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「きみが うまれたときの はなしを しようか」おとうさんが話し始めたのは、6年前、家の前の交差点に恐竜が座っていたってこと。まさか、と思うような話だけど、リアルな絵を見ているうちに、なんだかうちの外にも恐竜がいそうな気がしてくる。そうだったらいいな、と想像がふくらむ絵本です。
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表紙では思いもかけないけど、クリスマス絵本。タグをつけるならば、恐竜、誕生日、生まれた時、などなど。
ママが病院にはいって(すぐに出産というわけではなく、わりに長期間入院している)パパは一人で待っていた。マンションの上のほうの階の部屋で、食事をしていると、窓の外から恐竜が顔をのぞかせて、パパのサラダを食べていった。
部屋の窓から見ると、恐竜は交差点の真ん中で座っていて動かない。
パパはその日から恐竜のためにキャベツを毎日30個あげて、うんちの片付けもしてやる。恐竜となんとなく心を通わせるようになったクリスマスの日、小さなツリーを見せてやると恐竜のおなかの下から小さな声が聞こえる。恐竜も卵をあたためていたから、交差点で座っていたんだね。
恐竜はパパを背中に乗せて・・・
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ある朝、家の前の交差点に大きな恐竜が座っている…。
突拍子もない話だけど、だからこそ息子も夢中で読み入っていました。パパと恐竜の交流を描いたほのぼのとした展開です。(4歳3ヶ月)
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2017.7.6
子どもの誕生日。お父さんが息子に生まれた時に起こったあるおはなしを語る。突然現れたきょうりゅうとのおはなし。お父さん、お話作りの天才!ぶっ飛びすぎず、でもファンタジーでおもしろい、とてもいい感じのおはなし。
きっとこの息子が恐竜好きなんだろうな。こんなお父さん、いいね。うちの息子もお気に入りになりました。
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子どもが生まれる直前、ひとりで家にいたらきょうりゅうがすわっていた・・・って、なんかすごいシュールだなぁ。もうすぐ子どもが生まれる、かつママは病院っていうのに、けっこう何日も居座ってる感、あるし。絵柄とあわせて、不思議な話だった。
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ある日突然やってきた恐竜。交差点に居座り、キャベツを食べる。淡々と進むお話だけど、同じような境遇の人間と恐竜のほどよい距離の交流が、なんだか心地よい。木の板に描かれたような渋めな色味の絵が、馴れ合い過ぎない両者の雰囲気そのままのようで、妙に印象に残る絵本。つかず離れずって、悪くない。
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「きみが うまれたときの はなしを しようか」というお父さんの一言から始まる奇妙で味わい深いお話。
出産の少し前からお母さんが入院してしまい、マンションで一人赤ちゃんの誕生を待つお父さん。そのマンションの前に突如現れた一頭の恐竜。
キャベツをたいらげる姿に「草食きょうりゅうか…」と分析する息子w
恐竜がずっとそこに座っていた理由は…。
言葉を交わすわけではないのに、優しさに優しさで応えるお父さんと恐竜の束の間の心の触れ合いに癒される。
男の子も恐竜の子も息子も本日6歳。その偶然に親子で「おぉ~っ」と興奮w
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美術館の原画展で惹かれて購入。
恐竜好きっていうのももちろんあるが、板に描いた原画がマグリットに似せてあり、引き込まれる。
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理屈とか現実とかが頭から離れない私。
絵本を読むときはそういうのを一掃しないと!と思った。
お母さんの出産前の入院が長そうだな、トラブルでもあったのかな。
何で急に町に恐竜が?!でも草食恐竜でよかったね。
しかも町の人達は早々に見慣れてしまっているね。
せっかく恐竜が交差点にいるのに!
子供の誕生と恐竜とクリスマスがどういうつながりなのか分からない。
以上が読み聞かせしながら考えてしまったこと。
あぁ、もう私は夢や想像、創造からかけ離れてしまったんだね!
反対に子供は気に入って、何度も読んでーと持ってきた。
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いや、キャベツで足りますか??と思ってしまった。読み返せばちゃんと卵も描かれていて、恐竜博物館に行って以来恐竜大好きな娘、大喜びでした。(6歳)
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▶息子の六歳の誕生日に父親が語る。▶ある日きょうりゅうがやってきて街なかにすわりこんでしまった。▶父親ときょうりゅうがの交流。▶ずっとすわりこんでいるきょうりゅうはにちじょうの風景となる。▶きょうりゅうがすわりこんでいた理由は?
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「君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ――。自分が生まれたときはどうだったのか、子どもたちは知りたがります。そんな疑問に、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。」
地味で静かなお話だけれど読んでいてすごく幸せな気持ちになった。きゃべつ一日30個って、月にエサ代いくらだろうとか考えてしまった 笑
この話はパパのおはなしなのだろうか。ほんとうに出会ったのだろうか。
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ルネ・マグリットの絵のような、白雲が浮かぶ青空をバックに座る、悠々とした恐竜(ブロントサウルスでしょうか)が、何とも可愛い! 「パパ」は、座り込んでいる恐竜に、毎日キャベツを30個買ってきて与えます。そして、クリスマス、「パパ」がパパになり、恐竜は、なんと…!
温かな気持ちになりました。素敵なクリスマス絵本またはお誕生日絵本と言えると思います。