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海賊しなくなった海賊漫画。
p.180からは、涙が出てしまったよ。
しかし、自動のこぎりからベアリングまで発明されていたのに、それが焼かれて無に帰しちゃうなんて、ね。
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雪の山中での、復讐者(ヒルド)と贖罪者(トルフィン)の緊迫感溢れるやりとり。第8巻まででは、トルフィンが復讐者の立場でアシェラッドと対峙していたのと、一種の相似形になっているのも面白い。
通奏低音として流れるキリストの教え、人を赦すことがいかに難しいかが、ヒルドの心情を通して伝わって来る。
回想シーンで、ヒルドがベアリングを考案していたけど、実際に実用化されたのいつぐらいだろう。回想シーンのヒルドはとっても可憐で可愛らいしいのに、こんなにも強面で猛々しいアマゾネスになってしまった原因を作ったトルフィンの罪は果てしなく深いと思った(笑
相変わらずの素晴らしい作画だけど、やられっぱなしのトルフィン一行に鬱憤がたまる巻なので、星は4つです。
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購入済み 読了
内容紹介
ヴィンランドに平和の国を作るために、まずは東方ギリシアで資金を得る必要があるトルフィンは、ノルウェー西岸からヨーロッパ大陸へ入る。そこで、巨大な熊に襲われたトルフィンたちを救ったのはヒルドというすご腕の女狩人だった。彼女は8年前にトルフィンに家族を殺された仇を撃つためにトルフィンを山に連れ出した。そこで語られるヒルドの壮絶な過去。雪辱を誓ったヒルドの放つ弩(いしゆみ)がトルフィンを射抜く。
(BOOKデーターベースより)
幸せだった時代があったからこそ、復讐心が強くなるのだと見せられた気がする。
これからどんどんテーマは「赦し」になっていくのだろう。
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「監視する」って事はヒルドもトルフィンらの旅に同行するって事なのだよね? ルールは違えど親の仇と旅をする復讐者、という構図はかつてのトルフィンとアシェラッドの関係を踏襲する風でそうなればまあ楽しみではありますよね。
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在りし日のトルフィンってあんな無愛想なのに、
アシュラッドの手下の皆さんは可愛がってますなー。
ヴァイキングってすげーコミュ強!
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農耕編終了後からあまり真剣に追っていなかったので、前巻までの記憶が若干曖昧になってしまっている中今巻を読んでの感想→トルフィンは死ぬべき。の一言で片付けていいと思うのが素直な所。この時代に合ってトルフィンがアシェラッドを殺そうとしていたようにトルフィンも狩人に殺されるのが自然のことのように思う。生きて償うとかむしがよすぎると狩人のに同調した。復讐に囚われた人間がそこから開放されるためにすべきことは復讐を果たすことも一つの方法であるように思う。赦すことも大事ではあるが、土壇場で狩人は父の言葉に従った。それはあくまでも狩人の判断であって、父の霊的な何かがあらぬ方向に弩を打たせたのではないと解釈したい。ここで家族の仇を、自身の人生の幸福の敵をとらずに彼女がどのように生きていくのか。彼女はどこに向かっていくのだろうか。ヴィンランドに国をつくる話よりもそちらのほうが面白そうだ。
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読了。面白かった。奥さんが受けたほどの感動はなかった。やはり始めの頃に感動したから、さらなる感動を期待しているのかもしれない。素晴らしい漫画であるのはわかる。
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昨日まで読んで知識を思い出させる、ヒルドの発明力。それにしてもトルフィン、いつ頃アメリカに着けるのかな。
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ヒルドさんかっこいいわぁ
ちょこっとアシェラッドが出てきたのもうれしい。
赦すって大変なことだね。トルフィンのこれからをヒルドさんがどう見るのか、どんな風に物語が動くのか楽しみです。
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ヒルドの復讐劇が描かれる17巻である。一冊にコンパクトにまとめながら、彼女の生きた反省が鮮やかに描かれ、その復讐の重みがまざまざと描かれた一巻だった。
そして何よりも、その復讐の重みを動かす言葉の重みは、やはりこの方(幸村さん)は凄まじい人だと再認識させられたほどに真っ直ぐ彼女を貫くものだった。彼女の怒りと、悲しみと、復讐と、そして赦しが、恐ろしくも色鮮やかに描かれて、今回も泣かされてしまった。
良い物語だ。本当に。これより上がないから、星五つで評価したい。
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じっくりと1巻以上使って描かれたトルフィンの過去との向き合い方
相手のヒルドが、不憫な生い立ちではあるものの、強い意思と賢明さを持ち合わせていて、良い父や師匠に恵まれていてかなり魅力的に写った
その分、トルフィンが赦される(猶予をもらう)という描写が、1巻掛けた分、何か尻すぼみというか、う~ん、性善説っぽくて勢いが落ちたように思った
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赦されない罪だと思う。死ぬことが償いになるわけでもないと思う。ヒルダの憎しみを受け止めて苦しみ続けることぐらいしか、できることはないんじゃないかな? どんな綺麗事を言ってもね。
復讐の女狩人・ヒルダに追い込まれ、狩られる寸前のトルフィン。平和な国を作ることが償いだとか言い出したけど、この残酷な世界で人を殺さずに国を平和にすることができるのか? 試練はまだまだ続きそうです。
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相変わらず巧いなぁ。
過去に両親を殺された仇を取ろうとするヒルドと、
生きて償いたいと思うトルフィン。
ヒルドの回想シーンに焦点を当て、
あまりにも唐突に幸せな生活が断ち切られた驚きと怒りをどこに向けて良いか分からぬ彼女の気持ちに寂しさを覚えます。
元々が素直な良い子だからなおさら。
トルフィンには仲間がいてくれて良かったな。
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「もし自分がヒルドだったら、父親を殺したトルフィンを赦せるだろうか」。きっとこの巻を読んだ多くの人が考えたのではないだろうか。私も想像してみたが、理性が憎しみや怒りの感情に勝てるとは思えなかった。復讐しても死んだ父親は帰ってこない、復讐は復讐を生むだけ。頭では分かってるのだが…。憎しみや怒りを自己清算できる自信はないなぁ。やっぱり感情ってやっかいだ。
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昔、トルフィンに家族を殺されたヒルドとの対決。ヒルドが父や師匠の教えを思い出してトルフィンにとどめを刺さなかった場面はジーンと来ました。ヒルドも恨みから解放されて幸せになってほしい。