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「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか(ちくま新書)

「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか みんなのレビュー

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紙の本

冷徹な一撃か、若者への檄文か

2016/02/21 23:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「反安保のデモ、盛り上がってるなぁ」って感じていて、最近じゃ「民主主義の危機が!」みたいな書籍が多くなりました。しかし、日常生活を送っていて、あんまりピンときません。アベノミクスに賛成していたけど、安保にも賛成票を投じた「抱き合わせ販売」みたいな部分で、なんともなぁって考えておりました。

原発や安保に反対するデモは多くの人を巻き込みました。週末なんかに時間を作って参加するほど、デモは敷居が低くなりました。なんか時代が動いているのか?って感じですが、しかしその上のフェーズを考えたら、リベラルの弱さが露呈します。

安倍政権に原発や安保の撤回をせまるカードをリベラルが持っていないんです。大正初期のデモの成功は、その7年前のデモが暴徒化し、日比谷焼打ち事件があった印象があったとしています。言論の不自由さがあった時代です。

今は、デモへの参加への抵抗感が薄まっていますが、権力の側からしたら逮捕者を10名ほど出したら蜘蛛の子のように散っていくと分析し、自公は3割が組織票で、10万人のデモで潜在的に多めに見積もって2000万の声があっても、3000万の組織票には届かないリアルがあります。

自主的でクリーンなイメージのあるデモの前に「人命」を盾にデモ礼賛をされたら私たちは何も言えません。私たちは仕事があるので、立場のない人は気軽にデモに参加できますが、その身軽さゆえに政治的結集という部分には結びついていません。

ということで、知識人には次のフェーズに向かうには組織化や交通整理が必要です。しかしリベラルはデモ当事者を持ち上げますが、次のステップが見えてこないので、政策担当側に足元を見られ、彼らの票がなくとも勝てる算段がついているので、譲歩の「じ」の字も出てこないのが現実です。

リベラル論客はリアルな勝ち負けよりもデモという行為自体に自分の考えを照らし合わせ、脳内バーチャルで満足しちゃっていると論考します。彼らにとっての民主主義が宗教として他者を想定しない世界なら、なるほどです。

反原発やデモにおいても、どこまでの譲歩が可能か?という優先順位が外からだと見えてこないし、ここを突き詰めるとデモ参加者の敷居が高くなるというジレンマがあります。

とはいえ、浅羽さんは、反戦を考えるなら大東亜戦争じゃなくて、国際世論におさえて日本も参加したシベリア出兵とかフォークランド紛争から戦争を捉えなおしてみては?と問いかけ、単なる「リベラルディスり本」じゃないバランスのよさが垣間見られます。

政策は結局、未来という不確定要素を変数に抱えるから知的分析が限界になったら、あとは「賭け」になっちゃうけど、私たちはどこまでを容認できるか?が鍵になると思われます。反戦や反安保は弱者という立場上、責任を問われることがないいわば「安全区域」にいるのですが、現実には、世論調査では原発を関心のある政策課題と考える人は8%にも満ちません。

どんな言葉、どんな立ち振る舞いでリベラルは脳内バーチャルにとどまらない現実世界での道しるべを見出すか。カジュアルなデモから見えたのは、全国規模で見たら、募金をお願いしている若者を通り過ぎる圧倒的多数の通行人の多さなのかもしれません。

リベラルにとって耳の痛いお話ですが、避けては通れない問題ですので、逆に考えたら、闘争の参考書としてリベラルにとっても良書だと言えます。

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2016/04/18 21:27

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2016/02/13 19:17

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2016/04/28 02:15

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2018/02/08 12:40

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