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紙の本

国民全員が読むべき本

2018/10/04 10:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ababab - この投稿者のレビュー一覧を見る

本間龍氏の原発本とともに、原発報道について書かれた最も重要な本。
七沢氏はNHKのディレクターとしてチェルノブイリ事故など原発関連の番組を作ってきた。原発研究の第一人者と言ってよい。
中でも驚いたのは、原発番組の制作をめぐりNHKの上層部から執拗な圧力があったことが生々しく書かれていること。
たとえば、氏は1999年に起きた東海村臨界事故の原因追求の番組を制作したが、編集の段階から報道局科学文化部の記者から「放送すべきでない」などあからさまな攻撃を受け、放送の翌年(2004)に放送文化研究所への異動を命じられた。
また、その後七沢氏は2011年にETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図〜福島原発事故から2ヶ月」を作り、視聴者の圧倒的な支持を得たり国の内外で数々の賞を取るが、直後に上層部から「厳重注意」を受け、経営委員会では二人の財界人(JR九州会長と、後に東電会長になる経営委員長)から不当な批判を浴びた。それ以後、NHKでは原発報道は激減する(企業から広告料を貰っている民放は、「報ステ」を除いて最初から報道はないが)。
今日の日本人は原発や放射能のことをほぼ忘れてしまったが、本書を読むと、国民が原発事故を忘却し無関心になった理由がよくわかる。
氏は現在も放送文化研究所に属しているが、この本がよく出版されたものだと思う。「こうした事件だけでも、受信料不払いの理由に十分なる」といった人がいるが、日本国民は随分おとなしいと言うか鈍感だと思う。(もともと「受信料制度」は戦争直後の民放がなかった時代にNHKを育てるという趣旨でできたもので、「ドネーション(寄付)」の意味で作られた。それがいつの間にか「強制」になってしまった)

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2016/09/26 19:38

投稿元:ブクログ

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