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夜だけ営業する定食屋「ばんめし屋」。
今回は店長の夏神がメイン。
夏神の師匠である船倉が店を閉めると
いった矢先、急死してしまう。
師匠の急死に同様する夏神だが…。
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夏神さん好きにはたまらん巻でした。
バスの中で読んでて泣いたわ。愛おしい…尊いわ夏神さん…。海里くんしっかり支えてあげてね…。
仁木さんが支えてくれても良いのよ。という淡い期待。
取り敢えずオムライス食べたい。
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201601/夏神さんの過去や本音が語られ、シリーズのターニングポイントのような巻だった。海里に頼られて喜んでいた兄がカワイイ笑。
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シリーズ5作目。
夏神さんの師匠がお店を閉店すると連絡があり、急遽、訪れる事に。海里は師匠の師匠なので大師匠だと緊張するが、師匠は夏神が海里に気を許してるので、これからもよろしく、と言う。久しぶりの再会で満足した夏神が最終日に手伝う事を約束して戻るが、その後道端で倒れた師匠が亡くなった事を知り、海里が今まで見た事がないほど動揺する夏神。
なんとか海里の兄や兄の友人を頼ってお葬式を出したが片付けるために店を訪れたら幽霊になった師匠が居て、、、。
夏神のルーツがだいぶ分かってきました。鷹揚に構えているようでも芯は弱くある意味海里の方が強い。
最後に店でみんなに食べてもらったあと、まだ成仏しない師匠は夏神を本当に心配していたんだなと。
卒業試験で作ったオムレツライスとチャーハンが美味しそうでした。そして、夏神を支えてくれる海里の存在を知って海里の強さに触れて夏神の事を托したんだと思う。
益々ちょっと気の弱い攻め×元気な受けで想像したくなるよっ!
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どうして毎度泣いてしまうんだろう。
そんなに深々とした構成内容ではないのになぁ。
師匠が突然死んでしまうのはホント悲しかった。
夏神さん切ないわー。
そしてもっと洋食作ればいいのに。
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シリーズ第5弾。今回は急死した夏神さんの師匠の想いを、夏神さんと海里+ロイドが叶える。
今まで小出しにしてきた夏神さんの過去がついに明らかに。夏神さんの弱さも含めてすべてを受け入れ、一緒に乗り越えようとする海里の優しさに、温かい気持ちになる。
そして今回の地元ネタはビゴの店にモロゾフのプリン、そしてモンテメール!あまりの小ネタに思わずおぉ!ってなった。
最後で夏神さんは自分の過去と向き合うことを決め、海里は芸能界への復帰も含め、身の振り方を考える。さて、今後どう展開するのか。
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師匠の登場でマンネリ化しそうだったシリーズに素晴らしいアクセントを加えることができた印象。
形は違えども、いろいろな作品に登場する職人の生き様には、いつも心を動かされます。
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シリーズ5作目。
悩み多き夏神に更なる試練の巻。
ずっとグズグズ泣きべそをかきながら読んでいたけど、爽やかなラストでホッとしました。
海里と夏神の絆がグッと深まり、責任を背負った海里はうんと成長しました。
ロイドとの漫才もキレッキレでした。
定食屋で頑張る海里も、将来の道筋が少しだけ見えた最後。どの道を進んでも、成長著しい海里はうまくやっていくのでしょう。
一番面白かった巻です。次も期待大。
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いつもはしっかりしたなつきさんの違う1面が見えた1冊。
なつきさんがなんだかんだで一番好きなのよね♡
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安定のイッキ読み(それでも大事に1章を読んでは休憩を挟んでみた)。
安定の面白さ!!
他の文庫に比べて半分以下くらいの厚みのせいか、この本の値段が480円になってる!!
(税別・・・)
せやけど、今時500円以下で文庫本が買えるのか~。すごいな。
そして500円以下でこんなけ楽しめるなんて、最高やな・・・。
著者の本はどれも好きやけど、一番を選ぶなら絶対にこのシリーズ。
これまた、普段から読書をする人もしない人にもお勧めしたい、読みやすいシリーズやと思います!!
さて、今回はついに夏神さんの過去が明らかになったね・・・。
終盤で、恋人さんの墓前へ行くかどうかの話になっていたので、まだまだ過去と向き合う機会はあるのかも。
対してイガは、美和さんの
「あたしの連絡先は消すな」
と、いう発言。もしかして、芸能界に復帰もありなの!?
ちゅうところで、終わってました。
ますます続きが楽しみ~。
作中の登場人物の言動はわりと著者の人生に比例するんじゃないかとこっそり思うのだけど、著者の本はとてもきれいな言葉を使うと思う。
有川浩氏の本でもそうやけど、どうやったら(他人に対して)そういう言い方ができるんやろうなあ、と、感心してしまう。
慇懃でもなくもちろん無礼でもなく。フレンドリーなのにちゃんと礼儀正しく、わかりやすく伝えている。
だからこそ、イガは対人スキルが高いなあって思う。私もこんなふうに、自然に気持ちよく他人へ言葉を紡げたらいいな。
妹さんとの出会い(?)を筆頭に、家族との関係を一歩前進させた淡海先生からの感謝を
「勿体ない」
と、いう夏神さんとイガに対して、
「僕の感謝の念は僕のものだから、そこは譲れないな」
と、答えたのも、なるほど。
そっか、なるほどな。感謝したい気持ちはこちらのものやから、どういう形で感謝を表すかもこちらの自由ってわけか。
当り前やけど、改めていわれるとなるほどと思ってしまう。
そういや今回もオールキャスト勢ぞろいやったかしら。
一憲さんと奈津さんだけじゃなくて、仁木さんも登場したわ。
仁木さんは前回にストーカーネタで登場したことは覚えてるけど、イガと居合わせた事件現場って何やっけ(笑)?
ほんで、そういや仁木さんは一憲さんのことがずっと好きでしたね!!
「すごいBLぽいよねえこのシリーズ・・・」
って思ってたら正真正銘のBL設定を放り込まれてたな!! ちょっと忘れてた。
ほんで、今回もお約束の涙腺を刺激する展開・・・。いやそこまでではないけど(どっちやねん)今回は師匠へ「へんこ亭」の最後の営業について許可をもらうための挨拶をするシーンが、じーんときた・・・。
いちいちいちいち書かなくても、夏神さんは船倉さんのことをこんなにも慕っているのだというのが伝わって、そんな船倉さんともお別れをせなあかん夏神さんを気の毒にも思うし、またそれを乗り越えようとする彼の姿勢にもじわっと・・・。
そんなふうにしんみりさせてくれるけれども、基本会話はボケツッコミの応酬なので、めっちゃ面白い。
イガとロイドの会話も面白いけど、夏神さんのツッこみも最高。
ザリガニのくだりなんて、声に出して笑っちゃった。
あとは八百万の神のくだりから、「石を投げたら神様にあたる」。
これも、当たらずとも遠からずかもな。
そもそもこのシリーズはイガの成長物語なのかと思っていたらそれだけではないみたいやし、それでもみんな少しずつ前へ前へと進んでいる気がするのに、なんでタイトルが
「最後の」晩ごはん
なんやろう? と、今更のように疑問に感じた・・・。
最後なの? 最後じゃないよね。
今回明らかになった夏神さんの過去だって、「晩ごはん」からスタートしてるのに、なんで「最後」の??
このタイトルがシリーズ全体の伏線やったらどうしよう。
著者はタイトルのつけ方が絶妙やから、なんか怖いわ。
タイトルのつけ方が絶妙やな、と、思ったのは「鬼籍通貨」シリーズやったけれど、今回はこの本も各章のタイトルが絶妙やった。
「最後の晩ごはん」シリーズでも、各章にタイトルってついてたっけ??
■■■■
■八寸
1 1寸の8倍の長さ。約24.2センチ。
2 懐石料理で、主客が杯の献酬をする際の取り肴(ざかな)。また、それを数種類盛り合わせる約24センチ四方の器。白木(しらき)製であるが、会席料理では塗りの木皿を使い、形も四角に限らない。八寸膳。
3 近世、上野(こうずけ)国・信濃国などから産した厚手の和紙。
■穂じそ
■たまさか
[副](「に」を伴っても用いる)
1 思いがけないさま。偶然であるさま。たまたま。「―めぐりあった好機」「―に旧友と出会う」「―の来客」
2 機会が数少ないさま。まれに。たまに。「―郷里に帰ることもある」「―の休日」
[形動ナリ]
1 まれであるさま。
「通ふ人もいと―なり」〈源・手習〉
2 めったにないと思われるさま。ひょっとしてそうなるさま。万一。
「もし天竺 (てんぢく) に―に持て渡りなば」〈竹取〉
■トラウザーズ(trousers)
ズボン。特に、男性用。
(2016.09.17)
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店長の師匠から、近々店を閉める、との連絡あり。
そしてその閉店の日を迎える事なく
師匠は肉体を失ってしまった。
完全に、というほど、店長の過去がきれいさっぱり。
言われて納得、な事が多々ある、店長の態度。
師匠は…ものすごく分かりやすく頑固者?
いやでもしっかりとしたお爺さん?w
そんな状態から一転、あれですから
それはもう堪えます。
そのせいか、兄の酔った勢い、の台詞が
ものすごくほんわかしてしまいます。
今回の心残り、はかなり大変でした。
やり遂げた感はありますし、最期までいけば
こちらもすっきり、でしたが…。
何だかこう、師弟っていいです。
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相変わらずごはんが美味しそう…!
巻末のメニューも話にそってるし
難しくないかんじなので作ってみたくなる。
夏神さんの昔の話に触れて、
より絆が深まった気がします。
次も楽しみです♪
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夏神さんの師匠の話し
毎度のことながら今回もジーン、ウルウルさせてもらいました。
海里とお兄ちゃんの関係も更にいい感じになってることにホッとしたり。
安定の美味しそうな料理もたくさん出てきて満足
2017.7.18 読了
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最後の晩ごはん第5巻。涙あり、涙あり、笑いあり。マスターの過去その2があったから海里は拾ってもらえたんだねえ、情けは人の為ならず。止まるところをしらない海里とロイドの主従コントやマスターと大師匠の漫才と、切ない大師匠との思い出や別れのバランス、海里の成長がうまい配分で一気読み。
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あろうことか、シリーズ中の
この一作を読み落としていた。
いつもながらの重いテーマだが
今回は特にロイドのバイプレイヤーぶりが
強く印象に残る。
無類の卵好き…さらにオムライス好きの私。
読み終えた時の飢餓感は半端なかった。
あー食いてえ。。と海里のようにつぶやいてみる。