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テオの「ありがとう」ノート みんなのレビュー
- クロディーヌ・ル・グイック=プリエト (著), 坂田 雪子 (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:PHP研究所
- 発売日:2016/02/24
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紙の本
前向きな気持ちに
2016/08/25 13:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウィスパー - この投稿者のレビュー一覧を見る
身体の不自由な方の苦労はもちろん、どんな状況でも努力する前向きな気持ちに小学生の我が子達も感動した様子。
一度は図書館で借りましたが、手元に置いて読み返したいとの要望で結局購入しました。気に入ったところに線を引いたりしながら読んでいます。小学校中学年以上向けかなと思います。
紙の本
生まれつき手足が不自由な12歳の子を描く作品
2016/08/05 14:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ありがとう」の「数」をノートに書きとめる、というお話とだけ聞けば清々しい気持ち良さを感じることでしょう。でも、この話は、それだけではありません。
生まれつき体が不自由なことにより、人よりも多く「ありがとう」と言うことが嫌になった12歳が主人公だからです。だから、自分で出来ることを増やしていこうとするのですが、それでも「ありがとう」という機会が無くすことは出来ません。やはり、障害と向き合う必要があるわけです。そこで、「ありがとう」をノートに数えていくに繋がるわけです。
児童書を通じてだから向き合える話でしょうか。何も無い状態で障害について考えてみようとしても、とても深く重たい問題であり、向き合うのが難しいと思います。でも、本書があれば可能かもしれません。これが本の威力なのかなと思います。
最近は、児童書でも障害について考えさせる本が沢山あります。これまでは目を向けなかった題材だったかもしれません。
しかし、難しい。向き合うまでは出来たとしても、どう考えるべきかは表面的な回答というか、模範的回答をしてしまうような気がします。
「共生」、「インクルージョン」という考え方は理解できても、実際にクラスにある現実については本音と建前というのでしょうか。きれいごとを語り解決できるほど簡単じゃありません。
そう考えると、この手の本を子供と一緒に読むべきなのかを躊躇してしまいます。考え過ぎでしょうか。
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