紙の本
読みやすかった
2016/03/09 19:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナイロンスカートさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
他のBLに比べるととっても高いから、迷いました。
お話としては人魚のお話。伝説と伝承と南の島特有の信仰もありよく調べて作られたお話だと思います。
前半はあんまりですが、個人的に後半の物語がよいです。ラブは正義!!!!
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人魚と人魚と人間と。掟を破って陸に上がったロヒアウ、それを追って足を作ったスライ、島で出会ったアレックス。3人の想いが絡み合って切ないし熱いし、読後余韻たっぷりでした。焼きロブスター…。すごくよかったです。
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南の島を舞台に、失意の中島を訪れたアレックスと、島のガイドのスライ、そして二人にとって因縁の男バイスとの愛憎物語でした。
アンデルセンの『人魚姫』をモチーフにした人魚伝説を織り交ぜ、ミステリアスな儀式や島や海の情景などが妖しくも美しく描かれ、まさにロマンあふれる映画を観たような気持ちにさせられました。
なんと言ってもあの桑原先生の作品で、石田要センセが超美麗なイラストを描かれていて、それだけでもすごいのですよ…
なので、ちょっと期待しすぎちゃった感もあるんですけどね。
ステキだったのですが、何しろ雰囲気重視の話なので、主人公たちの切ない心情や苦悩があまり描かれていないせいでとても感情移入が難しかったです。
もっとスライの気持ちに寄り添って涙を流したかったです…
アレックスがスライを好きになるのが性急すぎたのも、読んでいて彼の気持ちに追いつくのが大変でした。
一番の失望は3Pじゃなかったところ←
てっきりそうだと思ってドキドキしてたら…残念ww
アレックス良い人なので、図々しくバイスが割り込んできても大丈夫そうだと思ってたのに。
本編のラストはそうくるとは思わずびっくりだったんですが、お口直し?的な後日談のロブスターで笑いました。
人魚ものは、小説にしろコミックにしろ色々秀作が出ているので、どうしても比較してしまいます。
作品のボリュームに対して価格が不適切かな…と。ノベルサイズだったらまだ納得でした。