紙の本
元気と勇気をもらえます
2019/01/12 07:24
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心が弱ってるあなた。どうしても一歩前へ進めないあなた。この物語を読もう!心が弱ってる方には元気をくれて、一歩前へ進めないでいる方は、ちょっと勇気をだして一歩前へ進めるかもよ!深く考えないで、生きていること、その事じたいが大切なのさ。継続は力。当たって砕けろ。なんとかなる。そんなことを教わる物語でした。めちゃめちゃなおっさんがご当地アイドルを結成させて、すったもんだするという物語。何か気づきを与えてくれて、ラストは涙腺崩壊の素敵な物語でした。
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正直、ここまで心を揺さぶられるとは、前半部分では思わなかった。
でも、心の底から読んでよかったと思う。
震災絡みって、重くなりがちなのに、底抜けに突き抜けた感じがいい。
ちょっとぶっ飛んだ男サトケンが、地元気仙沼でアイドルグループを作ろうとする。
巻き込まれたのは、10年間東京でプロのミュージシャンを目指したリュー。
物語が、そのリューとグループの1人になった詩織の視点で語られる。
主人公とも言えるサトケンが語り手にならないことにも、大きな意味があることが終盤で明らかになって、加速する展開に、最後まで一気に読み進んでしまった。
あとがきで、モデルとなった人達がいると知って、本当にびっくり。
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震災の爪痕も生々しい気仙沼に誕生したアイドルグループの実話。
震災で被害の大きかった地域で、如何に
して希望を見出だし、元気を出して行くかを、作者が分かりやすく伝いてくれています。
サクッと読み終わるのかと思っていたら
、終盤はちょっと辛い場面がありましたが、元気を貰いました。
震災後5年がぎましたが、なかなか復興が進んでいないのが現実かと思います。
自分の親戚を含めて、被災地の人達の気持ちに寄り添い続けたいと思いながら読みました。
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気仙沼って震災で津波がおきて、大火災になっているのをテレビでみた記憶があります。
本書はどこまでがホンマかわかりませんがSCK GIRLSがモデルになったとのこと。
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2011年11月、宮城県気仙沼市にローカルアイドルグループが誕生した。その名は「KJH49」。これは、一つの夢に情熱を注いだ大人たちと少女たちの、笑いと涙の物語である…。と、テレビドラマのナレーション風に紹介してみたけれど、映像化したらとても面白そう。読後に強烈な印象を残すのがプロデューサーのサトケンさん。一見ハチャメチャだけど、その熱意と行動力はホンモノ。なぜ彼は急ごしらえで素人アイドルグループを作ったのか。その理由が泣かせる。しかも実在のモデルがいるとは!
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#読了。
震災の傷が残る気仙沼で、風変わり男サトケンはミュージシャンの夢破れ東京から戻ったリューとともに、ご当地アイドルグループ「KJH49」を立ち上げる。何度も衝突しながらも、東京を目指し奮闘するが。。。
熱く、ときにコミカルに語るサトケンだが、実話だったのには驚いた。実在するグループの卒業生には、全国区で活躍する少女も。
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紙より真っ白なMJ。サトケンさんだめだ泣かされた。「やりたいことをやりゃあいいんだよ。ケツは拭いてやるよ」
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ネットで悪口を言う人に対して「嫉妬してるんだ。かわいそうな奴らなんだ」「世の中そんなに捨てたもんじゃねえぞ。奴らだってわかる日がくる」そんなふうにひどいことを経験して踏ん張っている気仙沼の方に言われたら信じよう、と心から思います。
生きていてくれたらそれだけでいいってこんな思いをしてやっと辿り着く気持ちなんだとすごく重くずしんと伝わりました。
阪神や、今熊本の痛みを我が事のように感じて、再生していく姿を手放しで応援する人がいます。
どうしても書きたいと実話をもとに明るく躍動感のあるストーリーにこめた五十嵐さんの思いは確かに届きましたよ。
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あまり先のことを考えず、今を見つめているところがいいのかな?
何かをやろうと思って即座に実行に移し、それを続けていく。始めるのは、「えいや!」っと割りと簡単にできるけれど、それを続けるのは難しい。それをやっているのだから、それだけで価値があると思うな。
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この本にはモデルがある。
そう、断り書きがないと完全なフィクションだと思われてしまうほど、この本の登場人物は熱い。
一種の伝記といっても良いのではないか。
もっとも、人物像や話した言葉は作者の五十嵐貴久さんが作り上げたものであろうけれども、そのくらいでないとこのような偉業は為しえなかったのではと思えてきます。
震災後のお涙ちょうだいストーリーだと思って読むと全然違う事を思い知らされます。
サトケンさんの人生訓が詰まっています。
勇気と希望をもらいました。
全ての人に読んで欲しい本です。
引用を書いていて、卒業式で聞かせたい言葉があると思いました。
SCK GIRLSの皆さんとスタッフの皆さんに感謝!感動と明日への力をもらいました。
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今やらなきゃ終わってしまう。
失敗してもいい、怖いものもない。
とにかくやり抜くことが生きること。
恐れを知らない男と、それに突き動かされる人々。
なるようになる、どうせやるなら思いっきりやろう!
って思えるようになるには、強い意志が必要。
とにかく、自分が必要。
自分がやりたいと心から思ったことなら、思いっきりやれる。
実際のモデルがいるお話だけど、とても綺麗にまとまっていて、安心して読めます。
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東日本大震災後、気仙沼に誕生したアイドルグループの実話をベースにした、笑いと涙の青春エンタテイメント。3.11を扱った小説は今までにたくさん読みましたが、本作が一番腑に落ちたように思います。人ってやっぱり強い。
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頑張る女の子たちがとても可愛くて愛しくなる本でした。
とにかく応援したくなる!
頑張れ!頑張れ!と思いながら読み終えて、その後にパワーを貰えた作品です。
頑張る女の子ってカッコいい。
現実問題としては、アイドルでなくても何かがむしゃらに頑張る人っていうのは、カッコいいし気合いの入り方も違う。
サトケンさんの
「やれないんじゃない。やらないんだ。本気出してみろ」
という言葉がじーんと胸に残ります。
当たり前みたいな言葉だけど、サトケンさんだからかな、分かる。
実物のアイドルですが、興味深いですね。
音源出してるのかな?
こんなふうに引き込まれるアイドルグループの、辛いし悲しいけど頑張る女の子たちの実話です。
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大震災のショックで仮設住宅に引きこもるようになった女子高生が
東京で夢破れて地元に戻った男が
ご当地アイドルグループを作るという一人の男に担ぎ込まれ、背中を押される。
実在するアイドルグループをモチーフとしたフィクション。
【図書館・初読・10月19日読了】
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4つでもよかったかなと思っている。
リューのネガティヴ感がちょっとウザかったけど、さとけんさんのキャラがそれを上回っていて素敵だった!
五十嵐作品他のも読んでみたくなった。
ってことで星4つにした(笑)