電子書籍
改暦、完遂!
2019/01/22 11:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々と紆余曲折があったものの、朝廷内の権力闘争にも打ち勝ち、見事に大和暦への改暦を実現した!全巻を通じても、プロジェクトXに出てきそうな挫折と努力の物語だった。非常に面白い。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品に出会えて良かったです!!!
武部様と伊藤様にもう一度お会いしたかった!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
暦は約束だった―
様々な失敗、妨害、別れを乗り越え、
たくさんの人々に支えられ、改暦の実現に邁進した渋川春海。
彼の足跡を知れたことを嬉しく思う一冊。
碁打ちを離れて天文に打ち込んだ春海だが、終盤の詰め方はまさに碁打ちならでは!と思わせる。
これだけ詰められたのも、様々な失敗あったからこそ。
失敗しても、挫折しても、あきらめないで立ち上がる。
そんな素晴らしさも伝えてくれるシリーズ。
大願成就した春海に対する光圀公の反応が笑えます。
そして、最後の少年のような春海と関さんのエピソードも とても良かったです。
紙の本
マンガ版、完結。
2016/05/18 22:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星合 - この投稿者のレビュー一覧を見る
えんさんが美人で好きです。
原作も持っているので、読み直そうと思います。
投稿元:
レビューを見る
まずは、槇先生、完結おめでとうございます。
囲碁、天文、算術と江戸と、難解な要素を詰め込んだ原作を読み解き、分かりやすくし、
かっこよく、愛らしく、胸に迫る漫画版、
天地明察を最終巻まで届けていただけたことが嬉しいです。
暦や日本の文化を強く意識する年末だからこそ、ぜひ読んでほしい作品です。
完結したし、連休中の一気読みをオススメします!
私も1巻から読み直します。
最近は電子書籍で読むことが多いけど、
和紙のざらりとした手触りが楽しめる表紙と、紙の匂いがたまりません!
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
授時暦の誤謬を解き明かした渋川春海は、改暦の実現へ再度動き始めた。だが改暦にはさまざまな難関が待ち構えている。己に託された人々の思いに応えるため、春海が打つ妙手とは?冲方丁原作・新感覚時代漫画、堂々完結!!
投稿元:
レビューを見る
「幸せ者め…」
本当に幸せな人の物語でした。
裕福であるとか、栄光を掴んだとかそういうことではなく。
自らの道をひたすら邁進出来たという事。それを誰かが見ていてくれたという事。…ただそれだけでこんなにも人生は美しく見える。
物語としてもそうなのですが、絵の空気が実にすばらしいなぁと。
闇斎先生を見送る時、天地明察の瞬間。静かに流れる涙が読んでるこちらの胸にも染みてくるようで。
もちろん、春海が勝利を掴んだからこそのハッピーエンドではあるのですが。それを差し引いても彼の生き様は本当に羨ましいと思わんばかり。
才能や人脈の有無、運不運といった事は人それぞれで、誰もが春海と同じようには生きられないものですが、それでも理想の人生として憧れてはいたいものです。
投稿元:
レビューを見る
忠実な上に情熱が乗り、最後まで途切れることのない緊張感と完成度。漫画化・映像化はこれが決定版で、もう実写版は不要と断言できる。素晴らしい作品に感謝。
投稿元:
レビューを見る
遂に完結!
原作が大好きだったので、コミック化でどうなるかと心配していましたが、ここまで完成度が高いとは・・・
原作を知らない方は、まずコミックから。気に入ったら是非、原作を読んで頂きたいです。
投稿元:
レビューを見る
最終巻。春海、この頃何歳なんだろ?闇斎先生、何故か安西先生と読んでしまう。春海は息子に長寿の願いを込めて亀之助と命名。彼を支援してくれた面々がどんどん逝ってしまったかゆえの願いだよね。そして関さん、計算速すぎ!(笑)
投稿元:
レビューを見る
遂に完結。
まきえびさんの絵柄のせいもあってか、あまり時間がたっていないようにも感じるけれど、長い長い時を経て春海の大願が遂に。
それまでに背負ってきた多くの人の想い、そして春海自身の想いはいかばかりか。しかしそれを大仰にせず、静かに、けれど丁寧に描き上げているのが良い。
大きな歴史の流れの中ではほんの一瞬のことであっても、人の生のなんと儚くも、しかし力強いものか。
大願を成すという程のことはできなくとも、せめて一瞬の今生を自分から目をそらさずに生きたい。
なんだかんだカバー裏漫画がずっと続いたのも地味に楽しめました(笑)。
投稿元:
レビューを見る
借りて全巻一気読み。
数学に縁のない友人がなぜか関孝和の名前を知っていたことから、このマンガを紹介されました。
悲しい別れが突然に淡々とやってくるとこなどは小説をコミカライズしたマンガならではですね。
面白かったので、原作の小説も読んでみたくなりました。紹介してくれた友人に感謝ですね。
投稿元:
レビューを見る
最終巻。
春海の人生をかけた改暦事業。そこに関わってきた様様な人々への感謝を込めて、天地明察でございます。
自分の好きなことをどこまでも追及し続けることの幸福。同好の士と永遠のあこがれの存在を得たことの幸福。影にも日向にも支えてくれる人がいる幸福。
不安や挫折、不条理に振り回されながらも、成し遂げることができたのは、人々に恵まれていたからです。春海が皆を引き寄せ、逆に引き寄せられて、成し遂げた日本独自の暦という一大事業。ご苦労様でした。
最終話、ラストシーンに感涙。関孝和に算術勝負を挑むも瞬殺。圧倒的強者に挑み続ける興奮と緊張。いくつになっても、失敗の恐怖より、成功の解放感を信じることのできるすばらしさ。
「明察じゃ」できゃっきゃしてた建部・伊藤コンビもそうだったけど、いくつになっても全力で楽しめることのできるものがあるのは最高の贅沢。それを分かち合える仲間がいるというのもまた。
投稿元:
レビューを見る
日本独自の暦を作ろうとする男の話。
って書くと小難しい話に思えるけど、とにかく静かに熱い人間ドラマです。
どんなに優れている物や者でも、勝利できるとは限らないから人事を尽くすべきであるというのが良くわかるお話しでもある。
結局、政治にしても仕事にしても、誰かに都合が良い環境があるから現在そうなってるだけって事なのよね。
それを壊すって事は、そいつらを敵にまわすって事でもあるわけで、莫大なエネルギーを注いだかと思われます。