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「泣きたいときに読みたいもの」「ほのぼのしたいときに読みたいもの」「笑いたいときに読みたいもの」なんかと並んでいつも思っている「なんだかもうこんな漫画はまるで読んだ事がない!という衝撃を受けたいとき」に読みたいもの、だった!これはまさにそれだった。感想の言葉がうまく出てこない。
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不思議でやさしくてなんだか少し笑える漫画。やくしまるえつこっぽい。でもナンセンスといった感じでもない。精緻でデタラメな珠玉の短編集!
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ちゃもに貸してもらった。不思議フシギ~~~。極薄い膜なのかなんなのか、感知できないほどの仕切りしかないしゃぼんのようなもの。幾多もひしめきねじれつぶされあわさりちぎれとおざかり続ける世界と言うもの。あまたの異世界。その中の生物無生物。世界も中身も常に動きあちらもこちらも周りの空気やなんやをまといひきずり通り抜けねっとりと混ざりゆくありふれた新しい日常。毎日帰ってきていると思っていたここも隣の家かもしれぬが今はわたしの家である。なーんちゃってな気持ちになる漫画でした。毎日毎時間毎秒違う空間へ異動しているのだ。だって時計の針は戻らない。ずっとずっと奇妙奇天烈摩訶不思議~
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東京の本屋に買いに行って、帰りの電車で(少しだけうとうとしながら)読んでいたのだが、正直どこからどこまでが本の内容でどこからどこまでが自分が見ていた夢なのかわからなかった。それくらいにはいい意味でおかしな内容。また装丁がとても好き。とくにカバーは、母が昔 実家から持って来た植物図鑑と同じ手ざわりで何と無くなつかしい感じがする。さわさわ
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ふわふわする読後感。わたしも地続きになってるロシアに行きたい。ザラザラするビニールカバーが昔読んだ図鑑のようでなんだか懐かしい。
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■足摺り水族館 (2013年8月、1月と7月)1冊目
足摺り水族館
完全商店街
すごろく
新しい世界
イノセントワールド
二〇一二年四月一七日の夢
足摺り水族館
冥途
スプートニク
無題
マシン時代の動物たち
足摺り水族館
君の魚
エンディングテーマ
彷徨と探検。つげ義春を思い出す。
のちに作者のflickrで廃墟好きと知り納得。
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真剣とふざけてるとの、今朝見た夢。そしたら町になってそこに路地がある。先に進むとさかなが居て、下校の時間だからチャイムが鳴った。なつかしい気持ちになってきちゃったけど、ここには来たことないんだよね〜なあんて考えていたら現実世界にただいま!
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【印象】
歩き回れ。研究する。
不思議も思議も見物する。
【類別】
短編集。14編。
不条理やオカルト的ファンタジー、少しSF。
ほんの一部に随筆や紀行も。
【脚本等】
物語としてよりも非現実世界の旅行記、あるいは日記として楽しむ方がよいかもしれません。
校長に関するくだりが好きです。実のない話を延々と聞かされるのって苦痛ですよね。あれ?
【画等】
各編それぞれで描画方法が大きく異なっています。
ロシア街や飛行船に惹かれました。
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『トーンのある世界とない世界』
規則的である事への嫌悪。悪意の細部。有益でない生産と保護と懐柔。色眼鏡を重ね合わせてみたら真っ黒で何も見えない。空よりも高く海は広がって、明日また会えますか?君は買ったばかりのマーガレットで花占いをはじめた。
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本日読了。
まさに「読む水族館」。
でも、海〇館や、須〇水〇園のように、
世界の珍しい魚を観賞する場所ではない。
水音に誘発された半覚醒の浅い夢だとか、
水の香りが呼び覚ます記憶のかけらだとかを投影する、
不思議な水族館。
寺山修司とかつげ義春とか
の世界に近いのかな。
でもさらに夢想的。
こういう作家さん
ほんと商業的にも成功してほしい。
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らくがきみたいなアートみたいなまんがだ。
なんでもそろう完全商店街があったり威力が強くて転ぶと危ない新しい小石が落ちてたり第二第三の京都タワーがあったりフランスパンひとつで生活はどうにでもなったり自由研究で中の生物を救うため自販機開発を手掛けたりレオナルドフィッシュの誕生に立ち会ったり、誰かの夢の中を覗いたようなぼんやりとした曖昧さとめちゃくちゃ感が、なんか変な本読んじゃったな…という喜びを与えてくれる。
なぜか高知に行きたくなった。
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雰囲気はガロ的というか、つげ義春的な感じ。ストーリーは初期の西原理恵子みたいな、ノスタルジックな感じ。画は、水木しげるのような雰囲気。とても惹かれる。
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あまりにも「ねじ式」なんだよなぁ…。
もうパクリのレベルで。
ねじ式を読んで自分にも描けるかもって思った人が描いた感じ。
頭に湧いてきた取り留めのないイメージをそのまま描き綴りました、ストーリーはいろいろ解釈してください、私天才でしょ的な、自己陶酔漫画の一種ですね。
頭に湧いてきたことをそのまま描くのは誰でもできるんですよー!
それをさらに練られたストーリーに乗せられる人がいて、その人たちが天才なわけで。
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なんと言うか
幻想的と言うには現実が薄皮一枚の向こうで近すぎる。
独特でとりとめが無いのに、生活臭のする。
そんな感じ。かな?
自分の住む部屋のま隣りの出来事。って位、
普通に素朴で当たり前で普遍的で不思議で謎。みたいな。
夢を日記にしてスクラップしたのに近い?
不条理なれどグロくもなくエロでもなく
無駄に不幸でも痛くもないところは好きだな。
ほのぼの と言っていいのではないだろうか。
ただ、とても魅力的で面白いんだけど
自分の好きなタイプとは部屋一つ違う感じ…
パケ買いしちゃったし かなり高価だったけど
あんまり後悔も無いのが不思議(笑)
ちょっと読んでみたい作品ではあるな~って思います。
漫喫とかレンタルで読めなさそうなんだもん。
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"『まさか自販機がひとりでに動き出すなんてことがありうるだろうか
見間違いではない…ああなんということだ』"[p.235_マシン時代の動物たち]
奇妙で静かな異形が沢山出てくる。特に魚。
付いてるカバーめっちゃ凸凹してる、と思ったけどこれもしかして水面か。