紙の本
花房に正太郎、大接近!?
2016/03/02 10:20
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投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ史上、最もハラハラする作品だった。
つかみそうでつかみきれない花房がなんともいえなく面白い。
また、最近はほのぼのとしたものがなかったが、今回の最終章は笑えて、心の温まる章だった。
次巻にも期待したい。
紙の本
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
2016/02/28 18:31
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投稿者:豆大福 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正太郎の誠実さと優しさ、櫻子さんの残酷さと美しさがとっても素敵で、目が離せない作品です。
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櫻子さん、だんだん、フツーになってきてる?(笑)
あの時、彼女にかけた言葉は、含蓄があったな。
あれを言える大人は、なかなかいないと思う。
それにしても、冒頭の、ウルフの件はショックだった。
なんで、ウルフが。
今回の花房の意図は不明だけど、展開は足踏みだよねぇ。
だらだらしないで、しっかり決着をつけてほしい。
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第壱骨「狼の時間」は、正太郎君の誠実さが危うさとなりシリーズ内で一番緊迫感のあった内容だと思います。花房の『狼のように抜け目なく賢くあれ』という言葉が印象的でした。
ただ他の方もレビューにて書かれておりましたが、花房が救えと指示した人は誰であったのかがわからず、また重要なところで連絡が途切れるのもまた疑問が残りました。
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二人の時間も、標本に変えてしまえたらいいのにと思うけど、標本だって永遠じゃない。あなたは僕に、同時に失うことも教えてくれるんですね。
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正太郎くんがついにPhantomと直接コンタクト!そしてその指示に従って自殺サークルに同行するはめに。今回は久しぶりに面白かった。また、オマケの短編「午前四時のノック」も内海巡査が中心のサイドストーリーで面白かった。
前巻で登場した、中二病をこじらせたオカルト大好きで超恐がりなゴスロリ少女阿世知蘭香は、今回人物紹介ページにその姿が載っただけに終わるかと思っていたら…。本シリーズ中で最も好きなキャラ蘭香が次巻以降もっと活躍してくれることを心より期待する。
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シリーズ第9巻目
★ネタバレ大ありです★
今回は中編の「狼の時間」と短編の「午前四時のノック」の2作品。
第弐骨の「午前四時のノック」はお巡りさんの内海さんが主人公のお話でした。怪奇現象かと思いきや実は心温まる内容でした。
第壱骨の「狼の時間」は読んでみて、疑問点がいっぱい残りました。
・Phantom=花房が救えといった娘とはいったい誰だったのか?
・Phantomは実は正太郎を他の自殺者とともに自死させるつもりだったのか?(Phantomの真意がわかりません)
・青葉さんは怪しいの?
他の読者の皆さんはどのように思っておられるのかが気になります。
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シリーズも長くなってきました。
花房の正体がわからないまま、手の上で上手く転がされている状態が続いています。
うーん、何だかすっきりしない感じが今回はあって、複雑です。
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読み応えのある大きなはなしとほっとするようなゾクっとするような小さなはなしがはいってます。嵐の前の静けさのよう。
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冒頭えぐいんだよなぁ。前に出てきた正太郎の愛犬(うまくは行かなかったけど)ウルフの遺体の写真が送られてくるという猟奇的加減。
こういう部分はやっぱドキリとするし、目をそむけたくなる。
後半内海さんのぼんやりしたのが出てきて力が抜けるのでバランスがとれているのかもしれないけど。
途中内海が調子乗り過ぎてる感があったので、頭はたきたくなりましたけど(笑)
正太郎君は癒しみたいに感じているみたいですが、私は内海みたいなタイプは実際にいたらイラっとしそう。磯崎はよく我慢しているなって思う。
今回終わりがなんか今までと違って、本当に終わりっぽかったので、あれって思いました。
花房の件もあるし、まだ続きますよね?
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『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。
今回は中編と短編が一編ずつ収録されていますが、中編の【狼の時間】は、結局花房は何をしたかったのか分からず終いですし、賭けの結果も有耶無耶のままで消化不良。短編の【午前四時のノック】は内海巡査を中心に展開されていくのでスピンオフみたな話で櫻子さんの出番も少なく物足りないです。
また、花房の正体や櫻子さんの過去、正太郎と鴻上の関係などの進展もなくとても残念です。
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暗くて後味の悪い話だった。いいかげん変なメールや電話に関わろうとするのはやめてもいい頃合いでは?この年頃の少年では「僕が守る!」と思うのは仕方がないか。
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9作目~愛犬ウルフの解剖写真を送ってきたのはPHANTOMに違いない。携帯に掛けてきて自殺志願者サイトにアクセスしている「少女を救え」と指令を出してきた。人を殺しているのは男で、被害者は少女としか分からない。拒否すれば、櫻子に被害が及ぶというのだ。PHANTOMの指示で廃屋に連れて行き、誰も死なず殺されずに済んだが、少女と思っていたナズナが男で、何人も殺しているらしい。それを知った櫻子は怒り心頭。巡査の内海はアパートの階上の老人が風呂で溺れているのを発見し、蘇生を試みるが失敗。天井の染みが死体に見えてきて、新しい部屋を探すが、正太郎の母が紹介したのも死人が出た部屋で、朝、ノックをするのは誰なのか?~短篇の方は種明かしが単純で、長い方は複雑だけど、謎が謎を呼ぶ感じ?暫く振りで読んだから世界に入り込めないし、前までを憶えていなくて…
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図書館で。
少年はそろそろ自分が無力であると悟った方が良いと思う。そしてなんで誰もかれも少年を特別視するんだろうか。無力で思慮のない、ナイーブで面倒くさい子供なのにな。
磯崎先生のなんというかマイペースなナルシストぶりが好きです。あの不器用なやさしさとかも。
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phantomに翻弄される正太郎。なぜそうなる、と思いつつも彼が思った遺書の最後、櫻子さんへの思いは何て綴られる予定だったのか、と思うと若さ故の情熱と暴走と過信なのかな、と思います。櫻子さんも保護者的な視点から少し変わってあげられるといいのに・・・まぁ無理なのかな。花房の正体が少しは分かるかと思った中盤まで。結果として何も分からないままに終わってしまいました。何しか自殺願望の人達の理由は若干弱い気もしました。内海さんの引越し騒ぎはちょっと救われる温かさ。霊的現象なのかもしれませんが悪い霊ではなさそうです。