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ソクラテスが現代に来たら?という仮想世界での対話篇。友達、恋愛、仕事、お金、結婚という5つのテーマで議論される。
会話のレベルが自分が求めているものとは違っていた。内容としては善い生き方とはといった内容で、自分自身がどう生きていくか、何を大切に生きるか、自分以外を大切にできるかといったものだった。
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専門用語がないうえ、読みやすいし、読んでて一緒に考えさせられる。
多分ソクラテスの魂がサラリーマンのところに降臨したんだ笑
ニーチェ、アドラーに続くソクラテスブームを期待。
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仕事、人間関係、お金、恋愛、結婚の5つに視点が絞られており、分かりやすい。かつ、現代人のサトルとの対話形式話が進んでいくので、言い回しも簡単で使っている言葉も堅苦しくないので、とてもとっつきやすい。
大事なことは合間合間に1ページ使ってまとめてあるので、読み終えてから振り返るのにも便利。
なるほどと納得しながら楽しく読めました。
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cakesの連載で知り購入。
ソクラテスがこの本を通じて伝えるメッセージが、最近の自分の考えと共通するものがありウンウンと頷きながら読んだ。
関連書籍もあたってみたい!
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オーディブルで聴いてみました。うだつの上がらない?サラリーマン、サトルのfacebookにソクラテスという謎の男からの友達申請がある。サトルが好奇心に誘われリアルに会いに行ってみると・・・・。
という最近ありがちな?パターンから、現代的なサラリーマンと古の哲学者が侃侃諤諤、語り合うというお話。
あまり期待せずに聴いてたんですけど、予想外にオモロ本でした。
そもそもソクラテスって、どんな考え方をしていたんだろうって、全然知らなかったので彼の天然気味に語られる哲学がワタクシにとってはとても新鮮。
例えば「愛」と「恋」の違いについて。
これはサラリーマン、サトルがどうせ一生同じ人を愛し続ける事は無理なんだから、結婚式での愛の誓いは意味がない!といっていた事に対するソクラテスの反論。
「恋」とは『状態』であっていわば自然現象。
対して「愛」とは人間が意思を持って行う『行為』。つまり恋を冷めるかもしれないが、自らが「愛」という『行為』を続けるという決意を示すのが結婚式での誓い。
だから大変意味のある行為なんだ!というのが、ソクラテスの主張なんですね。
本当にかの哲人がそう言ったのかは、わかりませんが、それを聴いてワタクシは、なるほど、なるほど、と首を約10回ほどブンブンしました。そんな感じで、結構、天然にソフトにソクラテスが、読む人、聴く人に新たな視点を与えてくれる、拾い物の一冊。
2017/04/08 14:50
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人が生きる上で、仕事、人間関係、お金、恋愛、結婚についての悩みはよくあると思いますが、多くの人は悩みを抱えて生きているようにも思えます。
ソクラテスは、よく生きるとはどういうことか、という問いから思考が進みます。
同じ事象でも、視点を変えたり、考え方を変えれば、全く異なる見え方になるということは理解できました。
対話という形式は、素人が哲学に入りやすい形だと思っていましたが、そうではなくて、人の悩みは対話の問答を通じて、より深く理解しやすいものだと思いました。
誰かを幸せにする人間になる、という考え方は、ボクの向かう方向を確認させられる言葉になりました。
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面白い!!!ソクラテスのエッセンスを取り入れつつ、現代的な話題で対話が進むので、自分ごととして考えることができる。
結局、大事な原理は共通で、善く生きることを探求し続けるべしということなのだが、サトルとソクラテスの対話を聞いて、有益な気づきがいくつかあった。
今一度、その行為は善く生きることに繋がるのか?を思考し、行動を選択していきたい。
また、善く生きるというのも、ビジネスと一緒で仮説→検証の繰り返しなのかなと思った。
〇〇とは何か?
〇〇であることに付随する性質を答えるのではなく、〇〇であることを答えるべし。
■友達とは何か?
友達は愛されるものの一種
↓
愛されるもの
①利益になるもの・・それ自体としては愛されず、それがもたらす他のもののゆえに愛しよ止められるもの
②快いもの・・それが与えてくれる快楽や心地よさゆえに愛し求められるもの
③善いもの・・それ自体のゆえに持ちたいと望むもの
↓
善いものとして愛する
=誰かのことを自分の損得と関係なく愛すること。その人の幸福を一緒に喜び、その人に不幸があれば慰めたり、手助けしたりしてあげたいと思うこと。
↓
本当の友達
=相手を善いものとして愛する関係性が、双方向的かつ全人格的に成り立っているということ。
■本当の友達を得るには?
まず自分が、善い人になることが必要。
■恋とは何か?
人は自分の内にあるものは欲求しない。
↓
自分に欠けているものに対して向けられる欲求の1つが恋心。
↓
相手にとって容易に支配できる存在である時に、その相手が自分に対して恋心を抱くことは決してない。
■汝自身を知れとは?
他者の欲求を満たすことを、自分の関心の中心に置く。
↓
自分の魂を傷つける。
↓
被害者意識が強く、何でも人のせいにする身勝手な人間になる。
↓
自分が何者であるのか、自分がどんな存在になりうるかを、妥協せず徹底的に探求するべし。
↓
汝自身を知れ
=自己についても、世界についても、自分は大切なことは何ひとつ知らないという自覚を持ち、己のあり方を謙虚な姿勢で吟味し続けなければならない。
■人生を生きる上で大切な指針
①自分をごまかさない
②他人におもねらない
③どんなときも最善を尽くす
■恋と愛の違いは?
恋は状態であり、愛は行為である。
愛
=誰かを大切にする、慈しむ、その人のために何かをしてあげたい、その人がいてくれていることに感謝するなど、自分が行う事柄のこと。
■結婚
自分は結婚を通じて、相手を幸せにできるのかを考える。
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結婚とはコスパじゃなくて
私が幸せを与えるもの
与えたいという心が重要だと納得した
就活のところ
身体が健康であること
魂が優れたものであること
〜のようにみえる、見えるように頑張るのは変
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善く生きるとは
仕事、金、子育て、人生は様々なものに影響される。ふとしたときに「善く生きる」ということを忘れそうになったとき、この本を読んでみた。
気付き
・人生に影響してくるものは多数あって、判断に悩むことは必然である。しかし、「善く生きる」を基準に判断すればよい。善く生きるとは、自分の魂を大事にすることである。自分の魂を大事にするには、常に正義に従うことだ。不徳は自分の魂を汚すことになる。だから、いくら金が稼げそうとか、自分が有利になりそう、といった条件があってもそれが少しでも不徳ならば自分の魂を汚したことになる。
・恋と愛の違い。恋は事象であり、愛は行為である。だから博愛というものは何よりも尊く、同時にみんなから尊敬される。恋を愛へと昇華させよう。
・結婚とは愛の契約。契約は守られることで、自分への信頼、満足、自分の意志の強さの証明等となり、人生が成功しやすくなる。逆に契約が破られれば、上記とは逆の事が起こる。結婚の誓いを夫婦二人で守ることは自ずと人生の成功への道しるべなのだ。