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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。連続殺人を予測した如月塔子ら警察の捜査もむなしく、第二の事件が発生。またも記された数字は、犯人からの挑発なのか。謎と推理の応酬の果てに彼女らが辿りついた、残酷で哀しい真相とは。
偶然が偶然をうみだし事件解決!後味スッキリのシリーズ物である。
相変わらず犯人の予想が付かず最後までドキドキしたわ。しかし、戸籍取り替えなんて実際有るんかいな?など若干違和感を感じながらもあっという間に読了。
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如月 塔子シリーズ、第5弾。
古いアパートの一室で、薬品で顔を消された遺体が発見された。そして、その遺体には、「27」という謎の数字が書かれていた。
遺体の身元が判明しないまま、第2、第3の事件が起こり
事件は連続殺人の様相を呈する。
いったい誰が、何の目的で...
そして、「27」、「45」、「63」と続く凶数は、何を意味するのか?
二転三転する真実、そして、最後に明らかになったのは、哀しくも深い親子の愛情であった。
何が正義で、何が悪か、難しい問題かも知れません。
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やっぱり塔子さんがどんどん頼もしくなっている。気付く所は気付けるし、落ち込むべき所は落ち込んでいる。とても難しい問題だと思う、私も、どうぞ、と差し出されたら素直に受けられるのかなって思う。自分の器の小ささを自覚できる人でありたい。どちらの父親も相当自分勝手で、生きることを強要されたような娘には地獄の真相だったのではないかと思う。それでも生きていて良かったと思える人生であることを祈りたい。逆恨み的な所もある犯人で、それ故にここまで残酷になれる事が怖かった。
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面白かったし 読みごたえがあった。
こんな切ない結末になるとは思わなかったなぁ。
初めてこのシリーズを読んだ時 塔子にはあまり魅力を感じなかったし 2作目3作目くらいまでは それが変わることはなかったような。でも いつからか どんどん魅力を増して イキイキと動き始めた塔子。体力的には 男性にかなわないけれど 女性に というか 塔子にしかできない仕事が少しずつ確立されてきたというか。まだまだ揺れながら 他の刑事には時に甘いと言われながらも 自分なりの立ち位置で犯人や関係者に向かい合う 決して器用ではない その姿勢に惹かれるのかもしれない。
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シリーズ第五弾。犯人、動機は予想できるもので捻りはない。分析班の活躍もボチボチという感じ。最後の一文はよかった。
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凶数の意味と犯人がしっかりリンクしており、謎を解く段階で犯人が浮かび上がっていく過程も自然であった。
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少し事件が読めてきたと思ったら意外と早くに事件が解決し、疑問に思った直後の展開が泣けました。
手代木管理官がどんどん嫌味になってきて困ってます。
次回作も楽しみです。
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シリーズ第5作目。 今回も相変わらず面白かった。
アパートの一室に男性らしき遺体。
顔や手が焼けただれた状態で、舌は切断され腹部には謎の数字が書かれていた。
なかなかセンセーショナルな始まりだった。
犯人はあてられなかった。
また結末で 戸籍入れ替える話も意外であった。
自殺して娘に心臓を移植
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シリーズ5作目。今回も面白かったです。
前4作と違って、犯人視点の部が挿まれないなぁと思ってたら、メインの件はこっちだったんだ…と。
63だけ違うんだろうな…とは漠然と思っていたけど、手代木管理官には申し訳ないが自首して良かったです。
如月さんがよく話しかけられてるの、鷹野主任とバディだからというのもあるんだろうな。一般市民としてはこのふたりだったら、大きくて威圧感あるザ・刑事な鷹野主任よりは親しみやすい如月さんに話しかけます。
如月さんに「再犯させず、ここで犯罪の連鎖を断ち切る」という目標が出来ました。続きも読みます。
…ドラマ、神谷課長が段田安則さん、手代木管理官が勝村政信さんだったんだ。
上司は早瀬係長の渡辺いっけいさんしかちゃんと覚えてなかったから、出演されてたのは薄っすら覚えてたけどてっきり逆だと思っていた。言われて思い返してみれば、確かに木村さんにちょいちょい話しかけてきてたの段田さんだった。
門脇先輩は平幹大さんが演じてらしたので、出演され続けてたら勝村さんとガンガン喧嘩してたんだろうか。それもちょっと観たかったです。
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老朽化が進むアパートの一室で、顔と両腕が損壊された遺体が発見され、遺体の腹には謎の数字が記されていた、警視庁殺人分析班シリーズの第5弾
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シリーズ第5弾。
東上野の空きアパートで見つかった身元不明の男性の遺体。
顔は薬品で焼かれ、胴体には「27」の数字。
捜査本部に召集された塔子は、いつもと同じ鷹野と一緒に捜査を進めるが、全く手掛かりのないまま、次の遺体が発見される。同じように数字が書かれているが、その謎も解けないまま、中盤まで物語は進んでいく。
これまでの4作で、早めに犯人が登場していることで、今作ではいろんな人が怪しく感じてしようがなかった。
しかし、事件の全容が明らかになると悲しい過去と子供を思う切ない親の気持ちが丁寧に描かれ、やはり今回も想像を上回るラストの展開だった。
今回は分析班の集合シーンは少なったけど、徳さんの着眼点などが際立っており、主人公の塔子だけでなく、やはり十一係の連携の良さを実感する内容だった。
いつも思うが、タイトルのつけ方が本当に絶妙。
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シリーズ5作目。
古い団地の空き部屋で顔の無い遺体が発見される。
薬品による爛れで表情がわからなくなっている。
腹部には27と数字が書かれている。
同様の手口で4件殺人。
そのうち1件は模倣で心臓移植を望む娘にドナーを送りたい医者の父親。
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単純な猟奇殺人事件ではないだろうと読み始めたが、予想のはるか上をゆく展開。伏線もあり、ドラマ化も想像される。面白かった。
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シリーズ5作目で単純に面白かった。今作は今までとは違い、犯人の顔というか気配が終盤まで感じられなかった点が新鮮で良かった。そしてメインで追っていた犯罪を飲み込んでいく展開に驚かされるとともにとても惹きつけられるものがあった。
また、鷹野に美味しいところを持っていかれてしまったが、塔子の刑事としての成長を強く感じた作品になった。
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如月塔子巡査と鷹野警部補と徳重巡査部長らは、顔と両腕を損傷された遺体の捜査を始める。遺体の腹に記載された数字。遺体の頭部や腕になぜ硫酸をかけたのか。第2の事件が発生して、またも遺体の頭部などに硫酸をかけられ、腹部には数字が記載されていた。真相は何なのか。次々と起こる連続殺人に警察内部の葛藤も描きながら如月巡査は同僚と共に真相に近づいていきます。正義感の強い如月巡査とカメラ好きの鷹野警部補の掛け合いが微笑ましいです。2023年1月17日読了。