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「3色ボールペン」など、ほかの著作で述べていることと
重なるところも多いが、コンセプト化の妙でそう感じさせないところが流石。
3が森羅万象を網羅するかどうかは別として
(五行とか四天王とか)
直感的に把握しやすい数であることは確か。
自分の行動や思考の精度を高めるために
意識的に3本柱に整理していきましょうというのが
本書の主張。
行動3原則や新人育成の課題など参考になる点も
多かった。
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アイデアの神が降りてくる「3」の思考法
斉藤孝
2016年1月30日第1刷発行
2017年7月8日読了
何かアイデアを出すとき、指示を出すとき、編集するとき、教育するとき、管理するとき、勉強するとき、レポートを書くとき、人生の生き方を分けるとき、目標を設定するとき、あらゆる場面で「3」に分けて考える。
すると大抵のことは解決する。しかも、分かりやすく、まとめやすく、覚えやすい!
「3」は万能であるということを色々な具体例を出して説明してくれます。
孔子が理想とする人物として掲げるのも「智仁勇」芸事の極意も「守破離」の3つ。新人の教育標語の定番「ほうれんそう」も3つ。三大○○も、ベストスリーも世の中「3」に溢れている。でもそれは「3」にはそれだけの魅力があるから。
何かを考え始めるときにまずは3つ考えてみるということを意識していくだけで、習慣化されまた説明にしても分類にしても取り掛かりやすいと著者は言います。「3」を前面に出した本。
良い思考法だと思うので意識しようとおもいました。
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なかなか独特で面白い内容。週を3つに区切って、それぞれやる仕事を変えるとか、人生を3つに区切って生き方を変えるとか。そして、自分も無意識的にあらゆることを3で考えていることに気付く。選択肢が2つの場合でも、お互い妥協できる3つ目の選択肢を考えるというのはどんどん実践していきたい。
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人の分析、自己のありたい人間像、仕事の目標設定、ものの分類の仕方、時間、居場所、人生。
すべて3つに区切って考えると思考力が自動的に推進され、ものごとを深く考えることができる、という内容。
簡潔でわかりやすく、日々の仕事や生活ですぐに実践できる内容にまとめられていてとてもしっくりきた。
個人的にはアレコレと考えすぎて目標設定が苦手なので、日常の小さなことからすぎに取り込んでみようと思う。
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本書を読み進めると、何でも強引に「3」にしているだけではないか、と思えてくる。でも、その強引さが重要だとわかってくる。「3」という形式で考えてしまうことに意味があるのだ。「3」という形式が思考に勢いを与えてくれる。思考に推進力を与えるきっかけが「3」という数字であり、形式なのだ。これを活用しない手はない。