなかったけど…だれかリクエストいれてくれ
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西洋世界のルーツとされる古代ギリシャ。もし、この前提が崩れたら、相当な衝撃じゃないですか???
この本では、現代の私たちが持つ古代ギリシャのイメージが、実は「そうであってほしかったギリシャ」(P23)であって、ほんとは違うんじゃない?という問題提起から始まります。
カラーの勉強の中で、「ギリシャ神殿は、もともと真っ白じゃなくてカラフルだった」って習いましたが、いつから、なぜ、「白いもの」になったのか?というところが、大変おもしろく読めました。
古代ギリシャ人の色彩のとらえ方にも驚きました。えぇぇ?!と言いたくなるような表現が紹介されてますが、ちゃんと理由があってのこと。色のとらえ方がこうも違うとは。
ページ数を割いている神話は、他でも読んだことがあるものが多かったけれど、ヘルメスの誕生日など、細かい部分で興味をひかれるとこあり。
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発売日直後に買ったのに全然レビューを書けていませんでした。。ギリシャ神話に触れたことがない初心者さんよりも、ギリシャ神話にある程度触れたことがあってだいたい分かっているよ!という方にお勧めしたい本です。私もギリシャ神話のことは昔取った杵柄で少しは知っているつもりでしたが、それでも藤村シシンさんが紹介してくれる一つ一つの事柄が新鮮で読んでいてとても楽しかったです。
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阿刀田高「ギリシア神話を知っていますか」の取っつきやすさにアカデミックの風味と最新の知見を付け加えた、大変お得な一冊。文章も軽妙で読みやすく、内容は「へぇ」に満ち溢れる。今後も同様のテーマで著作されるということなので期待したい。
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作者の方が聖闘士星矢でギリシャ神話に目覚めたという経歴なので、そこに興味を持った人はとても楽しめると思う。ちなみに私は楽しみました!
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今まで色々なギリシャ関係の本を読んだけれど切り口が全く異なっていて面白い。全く知識がない人よりは多少知識がある人向けな気がする。カラーページが有れば尚良かった。シシン先生のSNSのイメージで読み始めると、全年齢向けに牙が削がれていて少し物足りずマイナス☆。
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ギリシャ神話といえば星座のなりたちか聖闘士聖矢かアリーズかといった知識で読み始めましたが面白かったです とりあえず牧歌読もう
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古代ギリシャと言うより神話の時代ギリシャ入門用。歴史より神話の比重が大きい。有名な神については1柱ずつ個別の説明がある一方で、民主主義については全くと言っていいほど書かれていない。あとKindleには向いていないデザイン。
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ギリシャが面白い。いろんな人が古代ギリシャの話を元ネタにしてる気がする。何かを掘り下げていくと、古代ギリシャに通じるのかな。
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フォローしている藤村シシンさんの著書。イマドキ口語な感じで古代ギリシャの入門書に良いのではないでしょうか。ホモの話もっとして〜。後、黒川さんも本出して〜。
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神々の履歴書、アテナの評価「あれならいつもアレスを痛い目にあわせているからな」そんなアレスは軍神なのにボッコボコにされるとか(笑)おかゆを食べていたデメテルは人間の少年に「ずいぶんガッついてるな、おばさん」と言われ、娘のペルセポネを奪われ怒り心頭の彼女の世界を滅ぼす宣言を回避する為、冥界に行った尻拭いのスペシャリスト伝令神ヘルメス←尻拭いって(笑)鞭で打たれるバッカスの「この涙は痛いからじゃない。玉ねぎが目に染みたせいだ」って、、、なんか人間臭いとこもあるよね(笑)