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文庫化の第1巻。すっかり忘れていて読むまで気付かなかったのだが、単行本版の1巻を読んでいた……。
ミステリアスな美少女、オカルト、気弱なタイプの主人公と、基本的に定番の登場人物、目新しさは無いが丁寧な構成で、読んでいて安心して楽しめる。
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まさかの嘔吐系ヒロインの登場。これは初めてのパターン。
でも主人公が大手オカルトサイトのファンで、自分の身近の生きた怪奇現象をサイトに投稿する
→それは偽物だと指摘される
→実は本物だった
の流れはどこかで聞いたことがある流れ。
ただ、この本を前にも読んだことがあるわけではないし……どの本なのだろうか。
異界ヶ淵が実際にあったら自分も覗いてみたい。
それにしてもナギの思い込みが恐ろしい。
自分の精神を安定させるためとはいえ、それはむしろ狂気なのではないか。
自分の地元には大きな祭りはないからナギの地元の祭りが羨ましい。
バナナ型神話とか初めて聞いた。
この世界観自体は好き。
続きも読みたい。
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一章から恐怖の表現にゾッとし惹き込まれた。ただ章が進むごとにホラーではなくなり、肩すかしを食らった気分。これはこれで好きなのだが、もっとホラーしてほしかったというのも正直なところ。
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ホラー小説、だけではなく、
一応、ジュブナイルも入ってるし、
青春、というか、ボーイズアンドガール、
みたいな要素も入っている。
うん、ホラー小説でいいと思う。
超常現象っぽいことが起こっているようで、
その実、事態を解明すれば、
それは人間という生き物のバグが原因の事件。
と思いきや実は超常現象っぽい側面もある。
どっちだよ。
両方だよ。
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世の中よ、もっと一肇を評価してくれ!
フエノメノシリーズ以外も大好きです。
この作家の本がもっと世に出てきてほしいと願うばかりです…
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初めましての作家さん。
『異界ヶ淵』というオカルトサイトを巡り、開設者の
クリシュナさんと、そこに時々出没する噂の「夜石」と
主人公の俺ことHN:ナギ:山田凪人(ヤマダナギト)の物語
怖がらせるだけでなく、理由付けがしっかりしてる
小野不由美さんバリのホラーが読みたかったのですよ。
『異界ヶ淵』というオカルトサイトは、
霊と人との棲み分けを進める為に設立したサイトで
サイトトップに書かれているのが↓
「人にしたら迷惑なことは、霊にとっても迷惑です」
こういう霊に対する姿勢が好きです。
しっかりした考え方と敬意には好感が持てます。
そして一人称の語り。
これは体験してるように感じるので怖さ倍増です。
「願いの叶う家」「自己責任系」「襖の向こう」