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家裁調査官。少年。自動車事故。加害者。被害者。恨み。ジャズ。『チルドレン』の続編。やるせない事件が起こった時、自分はどの立場からその事件をみることになるんだろう。許せないって気持ちと、許してやってほしくなる気持ちと、ずっとせめぎ合って、答えが出ないままのこともたくさんある。善と悪とに分けられないこともいっぱいある。棚岡佑真という少年の名前が知人の名前に似ててドキーン。
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「チルドレン」の続編。
前作では連続短編集だったが、今回は長編。
今回も正解がない重いテーマではあるが、陣内がいることで重すぎることなく、しかし考えさせられる。
永瀬・優子・ベスの現在はわかるが、鴨井はどうした?
3人が集う特別な集まりの意味は?
気になる。
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殺意を抱いてたのは事実な訳で、それで結果的に殺した事が誰かの役に立ったから、じゃあ良かったねなんて済む訳なくて。何が正しいのかなんて、誰もわからないよ。陣内のキャラで緩和されてるけど、結構重い話。
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チルドレンの続編。相変わらず陣内いいねー!ハチャメチャで素直で気持ちがいい愛すべき変なヤツ!!!伊坂さんはいつも軽い書き方で重大なことをテーマにするよね。悪気がなくいいやつだけど事故で人を殺してしまった人、殺意があって事故を起こしたけど、未遂ですんで人。どっちが悪いのか。難しい。。。キチンと反省してても前科があるというだけで世間は受け入れなかったりさ。本当に難しい。誰がどうやって見極めるのか、とかね。怖いなぁ。
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難しい、厄介だ、困った、
明確な答えはないけどそれでも判断しなくちゃいけない。全力で向き合って、全力で生きてくことしかできないんだな〜と思った。
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チルドレンから12年ですか・・・
感慨深い。
陣内さんのキャラクターは健在で、武藤くんとの掛け合いも変わらない。
ただ、今回は事件が重い。
陣内のキャラクターのおかげで、救われないまま終わることはないけれど、永遠に答えの出ないテーマであることには変わりない。
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初めて読んだ伊坂作品は「チルドレン」だったし、一番好きな作品も、だいぶ迷いはするけど、やっぱり「チルドレン」なので、「サブマリン」はとても楽しみに読みました。陣内さんは勿論のこと、永瀬さんが好きなので、また会えて嬉しかった。重苦しく逃げ道のないテーマにも関わらず、カラッと明るく感じるのは、彼らが相変わらず「大人」だからだと思う。本当の子どもの世界は、自由じゃないからかどこか暗いものだから。
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チルドレンの続編と言われても…チルドレンを思い出せない笑
読んでると,あー家裁調査官の話ね,陣内さんね,とうっすら
いろんなところで人がつながってるあたりやっぱり読んでいてい心地いい。陣内の不思議だけどどこまでも誠実なところとか。やり直そうとしている人にはちゃんとチャンスが与えられるといいなぁ
もう一回チルドレン読んでみよう。
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伊坂らしい。チルドレンより面白いかも!?
陣内のキャラがかなり発揮されてるし、永瀬も活躍するので大満足!
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うーむ。チルドレンの続編。家裁調査官もの。チルドレンは連作短編だったけど、今回は中編1作書き下ろし。一言で云えば、中途半端。それなりに面白いとは思うけど、伊坂幸太郎が期待されているレベルではないし、この内容なら短編でいいんじゃない、というような内容。伊坂幸太郎の最近の書き下ろしは、中途半端な感じがぷんぷん漂って少し残念。何か新しいことしたいけど思い付かず、出版社との付き合いもあるので取りあえず以前の続編書いておきました、的な。そう言うこともあるし、それも仕方ないとは思うが。自分が書きたいものじゃなくても、期待されるようなエンターテインメント小説もコンスタントに書いて欲しい。
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あれから12年も経つんだね。会いたかったよ、陣内くん。
けど、12年も経って40半ばになって、主任なんかになっちゃっても陣内くんは陣内くんで嬉しい限り。
今回もいろいろいいこと言ってるんだ。言ってるけど、言ってることとやってることがアレでねぇ。だって唐揚げだもん。なのにこんなに熱いんだ。
「唯一おまえたちが覚えておいたほうがいいのは相手の大事なものを蔑ろにするな、ってことだ」
「全力投球をバカにしてくる奴がいたら、そいつが逃げているだけだ」
大好きだよ、陣内くん。
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もう陣内に始まり、陣内に終わる。そんな話でした。
あんな人間が近くにいたらうんざりするだろうけれど、それでもあの人ならどうにかしてくれる、こんな時あの人ならどうするだろう、と考えずにはいられない。そんな人物だと思います。
から揚げのくだりはウケた。
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世の中、絶対に正しいことなんてなくて、惑いながらも、正面から少年たちに向かい合う。そんな彼らの姿は格好いい。
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文句なしに面白かった!
テーマそのものには考えさせられることが多かったけど、それなりに「ほんわか」とまとめられている。
「誰が悪いか?」ではなく、「これからどう生きるか?」を強く求めている本だと思う。
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久々に登場の陣内がいい意味で変わっていなくて一安心。永瀬も相変わらずでいい関係だなぁ、とあらためて思う。話を広げすぎて、すべてを畳みきれていないままに終わってしまったのがもったいない。