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紙の本

美しい色彩の描き方を教えてくれる技法書!

2016/01/04 04:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

色と色との重なりによって出来る美しいグレートーンによる
水彩・アクリルでの描き方を教えてくれる技法書です。

Step1 Basic(基礎)では、ホルべインのアクリルと水彩絵具を例に、
色彩の基本である色相環、混色で濁る三原色と濁らない三原色について、
三原色によるグレートーンの美しいグラデーションの仕方とグレートーンに
含まれる色、
どの組み合わせでどの様な色が出来るのか混色の感覚を養う色彩カードの
作り方、赤・青・黄の三つの色味での空の描き方の説明、
Step2 では、グレートーンやグリザイユと印刷されたフレームを利用した
技法で描かれた7作品で使用した絵具と紙、描き方の手順が2~4ページで
解説されています。

Step3 では、人物を描く上での肌の色、混色によるベース作り、
緑・青・紫・グレーによる肌の影色の作り方、肌の色の良い例と悪い例、
肌の塗り方と、紫と割筆を使った髪の描き方、
モデルを描いた人物画の3ページほどの制作手順、
Step4 では、使用する紙と筆と基本の画材、水張りの仕方・道具の手入れ、
マスケットインクやスパッタリングを使用した光と星を描く技法、
水彩色鉛筆や筆・ペインティングナイフによる技法が紹介されています。

また「水彩は重ねて描く事が出来るのか?」や「黒の絵具は使っても良いのか?」と
いった質問に答える「未知のテクニックQ&A」、
著者の歩みと制作スタイル・作品への思いが語られている
「玉神輝美の歩みとスタイル」、
素晴らしい作品と詩が織りなす世界が楽しめる「Portfolio」、
巻末には使用された下絵やフレームがいくつか載っている「図案集」も
収録されています。

著者の作品では黄色と紫が隣り合う色使いが良くあり、
「水彩画 魔法のテクニック」を読んだ後、一体どうやって塗っているのだろうと
首を捻っていたのですが、本書ではそういった疑問に思っていた点が
取り上げられており、とても参考になりました。

マスキング技法が中心だった前著に比べ、本書では色をどう使えば美しい
グレートーンに見えるのか、色彩の基本と扱い方を中心に構成されており、
丁寧に分かりやすく解説されています。

特に、人物画についての技法解説があるのは嬉しかったです。
今回は、人物の肌の影はどのような混色を使えば自然に表現できるのかが
しっかりと説明されており、モデルを描いた美しい人物画のページを
読んでいる時は、本当に買って良かったと感激しました!

また、技法の他に作品と詩も10ページほど収録されており、良い作品を描くには
知識や技法だけでなく、美しいものを見たり感じたりして豊かな感性や個性も
育む必要があるという事も仰っているように思いました。

ただ、本書は初心者や「水彩画 魔法のテクニック」を読んでいない方には
おススメしません。
内容がより専門的になっており、ページが88ページと短い為か前回と重複する点については
省かれています。
分かり易いとはいえ、たった数ページで色彩に関する知識も理解出来ないので、
基礎が身に付いていないと折角の内容がちんぷんかんぷんになり、
役に立たないと思います。
初心者の方はまず「ファンタジーイラストレーションスーパーテクニック」、
「グラハムおじさんの風景画教室」、「色の本棚」、「水彩画 魔法のテクニック」などを読んだ後に購入した方が良いでしょう。

ある程度知識と技法を身に付けられ、作品制作をしていて色彩に疑問を感じたり、
「もっと美しい色使いがしたい」と思っておられる方には、目から鱗の素晴らしい
技法書だと思います。

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