山岸凉子 『日出処の天子』古代飛鳥への旅 みんなのレビュー

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

懐かしい名作と繋がる道が開いたような気持ちです。縁の寺社のガイドブックかと思ったら美しいイラストが収録されていて嬉しい限り。以前 山岸先生が使用していたカラーインクが環境問題で使えないとは 残念な。

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投稿者：亀レオン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭の「原画ギャラリー」では当時の美麗なカラーイラスト原稿が山岸涼子先生のコメント付きで、ふんだんに使用されておりますが、掲載時はカットされる原稿の端っこまでそのまま載ってたりするのがファン心をくすぐります。雑誌掲載時の予告用に描かれたカラーイラストもあり、鉛筆の走り書きまで見れます。系図や厩戸皇子の年表、荒俣宏氏との対談（山岸涼子先生のかわいいイラスト入り）、山岸涼子先生の仕事場写真入りインタビューなど盛りだくさんで、旅の案内本だということをうっかり忘れてしまいそうです(笑)太めの猫ちゃん（9キロ）の写真も見れますよ(笑)

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投稿者：まさ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

語り継がれるであろう不朽の名作、「日出処の天子」
この世界観に中学生当時衝撃を受けました。
不思議なことにこの漫画は大人になってからも
度々読むのですが、ちっとも古ぼけるところはなく
むしろ新しい発見をもたらせてくれ、
王子の下した最後に切なくなってしまいます。

ストーリーも素晴らしいのですが、この日本美にあふれた絵を
この本で余すところなく伝えてくれています。
また作者のインタビューや
登場人物の詳細。時代背景。
こんな本を待っていたんです！

時を経ても大切にしたいお宝の一冊となりました。

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投稿者：美佳子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『日出処の天子』古代飛鳥への旅は、「ゆかりの地を巡る」とあおりにあったので、もうちょっとゆかりの地に関する説明が掘り下げられているのかと思えば、割と表面的なガイドブックレベルにとどまっており、地図も大まかなものだけで、それを持って旅に出るには物足りない感じです。
この本は旅のための本というより、不朽の名作「日出処の天子」をもう一度、違う角度から楽しむためのものだと思います。「完全版」に収録されていた美しいカラーイラストがここにもたくさん収録されてますし、山岸涼子の対談やインタビューや、巻末の略年史や全176各品初出誌＆初収録単行本データもファンには嬉しいコンテンツではないでしょうか。

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投稿者：くりんぐりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いわゆる「聖地巡礼」用の本かと思って購入しましたが、予想以上にイラスト等が多く、ビジュアル面が充実していました。
ファンなら手に取って損はない１冊だと思います。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタばれあり。
作品の舞台となった奈良の飛鳥や河内を訪ね、ゆかりの寺社のガイド、山岸さんのインタビューなどで構成されています。
目玉は大判のカラー原画22枚です。